部紹介

2025年4月の記事一覧

【科学部】保護者対象 科学部見学会開催のご案内

科学部では、4月26日(土)のPTA総会当日、学級懇談会終了後に、保護者の皆さまを対象とした「部活動見学会」を実施いたします。

【場所】


1年6組教室奥の「バイオゾーン」

【見学内容】


・無菌室にて実施している「桜の無菌培養」の様子をご覧いただけます(写真は昨年のもの)。

・本校で開発した新品種「玉夢桜(たまゆめざくら)」も、ちょうど満開を迎える予定です。こちらもぜひご覧ください。

・また、モニターを使用した科学部の活動紹介も行う予定です。

当日は、科学部の部長および副部長がご案内いたします。保護者の皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

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【科学部】千年希望の丘 相野釜公園での植樹(新入部員研修)

岩沼市は、東日本大震災後の浸水面積が市域の約48%に及び、これは被災した沿岸市町村の中で最大規模となっています。本校科学部では、「自分たちにできることを」と考え、震災後の被災地に桜を植える活動に取り組んでまいりました。これまでに科学部が植樹してきた桜の本数は1,000本を超え、そのうち約半数は岩沼市内に植えられています。現在も、桜の花を通して地域の方々に笑顔を届けたいという想いのもと、活動を続けています。

本日は、学校で人工交配によって誕生した新品種「あわ紅桜」の植樹に向けて、千年希望の丘 相野釜公園を訪問しました。

はじめに、「あわ紅桜」を植樹する場所の掘削作業を行いました。

植樹のための美しいマウンド(土台)も完成し、植える位置を慎重に調整しました。

 

植樹時には、自作した「桜色活力剤」を水極めの際に一緒に使用し、初夏の高温から桜を守ります。

一度植えると動かせないため、位置決めは特に神経を使います。

無事に「あわ紅桜」の植樹を終えることができました。今回の「あわ紅桜」は、千年希望の丘第2号付近に植樹されています。お近くにお越しの際は、ぜひご覧ください。

植樹後には、同じく第2号付近に植えられている桜の生育調査と害虫駆除も行いました。

その後、交流センターの職員の方々より、「千年希望の丘」が岩沼市の復興の象徴としてどのように整備されてきたかについて、映像を交えてご説明いただきました。

最後に、本日1日お世話になった交流センターの職員の方々に感謝の気持ちをお伝えし、本日の活動を終了いたしました。千年希望の丘交流センターの皆様、本日は誠にありがとうございました。今後も地域の復興に貢献できるよう、より一層活動に励んでまいります。

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【科学部×生徒会】TBS 全国!中高生ニュースの取材

本日、TBS『THE TIME,』全国!中高生ニュースの取材が行われました。

最初のカットでは、生徒会長が学校を紹介する様子を、生徒会副会長が撮影している場面が収録されました。

続いて、生徒会長が科学部部長に、桜の研究についてインタビューするシーンが撮影されました。

その後、撮影場所を移し、科学部が実際に桜を植樹した「千年希望の丘 相野釜公園」での収録が行われました。現地では、千年希望の丘の職員の方へのインタビューも実施しました。

最後に、桜の近くでお花見をしながら昼食をとり、無事に撮影を終えることができました。

この様子は、4月28日(月)の週に放送予定の TBS『THE TIME,』全国!中高生ニュースにて紹介される予定です。詳細が分かり次第、改めてご連絡いたします。

どうぞお楽しみに!

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【科学部】柴田町の「なすがままカフェ」にて科学部の研究発表を実施

4月12日(土)・13日(日)の2日間、柴田町の「なすがままカフェ」にて、科学部による研究発表を実施いたしました。展示会の詳細についてはこちら。

カフェ前の桜は満開を迎え、白石川堤の「一目千本桜」を目当てに、多くの観光客が柴田町を訪れていました。

その賑わいの中、科学部の研究発表にも多くの方々にご来場いただくことができました。

展示室では、研究成果に関する展示とともに、来場者への説明も行い、活発な質疑応答が交わされました。

さらに、埼玉県立所沢北高等学校よりご提供いただいた「クビアカツヤカミキリ」の標本も展示し、その危険性や地域への影響について来場者の皆さまにお伝えすることができました。

ご来場いただいた皆さまをはじめ、柴田町議会議員の白内恵美子様、「なすがままカフェ」オーナーの金子康宏様、そして展示準備にご協力いただいた多くの柴田町民の皆さまに、心より御礼申し上げます。今後も科学部は活動をさらに充実させ、地域の桜を守る取り組みに尽力してまいります。なお、科学部の展示会は4月20日(日)まで、「なすがままカフェ」にて開催中です(火曜日は定休日)。

詳細は、なすがままカフェのホームページをご覧ください。

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【科学部】柴田町の「なすがままカフェ」にて科学部の活動展示会が開催

4月6日(日)~20日(日)(火曜日除く)の期間限定で本校の科学部の活動展示が柴田町のなすがままカフェにて実施されます。

本日は、展示会の準備のために「なすがままカフェ」を訪れました。こちらのカフェは、一目千本桜の土手沿いに位置しており、桜の開花時期には、窓から美しい桜並木を一望できます。

