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科学部

地域と協力して守る桜の未来 ~柴田町での桜萌芽剤の散水活動~

本イベントは、ミヤギテレビにて放送されました。下記にリンクを添付します。

ミヤギテレビはこちら

4月27日(月)、『日本さくら名所100選』にも選ばれている柴田町を訪れ、老木化した桜を未来へつなぐための活動を行いました。本校は、東日本大震災を契機に、被災地への桜の植樹や保全活動に取り組んできました。また、柴田町とはこれまで連携し、地域の桜を守る活動を継続してきました。今年度は、その研究をさらに発展させ、老木化が進む桜の新たな保全方法として、「ひこばえ(根や株元から発生する新芽)」に着目した「桜萌芽剤」の試験散水を行いました。

はじめに、桜の老木化や近年の環境変化による影響について説明を行いました。特に、ソメイヨシノの多くが樹齢100年を超えている現状では、倒木のリスクが高まる一方、河川法の制約により伐採後の再植樹が難しいという課題があります。そのため、「今ある桜から次の世代をつくる」という新たな視点での保全が求められています。

その後、「桜萌芽剤」の仕組みと目的について説明し、実際に散水作業を行いました。桜萌芽剤は、二価鉄イオンと酢酸の働きにより、老木化した桜の根や株元に残された潜在的な生命力を引き出し、ひこばえの発生とその後の安定した生育を促すことを目的としています。二価鉄イオンは、根の活性化や新しい芽の形成に関与し、株元や根からのひこばえ発生を後押しします。一方、酢酸は植物が高温や乾燥などのストレスに耐える力を高める働きが期待され、発生したひこばえが夏場の高温や乾燥によって衰弱しにくくなり、生育を安定させます。萌芽剤は500倍に希釈し、桜の株元へ丁寧に散布しました。作業は地域の方々と協力して行われ、参加者からは桜の未来を願う声が多く聞かれました。

当日はあいにくの雨模様となりましたが、柴田町民の皆様をはじめ、柴田さくらの会の方々、柴田町役場の皆様にご参加いただき、地域と連携した取組となりました。また、現地では柴田さくらの会の方々から桜の管理やこれまでの活動についてお話を伺い、地域に根ざした取組の重要性を改めて実感する機会となりました。

本校では今後も継続的に経過観察を行い、科学的な検証を重ねながら、桜の保全につながる新たな方法の確立を目指していきます。地域の皆様とともに、桜を守り、未来へつなぐ活動を引き続き進めてまいります。

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名取市図書館「としょかんこどもまつり」で科学実験教室を行いました

 名取市図書館で開催された「としょかんこどもまつり」において、「科学で遊ぼう~花のご飯~」をテーマに、子どもたちを対象とした科学実験教室を行いました。

はじめに、紙芝居を使って、花を長持ちさせるために必要な「水」と「栄養」について説明しました。子どもたちは紙芝居を見ながら、これから行う実験の内容に興味をもち、楽しそうに話を聞いていました。

その後、参加した子どもたちは、ペットボトルをデコレーションして自分だけの花瓶を作ったり、サイダーの希釈液を用いて花の栄養剤づくりに挑戦したりしました。

また、切り花を長く楽しむために大切な「水揚げ」の方法についても、科学部の生徒が実演を交えながら説明しました。

生徒たちは、普段の研究活動で学んでいる植物の知識を、子どもたちにも分かりやすく伝えようと、声をかけながら丁寧にサポートしていました。参加した子どもたちの真剣な表情や楽しそうな様子から、科学の面白さを身近に感じてもらうよい機会となりました。今後も、地域の皆さまとの交流を大切にしながら、植物や科学の魅力を伝える活動に取り組んでまいります。

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【生徒会×科学部】TBSテレビ「THE TIME,」全国!中高生ニュースで本校科学部の活動が紹介されます

 本校科学部の活動が、TBSテレビ「THE TIME,」内のコーナー「全国!中高生ニュース」で紹介される予定です。

▶ X(旧Twitter)での告知はこちら

今回紹介されるのは、震災を乗り越えた桜を未来へつなぐ本校科学部の取り組みです。取材では、生徒会の生徒がリポーターを務め、科学部の生徒に活動内容や研究への思いを聞きました。地域と連携しながら進めてきた活動の一端を紹介します。

放送予定は以下のとおりです。

番組名 TBSテレビ「THE TIME,」
コーナー名 全国!中高生ニュース
放送予定日 4月27日(月)
放送予定時刻 午前6時16分頃
※放送内容や時間が変更になる場合があります。

朝の時間帯ではありますが、ぜひご覧ください。

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【科学部】保護者対象 科学部見学会開催のご案内

科学部では、4月25日(土)のPTA総会当日、学級懇談会終了後に、保護者の皆さまを対象とした「部活動見学会」を実施いたします。

【場所】


1年6組教室奥の「バイオゾーン」

【見学内容】


・無菌室にて実施している「桜の無菌培養」の様子をご覧いただけます(写真は過去のもの)。

・本校で開発した新品種「玉夢桜(たまゆめざくら)」も、ちょうど満開を迎える予定です。こちらもぜひご覧ください。

・また、モニターを使用した科学部の活動紹介も行う予定です。

当日は、科学部の部長および副部長がご案内いたします。保護者の皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

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岩沼市で桜の植樹と管理作業を行いました

本校では、東日本大震災の津波に耐え、奇跡的に生き残った旧校舎の桜を、植物バイオテクノロジーの技術を応用して増やし、被災地に植える活動に取り組んでいます。桜を見ることで、地域の方々に笑顔になってもらいたいという思いで活動を続けています。

本日は、岩沼市の千年希望の丘交流センター(相野釜公園)を訪問し、「あわ紅桜」の植樹と桜の管理作業を行いました。

まずは、植樹場所に土を盛り、マウンドをつくる作業から始めました。

先輩が後輩に植樹の方法を伝えながら作業を進め、枝を支柱に固定するための誘引の仕方についても丁寧に指導しました。

また、植樹の際には、高温・乾燥・塩害への対策として、本校で研究を進めている「桜色活力剤」も活用しました。

無事、「あわ紅桜」を植樹することができました。

続いて、桜の管理作業として、カイガラムシやイラガの駆除を行いました。カイガラムシは幹に固着して樹液を吸い、桜の生長を妨げる害虫です。また、イラガは毒のある毛を持ち、触れると強い痛みを生じるため、大変危険です。公園を利用する子どもたちが安心して過ごせるよう、本校ではこうした害虫の駆除にも取り組んでいます。

その後、岩沼震災語り部の会の皆様と情報交換を行い、東日本大震災の記憶をどのように伝え、地域の未来へ生かしていくかについて学びました。地域の方々の思いや経験に直接触れることで、生徒たちは震災の記憶を受け継ぐ意義について理解を深めることができました。

さらに、映像を通して東日本大震災からの復興の歩みや、防災・減災の大切さについて学びました。震災の記録だけでなく、その後の地域の歩みを知ることで、今ある風景の意味についても考える機会となりました。

活動の最後には、千年希望の丘交流センターの担当の方へ、本日の植樹および管理作業の内容を報告しました。震災の記憶を受け継ぐ場所で桜を植え、守り育てる活動を通して、生徒たちは地域の未来へ希望をつないでいく意義を改めて考える一日となりました。これからも、地域の方々とのつながりを大切にしながら、桜を未来へつなぐ活動を続けてまいります。

千年希望の丘の詳細はこちら

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