科学部
科学部の活動
求む、地域を愛する研究者!
科学部では,東日本大震災の津波に耐え,奇跡的に生き残った旧校舎の桜を植物バイオテクノロジーの技術を応用して増やし,被災地に植える活動に取り組んでいます。今までに植樹してきた本数は1000本を超え,次の目標は2000本です。桜を見ることで,地域の方々に笑顔になってもらいたいという思いで活動を続けています。
2020年8月11日には「玉夢桜」、「あわ紅桜」、「小令和桜」の3品種が公益財団法人日本花の会から新品種の認定を受けました。なかでも「玉夢桜」は耐塩性と二酸化炭素の吸収量に優れる品種です。命名に当たっては集団移転先の岩沼市玉浦西地区から『玉』の1字を入れ、復興への願いを込めました。
今年度もやる気のある部員を募集していますので、興味のある方は是非科学部まで足を運んでみてください。
2021年度の活動実績
日本さくらの会主催令和3年度「さくら功労者」受賞
第72回農ク東北大会プロジェクト発表Ⅱ類優秀賞
令和3年度農ク県大会プロジェクト発表Ⅱ類最優秀賞
利府町に玉夢桜仮植(科学部)
科学部では,東日本大震災の津波に耐え,奇跡的に生き残った旧校舎の桜を接ぎ木で増やし,被災地に植える活動に取り組んでいます。今までに植樹してきた本数は1000本を超え,次の目標は2000本です。桜を見ることで,地域の方々に笑顔になってもらいたいという思いで活動を続けています。
本日は,利府町での「玉夢桜」(学校で人工交配された新品種)の植樹に向けて,利府町の陸前浜田駅前で仮植を行いました。
本日の玉夢桜12本の仮植に至るまで
5月15日(土) 利府町 植樹前土壌調査・モニタリング栽培についての詳細はこちら
前回モニタリング植樹した「玉夢桜」も浜田ヨット・ボートクラブのみなさまをはじめ,地域の方々に優しく見守られ,ここまで大きくなりました。日頃より,丁寧に手入れしていただきありがとうございます。
本日は,来年の植樹に向けて,前回モニタリング植樹した付近に12本の「玉夢桜」の仮植を行いました。
現地は海風が強いため,支柱に誘引する必要があります。写真は誘引方法を伝えている様子です。
科学部の生徒の説明後,参加者の皆さんと共に一斉に仮植を行いました。
無事「玉夢桜」の12本の仮植を終えることができました。
今回仮植した12本の「玉夢桜」を今後,利府町役場庁舎前に2本と本日試験栽培した場所に10本植樹する予定です。NPO法人浜田ヨット&ボートクラブの皆様、本日はこのような場を設定していただきありがとうございました。今後も地域復興に向けてより一層励んで活動をしていきます。
さくら功労者受賞報告(科学部)
岩沼市は震災後の浸水面積が市域の約48%であり,この数値は被災した沿岸市町村では最大規模です。科学部でも何か出来ないかと,震災後の被災地に桜を植える活動に取り組んできました。そして,今までに植樹してきた本数は1000本を超えますが,その内の約半数となる448本は岩沼市に植樹しております。現在も桜を見ることで,地域の方々に笑顔になってもらいたいという思いで活動を続けています。
科学部のこれまでの活動の成果が認められ,このたび“公益財団法人日本さくらの会”より“さくら功労者”として表彰されました。今回はその受賞報告のために,岩沼市役所を訪れました。
受賞報告では,本日の受賞に至るまでの科学部の活動について報告させていただきました。
今後も私たちを推薦いただいた岩沼市をはじめ,多くの方々の気持ちに応えるためにも「育てる桜」をテーマに研究活動・植樹活動を行っていきます。今後も変わらぬ応援のほどよろしくお願いします。
さくら功労者受賞・卒部式(科学部)
科学部では、東日本大震災の津波に耐え、奇跡的に生き残った旧校舎の桜を接ぎ木で増やし、被災地に植える活動に取り組んでいます。桜を見ることで、地域の方々に笑顔になってもらいたいという思いで活動を続けています。
