科学部
10月17日 石巻市でボランティア活動
羽黒山公園は、大きな地震が発生した時に避難所として使用できるところです。寄贈されたという桜が10本ほど植えてありましたが、それぞれ塩害が現れていました。塩害は葉の約5分の1に影響が見られました。桜の様子を見た後、成長力が弱い桜7本に肥料(グリーンパイル)を2本ずつ打ち込みました。その後、木の幹に食い込んでいた紐を取り外し、それぞれに「エドヒガン」と書いた看板を取り付けました。
このほか松並公園の桜に追肥なども行いました。公園の前に住んでいる鈴木さんに東日本大震災時の津波の話など貴重な話を聞くことができました。私たちの活動に対して、「花は心を豊かにするもの。桜をたくさん植えて、たくさんの人を笑顔にしていって欲しい。」とお願いされました。
私たちは今後、各被災地に適合した植栽法をより早く確立し、全国の被災地の人々を桜で明るく笑顔にするとともに、土石流などを防止するための強固な地盤を作っていきたいと考えています。 報告:安海央太
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