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科学部

【科学部】SDGs QUESTみらい甲子園の特別番組、YouTube配信スタート

 『SDGs QUESTみらい甲子園』は、全国開催エリアの高校生たちそれぞれがチームを組み、主体的にSDGsを探究し、様々なアクションアイデアを創出・発表・表彰する大会です。本校も、3月15日に行われたこの大会に参加し、 これまでの研究成果が認められ、参加チーム258チーム、参加人数900名の中で最高賞である最優秀賞を受賞することができました。詳細はこちら

本大会の様子は、YTS山形テレビにて3月29日(土)14:00~15:30の間に放送されましたが、本日YouTubeでも配信がスタートしましたので、お知らせいたします。YouTubeへのリンクはこちら

宮城県農業高等学校が紹介される時間(リンクをクリックすると指定された時間が表示されます)

0:04:34-研究発表

0:52:30-最優秀賞発表     

1:18:22-最優秀賞者インタビュー

SDGs QUEST みらい甲子園南東北エリア大会についてはこちらをご覧ください。
 

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【科学部】#SASS2024にてミライノラボ賞受賞

『#SASS2024「大学生による中高生のためのSDGs/サスティナビリティアワード」』は、大学生が運営するSDGsをテーマとする動画コンテストです。これからの未来を担う中高生のメッセージを、映像を通して世の中に伝え、中高生、大学生、企業が双方向につながり、「社会を変える広がり」を創出することを目的としています。

本日は、#SASS2024表彰式のために、東京都中央区を訪れました。

表彰式では、地元で始まった東日本大震災の被災地域への10年を超える桜の植樹活動が評価されました。また、この活動に関連する研究は、植物を暑さに強くする活力剤の開発に繋がり、最終的には世界中の植物を守るための重要な成果となりました。この研究が評価され、ミライノラボ賞を受賞することができました。さらに、副賞として1万円分の図書カードもいただきました。

株式会社横田アソシエイツ#SASS実行委員会の皆さま、表彰式に参加された皆さま、本日はありがとうございました。今後も一層励んで活動を続けてまいります。

#SASS2024「大学生による中高生のためのSDGs/サスティナビリティアワード」についてはこちらをご覧ください。

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【科学部】玉夢桜は海を渡る、桂島での記念植樹

科学部では、東日本大震災の津波に耐え、奇跡的に生き残った旧校舎の桜を接ぎ木で増やし、被災地に植える活動に取り組んでいます。これまでに植樹した本数は1,000本を超え、次の目標は2,000本です。桜を通じて、地域の方々に笑顔を届けたいという思いで活動を続けています。

本日は、桂島での「玉夢桜(学校で人工交配された新品種)」の寄贈・記念植樹式のために、「玉夢桜」とともに海を渡りました。

初めてのボートで楽しんでいる様子が見受けられました。

「玉夢桜」と本校で開発した「桜色活力剤(植物に高温乾燥耐性を付与する活力剤)」について説明している様子です。多くの桂島の方々が参加してくれました。

実際の植樹についても、生徒たちがアドバイスを行いながら進めました。

無事に全ての「玉夢桜」の植樹を終えることができました。桂島の皆様、浜田ヨット&ボートクラブの皆様、本日はこのような場を設けていただき、ありがとうございました。今後も一層励んで活動を続けていきます。

【おまけ】
桂島の皆様より、大量のわかめをいただきました。おすすめは、しゃぶしゃぶにしてポン酢で食べることだそうです。美味しくいただきます。ありがとうございました。

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【科学部】SDGsQUESTみらい甲子園最優秀賞受賞、大阪・関西万博での発表決定

『SDGs QUESTみらい甲子園』は、全国開催エリアの高校生たちそれぞれがチームを組み、主体的にSDGsを探究し、様々なアクションアイデアを創出・発表・表彰する大会です。

本日はSDGs QUESTみらい甲子園南東北大会ファイナルセレモニーのために、山形市民会館会館を訪れました。

発表では、地元で始まった東日本大震災で被災した地域への10年以上にわたる桜の植樹活動を成功させるための研究について紹介しました。そして、その研究が植物を暑さに強くする活力剤の開発にたどり着き、世界の植物を救う内容となったことについて、分かりやすく発表することができました。

