INFORMATION(お知らせ)

お知らせ

別れの日。卒業式。

3月1日。3年間、宮城県農業高等学校で学んだ生徒229名が卒業式を迎えました。

下級生は参列することができませんでしたが、保護者の方は参列することができました。

各クラスの担任から生徒の名前を一人ずつ丁寧に読み上げます。

3年間呼び続けた名前も今日で最後となるため、先生たちの緊張や想いが伝わってきます。

農業・園芸科 3年1組の担任は菅原勝志先生です。39名の卒業証書授与代表は田村麗奈さんです。

農業・園芸科 3年2組の担任は堀越千詠美先生です。40名の卒業証書授与代表は中宥七海さんです。

農業・園芸科 3年3組の担任は今野博章先生です。38名の卒業証書授与代表は鈴木伶王さんです。

生活科 3年4組の担任は幕田一真先生です。33名の卒業証書授与代表は鈴木琴美さんです。

 食品化学科 3年5組の担任は谷口つるぎ先生です。40名の卒業証書授与代表は加藤陽太さんです。

農業機械科 3年6組の担任は三瓶健太先生です。39名の卒業証書授与代表は中川守都さんです。

在校生代表として2年生の大下愛子さんから送辞が読まれました。

「尊敬する先輩達のようになれるように努力します。私たちに優しく教えてくれてありがとうございました」

と先輩に対する熱い思いを言葉にしてくれました。

次に卒業生代表の片平黎明さんから答辞が読まれました。

その中では後輩に対する激励、指導してくれた先生方に対しての御礼、18年間育てくれたご両親への感謝を言葉にしてくれました。

峯岸校長先生からの式辞では本校で学んだことを活かして社会人として、または進学先で活躍して欲しいとエールが送られ、また、コロナの中でも3年間勉学に励んできた卒業生への労いのお言葉を頂きました。

厳粛な中、229名の卒業式を無事終了することができました。これからの皆さんの活躍を期待しています。

卒業おめでとうございます。

県知事表敬訪問!

1月10日に開催された第9回ビジネスプラングランプリにおいて、農業経営者クラブの目黒花織さん、河東田彩花さん、船山奈月美さんが応募総数3,000を超える中で見事に最優秀賞のグランプリを獲得しました。

その受賞を受けて、生徒3名が宮城県庁の村井嘉浩知事へ報告を行いました。同会場には伊東昭代教育長と第9回ビジネスプラングランプリを主催した日本政策金融公庫の仙台支店長兵藤匡俊様と同公庫東北創業支援センター所長今井祐之様にも同席していただきました。

峯岸校長先生から生徒紹介と教員紹介を行いました。知事の前ということで生徒達も緊張しています。

次に目黒花織(2年生)からビジネスプランについて説明を行いました。

プラスチックを含む水田用肥料をプラスチックを含まない肥料として販売を行い、840億円の市場ということなど発表したことを簡潔に分かりやすく説明を行いました。

村井知事からは内容について

「肥料にプラスチックが含まれているとは知らなかったです。宮城県のみならず、世界の海を美しくする活動に繋がりますね。是非、特許取得にも積極的に挑戦して欲しいです」

と評価して頂きました。

最後に3名の生徒と記念撮影を行いました。知事と話すことのできる貴重な体験になりました。今後も活動に向けて進めていきますので、皆さん応援よろしくお願いします。

2学年課題研究発表会

SDGsに関連した課題を自ら設定し、解決するための研究授業があります。

各クラス8チームの中からもっとも優秀なものが選ばれ、

クラス代表として2学年で発表を行いました。

 

2年1組代表 4班 テーマ:海の豊かさを守ろう

プラチックゴミが海に流れてマイクロプラスチックになるために、3Rを取り入れて綺麗な海を守りたいという研究です。データを多用して信頼性があるわかりやすい発表でした。

2年2組代表 6班 テーマ:キレイな海を保つために出来ること

海に漂着したマイクロプラスチック問題を解決するために①ゲーム募金、②マイバックの推奨、③木製ストロー導入を提案してくれました。発表の仕方を工夫し、聞き取りやすい発表でした。

2年3組代表 A班 テーマ:貧困をなくそう

発展途上国で起こっている貧困ですが、日本も15%の人が貧困で苦しんでいるという内容です。スライドに写真や絵を多用し、文字も箇条書きにすることで分かりやすい発表でした。

2年4組代表 48班 テーマ:ジェンダー平等を実現しよう

LGBTQという性的マイノリティを持つ人がどれくらい存在して、苦しんでいるのかという内容です。学校アンケートを行い、身近な人も悩んでいるという興味深い発表をしてくれました。

2年5組代表 1班 テーマ:プラスチックでキレイな海を保つために出来ること

プラスチックを油化する機械を使用して再生可能エネルギーにしたいという内容です。スライドが美しく、動画を入れることで分かりやすい発表でした。

2年6組代表 1班 テーマ:トイレ

私達の生活に身近なトイレをテーマにしてくれました。新たな用途や、面白いトイレを発表し、トイレに多くの問題があることを提案してくれた視点が面白い発表でした。

6つの発表はどれも生徒目線による新鮮な発表ばかりでした。

生徒の内容を聞くことで今までに無い知識を得られたかと思います。

この内容については2学年全員で聞き、発表に対する感想をまとめてもらいました。

聞く生徒の態度もとても立派で、同級生の発表が終わると大きな拍手がおこっていました。

自分の考えや想いを伝えることは社会を生きていく上でとても大切なスキルです。

この授業の中で、多くのことを学んで欲しいと思います。

和牛甲子園出品牛の一般販売決定!!

 今年度初めて肥育に挑戦し、見事「仙台牛」の称号を獲得した本校生産の牛肉が販売されることになりました。

販売は、県内の以下のスーパーです。

 スーパビッグ  原町店・おおくま店・吉成店・六丁の目店

 フレッシュフードモリヤ  落合店・村田店・旭ヶ丘店・沖野店・今泉店

 サンマリ   沖野店

 サンマルシェ 川崎店・大河原店・東中田店・荒井店

 ウィズマート 名取大手町店

 

 詳しくは、サンマリ様HPでご確認下さい。

この機会にぜひお買い求め下さい。

高校生ビジネスプラングランプリにおいて最高賞のグランプリを獲得

日本政策金融公庫が主催する第9回「創造力、無限大∞ 高校生ビジネスプラン・グランプリ」の最終審査会が1月9日に東京大学において開催されました。応募総数 3,087 件の中から選ばれたファイナリスト 10 組がプレゼンテーションを行い、本校の農業経営者クラブの生徒が発表した「#ZEROマイプラ」というプランがグランプリを獲得しました。当日は、プレゼンテーションに先立ち、岸田内閣総理大臣から高校生に向けたビデオメッセージをいただきました。



プラン内容は水田用肥料として使われているプラスチックカプセルの残骸による環境汚染を防止するため、ゆっくり溶ける肥料を開発し、廃棄物ゼロを目指すプランです。事業化プロセスの完成度の高さや、環境問題を解決する商品を考案したことが高く評価され受賞に至りました。2月1日には村井知事へ表敬訪問を行い報告する予定です。