農場だより
全国豊かな海づくり大会に向けて
10月2日・3日に本県で開催される第40回全国豊かな海づくり大会~食材王国みやぎ大会~に向けて、園芸科草花部門を中心に会場装飾に使用するプランターに草花を植栽しています。県内の農業系高校で会場装飾に使用するプランターを約800(本校約100)個を依頼されています。
本校ではナデシコとニチニチソウを装飾に提供することになっています。プランターには、生徒から来場者へのおもてなしメッセージや復興支援に感謝するメッセージが記入されたステッカーを貼りました。これまで生徒が丹精込めて管理してきた草花を多くの来場者に見てもらいたいと思います。
【全国豊かな海づくり大会】とは
全国豊かな海づくり大会は、魚食国である日本人の食卓に、安全で美味しい水産食料を届けるために、 水産資源の保護・管理と海や湖沼・河川の環境保全の大切さを広く国民に訴えるとともに、 つくり育てる漁業の推進を通じて、明日のわが国漁業の振興と発展をはかることを目的として、 都道府県ごとに昭和56年に第1回大会が大分県で開催されて以来、毎年開催されています。(第40回全国豊かな海づくり大会~食材王国みやぎ大会~HPより)
最近の実習風景(秋編)
1年生の「農業と環境」では、ダイコンの種まきを行いました。
生徒たちはクワを使ってうねを立て、丁寧に種をまいていきました。
11月の収穫が楽しみです♪
3年生は、雪菜の播種を行いました。
冬から春の菜花としても食べられるので、生育が楽しみです、
秋野菜の定植
露地部門2年生でハクサイの定植を行いました。
品種は「夏の祭典」「秋の祭典」「冬の祭典」を定植しました。
収穫までの日数は夏の祭典は65日、秋の祭典は70日、冬の祭典は85日となっています。
10月から11月にかけての収穫となるので冬の鍋料理などにおすすめです!
生徒が丁寧に定植したので大きく成長するのがより一層楽しみです!
収穫に向けて管理を頑張りたいと思います!
「農業と環境」の授業でタマネギの播種!
来年の6月に収穫するタマネギの播種が今週から始まりました!
一粒ずつ丁寧に播種しています!
畜産専攻生夏季実習が始まりました!!
宮農では長期休業中(夏休み・春休み)に、授業の一環として家畜の管理などを行っています。
この日は畜産専攻の3年生と2年生が、搾乳や豚の去勢、卵のパック詰めを行いました。
初めて搾乳を行う2年生に、3年生が搾乳の方法を教えて実施しました。なかなかミルカー(搾乳する機械)を装着できない2年生もいましたが最後まで頑張りました。11頭の搾乳を完了するのに1時間程度かかってしまいました。
【子豚の切歯】 【子豚の去勢】
生まれたばかりの子豚の処置として、犬歯をきりました。これは、子豚が母豚の乳頭を傷つけてしまい、母豚が痛がって哺乳しなくなってしまうことや、子豚同士の争いで傷つけ合ったりしないようにするための処置です。
去勢は、肉質をよくしたり気性が穏やかになって管理しやすくするためです。
また、中学生の1日体験入学では、3年生が乳牛・和牛・豚・鶏にの専攻に分かれて、学校で行っている実習内容やそれぞれの家畜の特徴などを説明しました。
中学生からは、説明がわかりやすかった。ぜひ宮農に入学して畜産を勉強したいとの声が聞かれました。