学校長挨拶

 宮城県農業高等学校ホームページを御覧いただき,ありがとうございます。
 本校は,明治8年開所の植物試験所を前身とし,明治18年7月に宮城農学校(第一種農学校)として仙台市長町の地に誕生し,約90年の時を刻みました。昭和50年4月文部省より自営者養成農業高校に指定され,昭和52年3月名取市広浦の地に移転し,寮と大規模農場を有する自営者養成農業高校として生まれ変わりました。しかし,平成23年3月に発生した東日本大震災により,壊滅的な被害を受け,35年過ごした名取市広浦の地を後にせざるを得なくなりました。その後,多くの皆様の支援を受け,三校に分散しての授業や仮設校舎での学校生活など7年の歳月を経て,平成30年1月に名取市高舘の地に新校舎が竣工し,4月から供用が開始された今年で創立134年目を迎える国内で最も歴史があり,最も新しい施設設備を有する調和のとれた農業高校です。

 この間,卒業生は2万2千余名を越え,地域農業の先駆者としてのみならず,産業・経済・教育・地方自治や国政等の各界で活躍されており,まさに全国に名を馳せた文武両道の高等学校です。「自啓」の校訓のもと,「自然を愛し,心身ともに健康でたくましい生徒を育てる」学校として,創意を生かした教育実践に意欲的に努めています。

 現在,農園科9クラス,生活科3クラス,食品化学科3クラス,農業機械科3クラスの合計18クラスに併せて男子344名,女子351名,計695名が在籍しており,元気に学んでいます。

 今春の卒業生の進路状況は,四年制大学23名,短大6名,農業大学校7名,高技専4名,公務員6名,民間就職は96名が内定し就職決定率は100%となっています。
 部活動や農業クラブ活動も盛んで,運動部は多くの部が県大会上位入賞・東北大会や全国大会でも活躍しています。文化部は,品位に満ちた豊かな学校生活を彩っています。農業クラブ活動は,地域や企業と連携した取り組みを展開し評価されています。

 さて,東日本大震災から8年を経て,復興発展期の象徴となれるように,感謝の気持ちを持ちながら新転地2年目の学校生活をスタートしました。宮農は新たなステージに入ります。様々な地域課題に向き合いながら,より地域に愛される学校を目指して生徒職員一丸となって取り組んでまいります。保護者の皆様,地域の皆様,同窓生の皆様の御支援と御協力を切にお願い申し上げます。
 また,中学生の皆さんには,本校を理解していただき,多くの皆さんが本校を志望されることを期待しています。

 

 

                                                校 長 後藤 武徳