科学部のこれまでの活動の成果が認められ、このたび“公益財団法人日本さくらの会”より“さくら功労者”として表彰されました。今後も地域復興に向けてより一層励んで活動していきます。
また、3年生の卒部式を行いました。1・2年生からは寄せ書きとイニシャル入りの手作りワッペンマスコットの記念品が贈られました。
卒部していく3年生からの「この部活は先輩方から色々なものを受け継いできた素晴らしい部活です。」という言葉からも、3年生の部活への思いが伝わります。
世代が変わってもその意思は確かに受け継がれ、また新たな花を咲かせます。3年生のみなさん卒部おめでとうございます。
小泉進次郎環境大臣との情報交換(科学部)
科学部では、東日本大震災の津波に耐え、奇跡的に生き残った旧校舎の桜を接ぎ木で増やし、被災地に植える活動に取り組んでいます。桜を見ることで、地域の方々に笑顔になってもらいたいという思いで活動を続けています。
本日は、小泉進次郎環境大臣との情報交換のために、みちのく潮風トレイル名取トレイルセンターに行きました。
本情報交換に至るまで
2月12日、小泉進次郎環境大臣とのWEB対談についての詳細はこちら
6月16日、名取トレイルセンターでの植樹についての詳細はこちら
小泉進次郎環境大臣とのWEB上ではない対面は初でとても緊張しましたが、6月に植樹したトレイルセンターの「あわ紅桜」の特徴等についてしっかりと説明することができました。
次に樹木専用打込み肥料のグリーンパイルの打込みを一緒に行いたいと小泉進次郎環境大臣にお願いしたところ……
快く引き受けていただき、グリーンパイルを小泉進次郎環境大臣と共に打込むという夢を叶えることができました。
また、感謝の意を込めて、サクラDE塩(津波に耐えたサクラを培養・植樹を続けて、咲いたサクラの花を使用して作り上げた塩)を贈らせていただきました。
小泉進次郎環境大臣からは「新宿御苑にて3月に植樹を行った玉夢桜が2mを超えるまで大きくなったよ」「いつでも見に来てください」といったうれしいお言葉をいただき、自分たちの研究の成果が出てきていることを実感しました。
小泉進次郎 環境大臣、山田司郎 名取市長、菊地啓夫 岩沼市長、環境省東北地方環境事務所ならびにNPO法人みちのくトレイルクラブの皆様、本日はこのような場を設定していただきありがとうございました。今回の情報交換を励みに今後も被災にあった沿岸部で復興の花を咲かせていきたいと思います。
名取市 トレイルセンターでの植樹(科学部)
科学部では、東日本大震災の津波に耐え、奇跡的に生き残った旧校舎の桜を接ぎ木で増やし、被災地に植える活動に取り組んでいます。桜を見ることで、地域の方々に笑顔になってもらいたいという思いで活動を続けています。
本日は、「あわ紅桜」(本校で開発した新品種)2本の植樹のため、みちのく潮風トレイル名取トレイルセンターに行きました。なお、これが「あわ紅桜」のお披露目となります。
はじめに、今回植樹する「あわ紅桜」の特徴等について科学部より説明を行いました。
植樹については、その方法についての説明も行いながら演示をしました。
一度土を掘り、肥料等を混ぜ、再び戻すことで「あわ紅桜」が生育しやすい環境を整えています。
根を傷つけないように慎重に土をかけていきました。
科学部でこの日のために作成した立て看板(品種についての案内板)も植樹した「あわ紅桜」の付近に立てさせていただきました。
みちのく潮風トレイルは、青森県八戸市から福島県相馬市をつなぐ、全長1000キロを超えるロングトレイルであり、名取トレイルセンターはその拠点として道中にあります。お立ち寄りの際には是非「あわ紅桜」もご覧下さい。環境省東北地方環境事務所ならびにみちのくトレイルクラブの皆様、本日はありがとうございました。今後も地域復興に向けてより一層励んで活動していきます。
岩沼市 桜の生育調査・施肥等(科学部)
