科学部
利府町に玉夢桜仮植(科学部)
科学部では,東日本大震災の津波に耐え,奇跡的に生き残った旧校舎の桜を接ぎ木で増やし,被災地に植える活動に取り組んでいます。今までに植樹してきた本数は1000本を超え,次の目標は2000本です。桜を見ることで,地域の方々に笑顔になってもらいたいという思いで活動を続けています。
本日は,利府町での「玉夢桜」(学校で人工交配された新品種)の植樹に向けて,利府町の陸前浜田駅前で仮植を行いました。
本日の玉夢桜12本の仮植に至るまで
5月15日(土) 利府町 植樹前土壌調査・モニタリング栽培についての詳細はこちら
前回モニタリング植樹した「玉夢桜」も浜田ヨット・ボートクラブのみなさまをはじめ,地域の方々に優しく見守られ,ここまで大きくなりました。日頃より,丁寧に手入れしていただきありがとうございます。
本日は,来年の植樹に向けて,前回モニタリング植樹した付近に12本の「玉夢桜」の仮植を行いました。
現地は海風が強いため,支柱に誘引する必要があります。写真は誘引方法を伝えている様子です。
科学部の生徒の説明後,参加者の皆さんと共に一斉に仮植を行いました。
無事「玉夢桜」の12本の仮植を終えることができました。
今回仮植した12本の「玉夢桜」を今後,利府町役場庁舎前に2本と本日試験栽培した場所に10本植樹する予定です。NPO法人浜田ヨット&ボートクラブの皆様、本日はこのような場を設定していただきありがとうございました。今後も地域復興に向けてより一層励んで活動をしていきます。