農場便り

農場だより

畜産専攻生夏季実習が始まりました!!

 宮農では長期休業中(夏休み・春休み)に、授業の一環として家畜の管理などを行っています。

この日は畜産専攻の3年生と2年生が、搾乳や豚の去勢、卵のパック詰めを行いました。

 

 初めて搾乳を行う2年生に、3年生が搾乳の方法を教えて実施しました。なかなかミルカー(搾乳する機械)を装着できない2年生もいましたが最後まで頑張りました。11頭の搾乳を完了するのに1時間程度かかってしまいました。

  

     【子豚の切歯】                    【子豚の去勢】

 

 生まれたばかりの子豚の処置として、犬歯をきりました。これは、子豚が母豚の乳頭を傷つけてしまい、母豚が痛がって哺乳しなくなってしまうことや、子豚同士の争いで傷つけ合ったりしないようにするための処置です。

 去勢は、肉質をよくしたり気性が穏やかになって管理しやすくするためです。

 また、中学生の1日体験入学では、3年生が乳牛・和牛・豚・鶏にの専攻に分かれて、学校で行っている実習内容やそれぞれの家畜の特徴などを説明しました。

 

 

 中学生からは、説明がわかりやすかった。ぜひ宮農に入学して畜産を勉強したいとの声が聞かれました。

 

 

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1年生農業と環境 夏季実習

1年生の夏季実習が始まりました。

ネギ畑の除草管理、ジャガイモの収穫・調整、エダマメの管理など行いました。

夏休み中に、販売実習に行かせていただきますので地域の皆様よろしくお願い致しいます。

 

 

 

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エダマメ収穫と初めての販売実習♪

 

1年生が栽培しているエダマメ「湯あがり娘」が収穫時期を迎えました。

 

 

今まで除草や追肥、水やりなど手をかけてきた甲斐もあり、多くのエダマメを実らせました。

最後の収穫量調査と、良いエダマメの選別、袋詰めを行い、地域の方へ販売を行いました。

 

 

生徒の皆さんも、自分が育てたエダマメを家で試食です♪

お味はいかがだったでしょうか?

 

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株式会社オーレックとの共同研究(作物部門)

株式会社オーレックは草刈り機械を製造しているメーカーです。

その会社から共同研究の依頼が来ました。

課題:草を刈る高さが、その後の草の生育にどのように影響するのか?

仮説:短く刈れば、伸びるのは遅くなる。長く刈れば、伸びるのは早くなる。

普通に考えれば仮説のようになります。しかし、オーレックの方は短く刈っても、長く刈っても、3週間後の長さはほとんど変わらないのではないか?という疑問をもっているようでした。疑問に思ったことはすぐに研究すればいいのです。オーレックの機械を持ってきてもらい、実際に草を刈ってみました。この機械は斜めの場所でも簡単に草を刈ることができるものです。犬の散歩をするぐらいの力で動かすことが出来ます。女子生徒も楽々でした。

作物専攻の3年生が草刈りの高さを4段階変えて試験区を作りました。

刈り終わった段階で、それぞれの刈り高さを調査しました。学校前の水田で週2回調査していますので、見かけた方はどう違うのか確認してみましょう。結果が楽しみですね。もし、草刈り高さにかかわらず、伸びるスピードに変化がなければ、低コストで草刈りができる画期的な研究に繋がります。そして、今までの常識を覆すかもしれません。

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KUBOTA出前授業(作物部門)

6月28日、KUBOTAの社員の方に来校してもらいKASAの授業を行っていただきました。

KASAとは農作業や肥料、農薬、収量などをパソコンで管理する機械です。

農業のICT化が進んでおり、大規模農家ではこのようなシステムを取り入れて管理を行っています。講習のあとは生育調査の仕方を学びました。専用の機械で葉の色(葉色)、葉の生育具合(被植率)を測りました。

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