科学部では,東日本大震災の津波に耐え,奇跡的に生き残った旧校舎の桜を接ぎ木で増やし,被災地に植える活動に取り組んでいます。桜を見ることで,地域の方々に笑顔になってもらいたいという思いで活動を続けています。
本日は,はじめに今年3月10日に植栽した「玉夢桜」(学校で人工交配された新品種)の生育状況の調査のため,岩沼市玉浦西地区にあるの「楽々公園」に行きました。
植栽した「玉夢桜」の近くには品種についての案内板が立ててありました。立派な案内板を立てていただきありがとうございます。
楽々公園南側の県道沿いに植栽した3本の「玉夢桜」の成長も確認出来ました。
次に,平成27年に植栽した桜の生育調査のために「千年希望の丘二野倉公園」に行きました。
「二野倉公園」には平成27年に宮農主催,岩沼市後援のもとで地域のボランティアの方々と共に150本の桜を植栽した経緯があります。今回は大きく成長した桜の生育調査を行いました。
その後,平成30年に植栽した桜への施肥のために「いわぬまひつじ村」に行きました。
「いわぬまひつじ村」では平成30年に桜を植栽した桜に,「グリーンパイル」(樹木専用打ち込み肥料)を合計46本打ち込みました。科学部員がグリーンパイルを打ち込む姿にひつじも興味津々です。
最後に,今年4月24日に植栽した桜の生育状況の確認と土壌調査のため,「千年希望の丘(相野釜)・交流センター」に行きました。
4月に植栽した桜の生育状況は良好でした。また,今後新しく植栽する桜のために土壌の硬度を測りました。
本日は岩沼市の4カ所で生育状況の調査や施肥等を行いました。日頃より応援・ご支援いただきありがとうございます。今後も地域復興に向けてより一層励んで活動をしていきます。
利府町 植樹前土壌調査・モニタリング試験栽培(科学部)
科学部では、東日本大震災の津波に耐え、奇跡的に生き残った旧校舎の桜を接ぎ木で増やし、被災地に植える活動に取り組んでいます。桜を見ることで、地域の方々に笑顔になってもらいたいという思いで活動を続けています。
本日は、来年の利府町での「玉夢桜」(学校で人工交配された新品種)12本の植樹に向けて、現地での土壌調査とモニタリング用の試験栽培のために、利府町の陸前浜田駅前に行きました。
現地の土壌調査とモニタリング用の「玉夢桜」の試験栽培のため、穴を掘りました。その後、地層毎にpH、EC、Na濃度、透水度、硬度等のデータを測定しました。
得られた土壌調査のデータについては主催者に報告をしました。
土壌調査の結果、アルカリ性を示す固い土壌であったため、土壌改良材と肥料を掘った土に混ぜながら戻していきました。
「玉夢桜」の苗木を植えました。また、試験栽培場所は海風が強いため、支柱に丁寧に誘引しました。
除草シートも張り、無事モニタリング用「玉夢桜」の試験栽培を開始することが出来ました。
今回得られたデータをもとに、来年は利府町役場庁舎前に2本と本日試験栽培した場所に10本の「玉夢桜」を植樹する予定です。主催者・関係者の皆様、本日はありがとうございました。今後も地域復興に向けて活動をしていきます。
3月16日 大阪府立堺工科高等学校との交流会
本日,被災地支援をおこなっている大阪府立堺工科高等学校との交流会をおこないました。
↑前回贈呈させて頂いたタマユメザクラの様子。元気に成長しています。
↑グリーンパイル(打ち込み型肥料3本セット)を37セット寄贈していただきました。
↑お返しとして堺工科高校へ玉夢桜2鉢を贈呈させていただきました。
本日は大変な時期に遠くからお越しいただき,本当にありがとうございました。またお会いできることを生徒職員一同楽しみにしています。
3月11日 奇跡の桜「タマユメザクラ」が新宿御苑に植樹予定
科学部が全国ユース環境活動発表大会で環境大臣賞を受賞した際に,小泉進次郎現環境大臣に「タマユメザクラを新宿御苑に植えよう」という提案をしていただきました。このたびは迅速に,また盛大に桜の引き渡し式典を開催していただき心より感謝申し上げます。
笹川環境副大臣との記念写真。ありがとうございました!
