(科学部)新宿御苑見学と「玉夢桜」についての情報交換
科学部では,東日本大震災の津波に耐え、奇跡的に生き残った旧校舎の桜を接ぎ木で増やし、被災地に植える活動に取り組んでいます。その過程で耐塩性とCO2吸収能力に優れる新品種「玉夢桜」が生まれ、この桜は復興を象徴し、持続可能な未来を照らす桜となりました。そして、植樹してきた本数は1000本を超え、次の目標は2000本です。桜を見ることで、地域の方々に笑顔になってもらいたいという思いで活動を続けています。
環境省との連携事業について
全国大会環境活動発表大会環境大臣賞受賞(2021年2月21日)はこちら
本日は東京の新宿御苑を訪れました。新宿御苑には環境省との連携事業によって2021年3月11日に「玉夢桜」が植樹されており、一般公開されています。
環境省新宿御苑管理事務所では、新宿御苑設立から本日に至るまでの内容を環境省自然事務局新宿御苑管理事務所長様からお話いただきました。
桜の名所でもある新宿御苑の桜を観察する生徒の様子。新宿御苑には約60種、1000本を超える桜が植樹されていることで有名です。
園内での1枚。この日の最高気温は35.9℃でしたが、緑の多い新宿御苑内は少し涼しいようにも感じました。
2021年に植樹された「玉夢桜」のその後の生育状況等について、環境省自然環境局新宿御苑管理事務所の方々より説明を受ける生徒の様子。植樹された「玉夢桜」がとても大きくなっており、感謝の気持ちで一杯です。
環境省自然環境局新宿御苑管理事務所のみなさま、本日はありがとうございました。今後もより一層励んで活動をしていきます。
なお、「玉夢桜」は現在、新宿御苑散策路(玉川上水・内藤新宿分水路歩道)に植樹されており、一般公開されております。新宿にお立ち寄りの際は是非、復興を象徴し、持続可能な未来を照らす桜である「玉夢桜」をご覧下さい。