科学部
10月10日 丸森町ボランティア活動及び2019年の台風19号の被害調査
役場前では、桜に肥料(グリーンパイル×2)をそれぞれ与えました。肥料を与えた桜に、その桜の名称と「宮農」の文字を含めた看板を掛けました。
台風19号によって電柱が倒れてしまったという丸森町五福谷地区を調査したところ、住民から「以前はこの周辺から桜の花を見ることができた。だが、台風19号がやってきたせいで周辺にあった桜の木が無くなってしまった。できればもう一度桜のある景色を見たい。」との話を聞きました。
◦土砂崩れの現場
土砂崩れの現場には鎮魂碑があり、線香を供えた。鎮魂碑が建っている所には家の跡があった。家の跡からは鉄の棒の様なものが複数、下から突き出していて、それらが一方向に向かって倒れていた。このことから土石流の強さ(勢い)が分かります。
土砂崩れした部分の周辺を見た所、杉の木が多数あった。杉の木は根が深くに伸びない、と言われている。そのため、土砂崩れが発生してしまうと沢山の杉の木が一気に流されてしまう。さらに周辺を見てみると、桜の木が生えていた。桜の木は杉の木に比べて、根が深くに伸びると言われている。それを証明するかのように、この家の跡の傍には桜が生えてあった。この桜は見た目から山桜と推測。他にも付近に10m~15mの桜の木が三本、生えてあった。
それぞれの地域の土や石を採取し学校に持ち帰って対策を練ることにしました。
報告:安海央太
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