立派な賞状を頂きました。
また,式典の様子をテレビ朝日さんに紹介していただきました。ぜひご覧ください。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000209559.html
2月12日 科学部 全国ユース環境活動発表大会 環境大臣賞受賞
高校生が斬新な視点で環境保全や地域創生に取り組む「全国ユース環境活動発表大会」の全国大会審査が行われ、宮城県農業高校科学部が全国1位となる環境大臣賞を受賞しました。
詳細はこちら→https://kyoiku.yomiuri.co.jp/sdgs/contents/post-480.php
また、小泉進次郎環境大臣、笹川博義環境副大臣とWEB対談をおこないました。
詳細はこちら→http://www.env.go.jp/annai/kaiken/r3/0212.html
環境省HPにもその時の様子が取り上げられています。(写真数枚あり。)
→http://www.env.go.jp/guide/photo_report/archive.html
環境副大臣とHPを見ていただいて様々なお話をしたことと、環境大臣に「桜が復興のシンボルだけではなく、環境問題解決のシンボルにもなる」と言っていただけたことは、生徒たちの努力が報われた瞬間であり、新たな活力になったと思います。お忙しい中、貴重な時間を本当にありがとうございました。今後も地域復興と環境問題解決に向けてより一層励んで活動をしていきます。
1月15日 手製のマスコットキャラクターが完成
3年生の先輩方には本当にお世話になりました。今までの感謝を込めて贈ります。
これは私たちの手作り新聞「サクランド」に使っているキャラクターなのですが、今回初めて立体化し、さらにイメージカラーで分けてみました。
先輩方がいなくなるのはさみしいですが、これを見て私たちのことを思い出してくださいね。卒業後もいつでも先輩方が来るのを楽しみにしています。
12月28日 科学部室の大掃除と桜の培養
新品種の無菌苗をつくるため培地に植え付けを行いました。桜はデリケートなため少しでも操作中に菌が入ってしまうとすぐにやられてしまいます。神経を使う作業を黙々とこなしています。先のことを見据えて、無菌操作と年末の大掃除で2020年を締めくくりました。
いつもご指導くださっている先生方、OB、OGの先輩に感謝。来年もいい年でありますように・・・。
12月26日 岩沼市玉浦西地区の桜に名札取り付け
本日は岩沼市玉浦西地区に私たちが2年前に植樹した桜に、手製の名札を取り付けてきました。
素敵な青空に、素敵な3人の笑顔。笑顔が桜を通して地域に伝われば嬉しいです。
12月15日 第6回全国ユース環境活動発表大会 東北地方大会 最優秀賞
努力が実り、第6回全国ユース環境活動発表大会東北地方大会で最優秀賞をいただきました。それに伴い1月22日から行われる全国大会への出場が決定しました。益々活動に励んでいきたいと思いますので、応援よろしくお願いします!
