農場便り

2021年9月の記事一覧

作物部門の新米販売会

 日頃より,本校で生産された農産物をご購入して頂きありがとうございます。令和3年産米の販売を下記の場所で実施する予定です。感染拡大防止の観点から、お米の購入を希望されている方はお車でご移動頂きますよう御協力をお願い致します。

本校のお米のこだわり

①土作り:地元企業と連携して乳酸菌、酵母を使用した「発酵米ぬか」を全ての水田で使用しています。稲の発根数向上が確認され食味向上の結果が出ています。
②乾燥:乾燥速度をゆっくり行い、二段乾燥を採用しています。また、遠赤外線により太陽光で乾燥させたようにお米の風味を逃がしません。炊き上がった時の香りを大切にしています。
③栽培方法:慣行栽培に比べて農薬と化学肥料を二分の一以下に抑えた「宮城の環境にやさしい認証制度」を取得し、安心安全なお米を提供します。

 以上の管理を徹底し、昨年度「日本一美味しいお米コンテスト」では最優秀金賞と優秀金賞の二冠に輝きました。是非、美味しいお米をご賞味ください。

「美味しいを届けるために一生懸命作りました。」(作物部門3年生一同)

期日:10月12日(火)~15(金)11:00~15:00

販売品種:【数量を限定です。現金のみの取扱です。】

だて正夢(玄米) 30kg袋9,600円,10kg袋3,300円

ササニシキ(玄米)30kg袋8,300円

つや姫(玄米)30kg袋8,300円

ひとめぼれ(玄米)30kg袋7,800円

金のいぶき5kg(玄米食用)2,000円

みやこがねもち(玄米)30kg袋8,800円,10kg袋3,000円 

お米の販売受渡場所

下記のライスセンターゾーンの販売受渡所にお越しください。一方通行のため、入口に「のぼり」を設置いたします。

 

0

稲刈り前の幼穂の確認! (作物部門) 承認待ち

作物部門では稲刈り前に幼穂の大きさの確認を行います。

幼穂(ようすい)とは稲の茎の中にある、赤ちゃん穂のことを指します。

茎を一枚、一枚むいていくと中から幼穂がでてきます。

様々な品種の幼穂の長さを測ることで、出穂期や稲刈日を逆算することが可能です。

今年の稲刈りは9月中旬から10月上旬ということが分かりました。

品種の違いによる長さに違いがあるのが、写真から確認できますね。

これで、刈取る順番も決められます。 作物部門では10品種のお米を作っているからこそ、稲の仕組みを知り、生育差を学ぶ上でもとても大切なんです。

0

高舘小学校との連携授業(作物部門)

高舘小学校6年生と作物部門3年生の連携授業を開催しました。

6月に播種したエダマメを収穫して調整を行いました。

まずは脱莢したエダマメの選別を行います。ベルトコンベヤーで流れてくるエダマメの被害莢を取り除き、美しいものだけを選びます。大量に流れてくるエダマメに小学生は無言で選別を行います。とても忙しい場所です。 

選別したエダマメを洗濯機で洗います。昔ながらの2層式洗濯機で2分間洗浄を行い、脱水機で水分を飛ばします。水の中で回転するエダマメを小学生は追うようにながめていました。

最後に乾燥したエダマメを袋詰めします。300gを軽量し袋に入れて縛っていきます。

自分たちで作ったエダマメが商品として出来上がる瞬間です。生徒たちは間違わないように一生懸命に計量していました。

この日、小学生が作った袋詰めは80袋です。一袋200円で売れば16000円になります。

小学校で売るために一人一袋を持ち帰りました。小学校でもしっかり販売してきて欲しいです。

 

0

(株)KUBOTAのKSAS出前授業(作物部門)