これまでの研究成果が認められ、参加チーム258チーム、参加人数900名の中で最高賞である最優秀賞を受賞することができました。

例年であれば、このファイナルセレモニーをもって本大会は終了となりますが、今年度の最優秀賞受賞者には、ファイナルのさらに先があり、10月に大阪・関西万博のスペシャルイベントに特別招待され、研究を発表することとなりました

SDGs QUEST みらい甲子園南東北エリア大会実行委員会の皆さま、YTS山形テレビの皆さま、その他多くの後援者の皆さま、本日はありがとうございました。今後も一層励んで活動を続けてまいります。

 

本大会の様子は、YTS山形テレビにて3月29日(土)14:00~15:30の間に放送されます。

また、後日YouTubeにも放送内容がアップされますので、その際は改めてお知らせいたします。

SDGs QUEST みらい甲子園南東北エリア大会についてはこちらをご覧ください。

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【科学部】東京大学大学院農学生命科学研究科 金鍾明 特任准教授による技術指導

科学部では、東日本大震災で被災した海沿いに桜を植樹してきましたが、異常気象の影響で高温障害に直面し、桜が枯れる事態が発生しています。そこで、「植物に酢酸を与えることで乾燥に強くなるメカニズム」を発見し、その研究成果を論文として発表された東京大学大学院農学生命科学研究科の金鍾明特任准教授(兼アクプランタ株式会社CEO代表取締役社長)に技術指導をお願いしたところ、快く引き受けていただくことができました。

はじめに、科学部での研究活動について報告を行いました。

その後、施設案内を行い、クリーンベンチでは実際に桜をどのように培養しているかを説明しました。

培養棚では、その後の管理方法についても伝えました。培地に関しては、「このようにすればより良い効果が得られるのではないか」と、私たちがこれまで思いつかなかったようなアドバイスをいただくことができました。

順化室では、フラスコから出した桜の管理について説明を行いました。ここでは、品種間の生育差についての質問もありました。

施設案内の最後には、順化後の桜の生育について説明し、実際に外に出て仮植されている桜について説明を行いました。

後半は金鍾明先生から「植物に酢酸を与えることで乾燥に強くなるメカニズム」についての講演をいただきました。講演後の質疑応答も大変盛り上がり、終了予定の12時を大きく超え、15時まで続きました。

また、試供品として、酢酸を用いたアクプランタ株式会社製の農業資材「Skeepon」をいただくことができました。今後の実験で活用していきたいと考えています。

金鍾明先生、本日はありがとうございました。本日学んだことを糧に、今後も一層励んで活動を続けていきます。

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【科学部】クビアカツヤカミキリ標本が届く(埼玉県立所沢北高等学校生物部より)

特定外来生物であるクビアカツヤカミキリによる桜の食害が拡大しており、被害拡大防止のため桜の伐倒が続いています。被害は急速に広がっており、一部の自治体では捕殺に報奨金を支給しています。現在、北関東が侵入の北限とされ、宮城県ではまだ確認されていませんが、認知が遅れています。この問題について、イオンエコワングランプリの最終審査会でお会いした、クビアカツヤカミキリの拡大阻止を目的に研究を行っている埼玉県立所沢北高等学校生物部に相談したところ、クビアカツヤカミキリの標本を提供していただきました

クビアカツヤカミキリについて(環境省)

埼玉県立所沢北高等学校生物部についてはこちら 

標本は埼玉県立所沢北高等学校生物部の生徒が作っています。その精巧さに唖然としました。

標本の他、フラス(幼虫が排出する木くず・糞の混合物、クビアカツヤカミキリがいることの判断材料)も提供していただきました。

埼玉県立所沢北高等学校生物部の皆さま、標本およびフラスのご提供、誠にありがとうございました。今後もクビアカツヤカミキリの認知拡大と拡大阻止に努めてまいります。

クビアカツヤカミキリについて(環境省)

埼玉県立所沢北高等学校生物部についてはこちら

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【科学部】文部科学大臣賞受賞

 『SYDボランティア奨励賞』は、学校や地域でのPTA、子ども会、団体・グループなどのボランティア活動において、画期的で新しい試みを展開したり、優れた活動によって著しい効果を上げたグループ・団体を顕彰するもので、最高賞は文部科学大臣賞となっています。

本日は、SYDボランティア奨励賞贈呈式での活動発表のために、東京都渋谷区にあるSYDホールを訪れました。

発表では、地元で始まった東日本大震災で被災した地域への10年以上にわたる桜の植樹活動を成功させるための研究について紹介しました。そして、その研究が植物を暑さに強くする活力剤の開発にたどり着き、世界の植物を救う内容となったことについて、分かりやすく発表することができました。

