科学部
科学の目で見つめる桜の未来 ― 第3回「桜色活力剤」散水と初の葉面検査を実施
6月29日(日)午前中、柴田町・しばた千桜橋周辺にて、「桜色活力剤」を用いた植物の活性化に関する実証実験、3回目の散水活動を行いました。今回は、桜の葉の変化を比較するため、以下の2つの指標に基づく評価も実施しました。
・サーモグラフィーによる葉面温度の測定
・植物葉片における相対電導度を用いた細胞膜損傷の評価
これにより、桜色活力剤が植物に与える生理的効果、特に高温ストレス下における細胞膜の安定性への影響を可視化することが目的です。
また、当日は柴田町役場の皆様にも現地でご協力をいただき、地域と連携した科学的な取り組みとして実施されました。
今後も、本校では「資源活用」と「地域振興」を柱とした活動を通じて、気候変動に対応できる持続可能な農業と緑化の可能性を探ってまいります。
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