部紹介

科学部

第25回環境甲子園で優秀賞を受賞しました

 12月7日(日)、東北大学青葉山キャンパスにて開催された第25回環境甲子園に参加しました。


東北地域の高校生が集まる大会に臨む緊張感と、「桜色の未来」の取り組みをしっかり伝えようという意気込みが表情から感じられます。

スクリーンには桜の高温・乾燥・塩害への対策として行ってきた実験や地域での活動写真が映し出され、白衣を着た生徒たちが研究の成果や社会的意義について堂々と説明しました。会場の高校生や審査員に向けて、探究の成果を力強く発信しました。

表彰式では、「優秀賞」を受賞しました。ステージ中央には賞状を受け取った代表生徒が立ち、その周囲をメンバーが囲み、喜びと達成感に満ちた表情で記念撮影が行われました。科学的な検証と地域協働を両立した取り組みが高く評価され、活動の意義が改めて認められた瞬間となりました。

今回の経験を励みに、今後も研究と地域活動をさらに深め、地域の桜を未来へつなぐ取り組みを継続していきます。

第25回環境甲子園のホームページはこちら

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全国ユース環境活動発表大会 東北地方大会 「高校生が選ぶ特別賞」受賞!全国大会出場決定

12月6日(土)、 TKPガーデンシティ仙台 にて開催された「第11回 全国ユース環境活動発表大会 東北地方大会」に出場しました。東北6県から多くの高校が参加する中、桜の高温・乾燥・塩害対策に向けた「桜色活力剤」の研究と、地域と協働した植樹・育樹活動について発表しました。

大会会場 TKPガーデンシティ仙台の上層階にて、仙台市内を一望しながら記念撮影を行いました。緊張の中にも期待を抱き、メンバー7名が笑顔で本番に向けて気持ちを整えました。

発表では、白衣を着用したメンバーが、桜色活力剤の濃度実験や高温障害・塩害対策の試験結果をスクリーンに映し出しながら説明しました。研究の背景、実験方法、結果、地域社会との連携まで丁寧に伝え、会場の高校生や審査員から真剣なまなざしが向けられました。

発表後の表彰式では、「高校生が選ぶ特別賞」 を受賞しました。同世代の高校生審査員から「共感性」「独自性」「社会的意義」が高く評価されての受賞であり、生徒たちの努力が改めて認められる結果となりました。受賞後、賞状を手にしたメンバーの笑顔は、これまでの活動の積み重ねを象徴するものとなりました。

全国大会への出場決定
この受賞により、本校は 2026年1月31日(土)・2月1日(日)に国連大学で開催される全国大会への出場が決定しました。全国から選ばれた代表チームが集う場で、研究成果と地域連携の取り組みをさらに多くの方々へ発信してまいります。引き続き、温かいご声援をよろしくお願いいたします。

第11回 全国ユース環境活動発表大会のホームページはこちら

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「アートスペース無可有の郷」にて桜を植樹しました

11月23日(日)、柴田町の「アートスペース無可有の郷」にて、本校オリジナル品種である玉夢桜の植樹を行いました。

午前8時30分より現地に集合し、土づくり・植え穴の形成・支柱の設置など、植樹に向けた準備を生徒主体で行いました。


10時からは地域の皆さま 8名をお迎えし、玉夢桜の特徴や、本校が研究開発した「桜色活力剤」について説明を行ったのち、参加者の皆さまと一緒に植樹を実施しました。

植樹中は、参加者と生徒との会話が弾み、「桜が咲く日が楽しみ」「地域の財産にしていきたい」といった温かい言葉が多く寄せられました。

植樹後には全員で記念撮影を行い、参加者の皆さまから感謝のお言葉もいただきました。

今回の活動は、生徒の探究と地域連携を両立させる取り組みであり、地域に長く愛される桜の景観づくりを目指しています。玉夢桜がこの地に根づき、満開の花を咲かせる日を楽しみにしています。

アートスペース無可有の郷にお立ち寄りの際には、ぜひ植樹した玉夢桜をご覧ください。

アートスペース無可有の郷のホームページはこちら

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「Prosperity賞」副賞の懸垂幕が届きました

 Future Session 2025 in 大阪・関西万博にて、最高賞「Prosperity賞」を受賞し、副賞として懸垂幕をいただくことができました。現在、生徒昇降口に掲出しておりますので、お立ち寄りの際はぜひご覧ください。

なお、本校が受賞した「Prosperity賞」については、各種ネットニュースやメディアでも取り上げられており、多くの方々から大きな反響をいただいております。

調査情報デジタル

TBS NEWS DIG

TBS NEWS DIG(X)

Future Session 2025 in 大阪・関西万博 開催レポートはこちら

大阪・関西万博で研究発表を行い、「Prosperity賞」を受賞した内容についてはこちら(本校ホームページ)

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山本柚花 さんが「FFJ検定特級」最優秀賞を受賞しました

このたび、本校3年生の 山本柚花さん が、日本学校農業クラブ連盟(日連)が実施する 「FFJ検定」 において、最高位である 特級 に合格し、さらに全国でただ一人、最も優秀な成績を収めた生徒に授与される 「最優秀賞」 を受賞しました。宮城県での特級合格は6年ぶり、「最優秀賞」の受賞は観測史上初となる歴史的な快挙です。

FFJとは “Future Farmers of Japan” の略であり、全国の農業高校生が加盟する 日本学校農業クラブ連盟 のことを指します。全国の農業高校生(クラブ員)は、日々の学習や学校農業クラブ活動を通して「科学性」「社会性」「指導性」の3つの目標の達成を目指しています。その成果を客観的に評価する制度がFFJ検定です。検定には初級・中級・上級・特級の4段階があり、合格者には級位証と級位章(バッジ)が授与されます。なかでも最高位の特級は、全国約7万人のクラブ員の中で毎年わずか30名程度しか認定されない、非常に難易度の高い名誉ある資格です。その中で最も優れた生徒に贈られるのが「最優秀賞」であり、全国農業高校生の中でも頂点に立つ栄誉となります。

山本さんは、「桜プロジェクトチーム」のリーダーとして、酢酸とFe2+を活用した植物活力剤「桜色活力剤」の研究開発に取り組み、地域資源の桜を守りながら地域の復興と環境保全に貢献してきました。この研究は、「日本学校農業クラブ全国大会 プロジェクト発表Ⅲ類(資源活用・地域振興)」においても最優秀賞(文部科学大臣賞)を受賞しており、学習と実践の両面で高く評価されています。今回のFFJ検定特級最優秀賞は、山本さんがこれまで積み重ねてきた研究、発表、地域活動、そして後輩への指導やチームリーダーとしての姿勢が総合的に評価されたものです。「科学性」「社会性」「指導性」のすべてにおいて高く認められたことは、本校生徒の努力と探究心の結晶といえます。

なお、山本さんが作成した FFJ検定特級報告書 は、日本学校農業クラブ連盟の公式ホームページ にて公開されています。以下のリンクからご覧いただけます。

日本学校農業クラブ連盟 公式サイト(FFJ検定報告書ページ)

この受賞は、山本さん自身のたゆまぬ努力に加え、地域の皆様、大学や企業、行政機関など多くの方々のご支援とご協力の賜物です。心より感謝申し上げますとともに、本校は今後も「農を通じて地域の未来を育む」教育活動を推進し、生徒一人ひとりが地域や社会に貢献できる人材へと成長できるよう努めてまいります。

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