これまでのボランティア活動の成果が認められ、文部科学大臣賞を受賞し、副賞として賞金20万円をいただくことができました。

公益財団法人修養団の皆さま、本日はありがとうございました。今後も一層励んで活動を続けていきます。

SYDボランティア奨励賞の結果発表についてはこちら

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【科学部】手倉田くじら保育園での桜植樹

 本校と同じく名取市にある手倉田くじら保育園では、くじら組(5歳児)のこどもたちが考えた「くじら組でやりたいこと」のひとつに「桜の樹を植えたい」想いがありました。

新しい園庭にこどもたちと植樹をするにはどうしたらよいかと考えていた時に、宮城県農業高等学校科学部の「桜プロジェクト」の活動を知り、お話をいただいたのが今回の植樹のきっかけでした。

植樹式前日は、授業が終わってから暗くなるまで事前準備を行いました。

植樹式当日、桜の苗木の由来と植樹法を伝えている様子です。

 

くじら組(5歳児)のこどもたちとその保護者とともに土入れを行いました。

手倉田くじら保育園の職員のみなさま、参加していただいたみなさま、本日はありがとうございました。今後もより一層励んで活動をしていきます。

手倉田くじら保育園のブログ(桜の植樹式について)はこちら

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【科学部】環境甲子園にて特別奨励賞受賞

『環境甲子園』は、環境共生・持続可能な社会(SDGs)の実現を目指し、エネルギー問題(省・創・蓄)やゴミ問題など多様なテーマで高校生の環境に関する取り組みのコンテストです。本日は環境甲子園での作品発表会のために、仙台市民会館を訪れました。

発表では白衣を着て、今までの研究活動について分かりやすく発表することができました。

これまでの研究の成果が認められ、特別奨励賞を受賞することができ、副賞として賞金3万円をいただくことができました。

NPO法人環境会議所東北のみなさま、本日はありがとうございました。今後もより一層励んで活動をしていきます。

環境甲子園の結果発表についてはこちら(受賞作品の内容が分かります)

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【科学部】JICA筑波 玉夢桜植樹及びセレモニー

昨年の8月14日、JICA課題別研修の一環で、本校が視察地の1つとして選ばれました。そこで、ザンビアやインドネシア等9カ国の農業省等から参加をしている研修員の方に、科学部が東日本大震災後の桜を用いた地域復興活動と地域振興活動の研究発表を行い、その後「玉夢桜」の挿し木体験を行ってもらいました。

(参考資料)2023年8月14日(月)に行われた「玉夢桜」挿し木を体験の様子。

2023年8月14日(月)JICA課題別研修にて外国人研修員への活動報告についての詳細はこちら

1年が経ち、挿し木していただいた「玉夢桜」も大きくなりました。そこで、より多くの海外から来日された研修員の方々に「東日本大震災とその後の復興」「玉夢桜」を知ってもらうために、JICA筑波センターで行われた玉夢桜植樹及びセレモニーに参加しました。

5カ国・6名の2024年度JICA研修員の方々に東日本大震災後の桜を用いた地域復興活動と地域振興活動の研究発表を行いました。本発表は英語で通訳してもらいました。

JICA研修員の方とはランチ交流会にて英語で話しました。知っている単語で頑張りました。写真は「私の飼っている鳥は……」という話をしようとしましたが、「bird(鳥)」と「bat(コウモリ)」を言い間違えてしまい、それを受けて困惑するJICA研修員の様子。

宮農科学部で開発したオリジナル活力剤『桜色活力剤』の説明と希釈している様子。この活力剤は「葉を大きくする効果」「根の張りを大きくする効果」「植物に高温乾燥耐性を付与する効果」「抗菌作用」が期待されています。

JICA研修員の方々とともに「玉夢桜」の植樹を行う様子。科学部の生徒が講師として頑張っています。

最後にJICA研修員とJICAスタッフとともに記念撮影をしました。JICA筑波センターのみなさま、本日はありがとうございました。

「玉夢桜」はJICA筑波センターに入り左手にあります。お立ち寄りの際は是非「玉夢桜」をご覧下さい。

2023年8月14日(月)JICA課題別研修にて外国人研修員への活動報告についての詳細はこちら

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