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科学部

岩沼市で桜の植樹と管理作業を行いました

本校では、東日本大震災の津波に耐え、奇跡的に生き残った旧校舎の桜を、植物バイオテクノロジーの技術を応用して増やし、被災地に植える活動に取り組んでいます。桜を見ることで、地域の方々に笑顔になってもらいたいという思いで活動を続けています。

本日は、岩沼市の千年希望の丘交流センター(相野釜公園)を訪問し、「あわ紅桜」の植樹と桜の管理作業を行いました。

まずは、植樹場所に土を盛り、マウンドをつくる作業から始めました。

先輩が後輩に植樹の方法を伝えながら作業を進め、枝を支柱に固定するための誘引の仕方についても丁寧に指導しました。

また、植樹の際には、高温・乾燥・塩害への対策として、本校で研究を進めている「桜色活力剤」も活用しました。

無事、「あわ紅桜」を植樹することができました。

続いて、桜の管理作業として、カイガラムシやイラガの駆除を行いました。カイガラムシは幹に固着して樹液を吸い、桜の生長を妨げる害虫です。また、イラガは毒のある毛を持ち、触れると強い痛みを生じるため、大変危険です。公園を利用する子どもたちが安心して過ごせるよう、本校ではこうした害虫の駆除にも取り組んでいます。

その後、岩沼震災語り部の会の皆様と情報交換を行い、東日本大震災の記憶をどのように伝え、地域の未来へ生かしていくかについて学びました。地域の方々の思いや経験に直接触れることで、生徒たちは震災の記憶を受け継ぐ意義について理解を深めることができました。

さらに、映像を通して東日本大震災からの復興の歩みや、防災・減災の大切さについて学びました。震災の記録だけでなく、その後の地域の歩みを知ることで、今ある風景の意味についても考える機会となりました。

活動の最後には、千年希望の丘交流センターの担当の方へ、本日の植樹および管理作業の内容を報告しました。震災の記憶を受け継ぐ場所で桜を植え、守り育てる活動を通して、生徒たちは地域の未来へ希望をつないでいく意義を改めて考える一日となりました。これからも、地域の方々とのつながりを大切にしながら、桜を未来へつなぐ活動を続けてまいります。

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