作物部門では震災後からKUBOTAさんと連携を行っています。

出前授業は①土作り講習会、②直撒き講習会、③生育調査講習会、そして4回目がKSAS講習会です。

KSASとはKUBOTAさんが開発した農業管理アプリケーションです。

スマートフォン、PC、タブレットを使用して農業日誌の管理を行います。

作物部門ではタブレットを生徒一人一人に持たせて、KSASの使い方を行いました。

圃場地図、作業者、作業項目、農薬、肥料等を入力していきます。

この作業を行えば、どんな作業を行ったのか、データとして残り、ビックデータへの利用も可能です。

例年行う作業をパソコンに残すことで、法人化になったところでは取り入れている技術になります。

作業機械と連動することで収穫量や作業した圃場が、すぐにデータに連動することができます。

誰が、いつ、どこで、何をやったのか。その内容がすぐに反映させられ、作業ミスを減らすことができる技術です。 

0

アグリエの森との商品化に向けた試作品(作物部門)

作物部門ではアグリエの森とコラボ商品を開発しています。

お米を使った商品開発というコンセプトです。

打ち合わせを3回ほど行い、今日は試作品を作りました。

 

出来た作品は写真撮影を行い、ZOOMの会議でアグリエの森の商品開発部の社員さんと打ち合わせを行いました。

 

10月中に秋保ビレッジの「アグリエの森」さんで商品化を行いますので、どんなものが販売されるのかお楽しみに。 

0

宮中学校で出前授業(作物部門)

蔵王町立宮中学校で作物部門3年生が出前授業を行いました。

蔵王町は稲作を中心とした農業を行っています。

「農業は楽しくて、未来がある」というテーマで現代農業のICT化と6次産業化について前半は授業を行いました。

後半は贈答用としての商品化を目指して「結米」の作成を行いました。

1班はお米の真空パックを行いました。女子生徒が中学生に詰め方や、真空の機械の使い方を優しく教えます。

 

自分たちでお米を袋に詰めて、機械で真空にします。空気が抜けるところを見ると中学生は「おお」と驚きの声を上げていました

2班は真空パックに貼り付けるパッケージデザインを行いました。

自分たちで作る初めての商品化にとても真剣になって取り組んでいました。

生徒は自分たちが今まで行ってきた商品化のアドバイスを行います。

 

最後に各班から商品化したものについてコンセプト、ターゲット、商品名を披露して頂きました。

生徒たちは伝わるように発表方法を工夫していました。

農業が未来があって楽しいと感じてくれたようです。

0

全国豊かな海づくり大会に向けて

 10月2日・3日に本県で開催される第40回全国豊かな海づくり大会~食材王国みやぎ大会~に向けて、園芸科草花部門を中心に会場装飾に使用するプランターに草花を植栽しています。県内の農業系高校で会場装飾に使用するプランターを約800(本校約100)個を依頼されています。

 本校ではナデシコとニチニチソウを装飾に提供することになっています。プランターには、生徒から来場者へのおもてなしメッセージや復興支援に感謝するメッセージが記入されたステッカーを貼りました。これまで生徒が丹精込めて管理してきた草花を多くの来場者に見てもらいたいと思います。

 

【全国豊かな海づくり大会】とは

 全国豊かな海づくり大会は、魚食国である日本人の食卓に、安全で美味しい水産食料を届けるために、 水産資源の保護・管理と海や湖沼・河川の環境保全の大切さを広く国民に訴えるとともに、 つくり育てる漁業の推進を通じて、明日のわが国漁業の振興と発展をはかることを目的として、 都道府県ごとに昭和56年に第1回大会が大分県で開催されて以来、毎年開催されています。(第40回全国豊かな海づくり大会~食材王国みやぎ大会~HPより

0

最近の実習風景(秋編)

1年生の「農業と環境」では、ダイコンの種まきを行いました。

生徒たちはクワを使ってうねを立て、丁寧に種をまいていきました。

11月の収穫が楽しみです♪

 

 

3年生は、雪菜の播種を行いました。

冬から春の菜花としても食べられるので、生育が楽しみです、

 

0

秋野菜の定植

露地部門2年生でハクサイの定植を行いました。

品種は「夏の祭典」「秋の祭典」「冬の祭典」を定植しました。

収穫までの日数は夏の祭典は65日、秋の祭典は70日、冬の祭典は85日となっています。

10月から11月にかけての収穫となるので冬の鍋料理などにおすすめです!

生徒が丁寧に定植したので大きく成長するのがより一層楽しみです!

収穫に向けて管理を頑張りたいと思います!

0