(全国大会出場決定 1月22~29日 WEB発表大会)
研究題目
「 サクラの新品種開発で桜の緑被率を上げる
~被災農業高校が立ち向かう震災10年目の挑戦!~」
12月12日 第20回環境甲子園東北地区1位
日頃より応援・ご支援いただきありがとうございます。科学部の日頃の活動が実を結び、第20回環境甲子園で東北地区1位を獲得することができました。下記の環境甲子園ホームページより生徒たちの作品や日頃の活動成果を見ることができます。是非興味のある方はご覧になってください。
WEBでの表彰式に参加している様子
詳細はこちら
https://www.kk-tohoku.or.jp/kosien20kekka.html
研究題目
優秀賞(東北地区第1位)「 サクラの新品種開発で桜の緑被率を上げる
~被災農業高校が立ち向かう震災10年目の挑戦!~」
11月16日 支援活動として大阪府立堺工科高等学校の生徒さんが来校
被災地への支援活動の一環として、大阪府立堺工科高等学校の生徒のみなさんが来校されました。今年度はコロナの影響で他校との交流をしていなかったため、生徒たちは和気藹々とコミュニケーションを楽しんでいる様子でした。お互いに刺激になるいい時間を過ごさせていただきました。
調味料の「被災地の桜DE塩」の作り方をレクチャーしています
最近認証された新品種「玉夢桜」の苗をプレゼント
最後には立派な包丁のプレゼントを頂きました・・・!ぜひまたの機会に交流をお願いします!
10月17日 石巻市でボランティア活動
羽黒山公園は、大きな地震が発生した時に避難所として使用できるところです。寄贈されたという桜が10本ほど植えてありましたが、それぞれ塩害が現れていました。塩害は葉の約5分の1に影響が見られました。桜の様子を見た後、成長力が弱い桜7本に肥料(グリーンパイル)を2本ずつ打ち込みました。その後、木の幹に食い込んでいた紐を取り外し、それぞれに「エドヒガン」と書いた看板を取り付けました。
このほか松並公園の桜に追肥なども行いました。公園の前に住んでいる鈴木さんに東日本大震災時の津波の話など貴重な話を聞くことができました。私たちの活動に対して、「花は心を豊かにするもの。桜をたくさん植えて、たくさんの人を笑顔にしていって欲しい。」とお願いされました。
私たちは今後、各被災地に適合した植栽法をより早く確立し、全国の被災地の人々を桜で明るく笑顔にするとともに、土石流などを防止するための強固な地盤を作っていきたいと考えています。 報告:安海央太
10月10日 丸森町ボランティア活動及び2019年の台風19号の被害調査
役場前では、桜に肥料(グリーンパイル×2)をそれぞれ与えました。肥料を与えた桜に、その桜の名称と「宮農」の文字を含めた看板を掛けました。
台風19号によって電柱が倒れてしまったという丸森町五福谷地区を調査したところ、住民から「以前はこの周辺から桜の花を見ることができた。だが、台風19号がやってきたせいで周辺にあった桜の木が無くなってしまった。できればもう一度桜のある景色を見たい。」との話を聞きました。
◦土砂崩れの現場
土砂崩れの現場には鎮魂碑があり、線香を供えた。鎮魂碑が建っている所には家の跡があった。家の跡からは鉄の棒の様なものが複数、下から突き出していて、それらが一方向に向かって倒れていた。このことから土石流の強さ(勢い)が分かります。
土砂崩れした部分の周辺を見た所、杉の木が多数あった。杉の木は根が深くに伸びない、と言われている。そのため、土砂崩れが発生してしまうと沢山の杉の木が一気に流されてしまう。さらに周辺を見てみると、桜の木が生えていた。桜の木は杉の木に比べて、根が深くに伸びると言われている。それを証明するかのように、この家の跡の傍には桜が生えてあった。この桜は見た目から山桜と推測。他にも付近に10m~15mの桜の木が三本、生えてあった。
それぞれの地域の土や石を採取し学校に持ち帰って対策を練ることにしました。
報告:安海央太
人工交配による桜の新品種認定
8月11日に「玉夢桜」、「あわ紅桜」、「小令和桜」の3品種が公益財団法人日本花の会から新品種の認定を受けました。なかでも「玉夢桜」(第025号)(http://www.hananokai.or.jp/sakura/sakura-system/)は塩害に強い品種を掛け合わせ開発に成功し、命名に当たっては集団移転先の岩沼市玉浦西地区から『玉』の1字を入れ、復興への願いを込めました。