展示会の準備には、柴田町議会議員の白内恵美子様をはじめ、地域の多くの方々が協力してくださり、展示準備が進められました。

展示会場には、これまでの科学部の活動の歩みが紹介されています。

また、桜を愛する人々が集まる場所であることから、埼玉県立所沢北高等学校から提供いただいたクビアカツヤカミキリの標本も展示し、その重要性についての注意喚起を行っています。ぜひ、実物を見に来てください。

さらに、4月12日(土)と13日(日)には、科学部による研究発表も行います。両日とも、13:00と15:00からの2回の発表が予定されています。桜が満開を迎える時期ですので、ぜひお立ち寄りください。

柴田町議会議員の白内恵美子様、なすがままカフェオーナーの金子康宏様、そして展示準備を手伝ってくださった多くの柴田町民の皆様、本日は誠にありがとうございました。今後も活動を一層強化し、地域の桜を守るために尽力していきます。

なすがままカフェのホームページはこちらからご覧いただけます。

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【新入生向け】科学部の活動紹介

 求む、地域とともに歩み、新たな時代へ挑戦する研究者!

科学部では、東日本大震災の津波に耐え、奇跡的に生き残った旧校舎の桜を、植物バイオテクノロジーの技術を応用して増やし、被災地に植樹する活動に取り組んでいます。これまでに植樹した本数は1000本を超え、次の目標は2000本です。桜を通じて地域の方々に笑顔を届けたいという思いで、活動を続けています。

宮農で生まれた「玉夢桜」は、公益財団法人日本花の会から新品種として認定を受けています。「玉夢桜」は耐塩性と二酸化炭素の吸収量に優れた品種で、この桜の命名には、集団移転先の岩沼市玉浦西地区から「玉」の字を取っており、復興への願いが込められています。

また、近年の異常気象による高温障害が影響し、桜が枯れる事態が発生しています。科学部では、JICAのアドバイスを受けて、桜に高温・乾燥耐性を付与する「桜色活力剤」を開発しました。

目指すは世界!今年度もやる気のある部員を募集していますので、興味のある方はぜひ科学部まで足を運んでみてください。

科学部の活動内容について、 NHK、tbc東北放送、ミヤギテレビにて放送されました。リンクを添付しますので、こちらも合わせてご確認ください。

NHKの放送はこちら

tbc東北放送はこちら

ミヤギテレビはこちら

2024年度の活動実績

第19回SYDボランティア奨励賞 文部科学大臣賞(最高賞)

2024年度南東北エリア大会 最優秀賞(大阪・関西万博での発表決定)

第75回日本学校農業クラブ東北連盟大会秋田大会プロジェクト発表会分野Ⅱ類 優秀賞

令和6年度 宮城県学校農業クラブ連盟プロジェクト発表会分野Ⅲ類 最優秀賞

第10回全国高校生環境スピーチコンテスト 優秀賞

第24回環境甲子園 特別奨励賞

第12回環境省グッドライフアワード 環境社会イノベーション賞

#SASS2024 ミライノラボ賞

第13回イオンエコワングランプリ最終審査会出場

高校生ボランティア・アワード2024 全国大会出場

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【科学部】一目千本桜を異常気象から救え!柴田町での桜色活力剤の使用のための視察

柴田町には、日本さくら名所百選に指定された船岡城址や白石川堤をはじめ、街や里山など町内の至る所で桜が楽しめます。しかし、近年の異常気象により、桜の葉が初夏に落葉する事態が発生しています。

科学部でも、東日本大震災で被災した海沿いに桜を植樹してきましたが、異常気象による高温障害の影響で桜が枯れる事態が発生しています。この問題に対応するため、JICAのアドバイスを受けて、桜に高温・乾燥耐性を付与する「桜色活力剤」を開発しました。

本日は、柴田町の一目千本桜を異常気象から救うため、「桜色活力剤」の使用に向けて視察のために「船岡城址公園」を訪れました。

今後使用する場所や日程について担当者と協議を行い、使用区間と日程を決定しました。使用予定場所は「しばた千桜橋下」で、写真にある桜は、昨年の初夏に早期落葉を経験したものです。

視察に際し、柴田町都市建設課都市計画班の佐藤玲様、小野寺亜蘭様にご協力いただきました。今後も活動を一層強化し、地域の桜を守るために尽力していきます。本記事に関しては、続報をお伝えする予定です。

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【科学部】(テレビ放映有)全国青年ボランティア40名に復興の桜を紹介

本イベントは、NHK、tbc東北放送、ミヤギテレビにて放送されました。ページの最下部にリンクを添付しますので、そちらも合わせてご確認ください。

公益財団法人修養団主催で、全国から集まった中高大学生等がボランティア活動を積極的に推進するために、幅広い分野の知識や技能を習得し、被災地で実際に交流を深めることを目的とした「全国青年ボランティアの旅in東北」が開催されました。本校は、東日本大震災後の復興に向けた桜の植樹活動を紹介するため、岩沼市千年希望の丘交流センター相野釜公園を訪れました。

雨天でしたが、全国から集まった13歳から25歳の参加者に対し、復興の桜について伝えることができました。

交流センター内では、地元で始まった東日本大震災の被災地域への桜の植樹活動が、10年以上にわたり継続して成功を収めてきたことについて紹介しました。また、その研究が植物を暑さに強くする活力剤の開発に繋がり、最終的には世界中の植物を救う成果をあげたことについても、分かりやすく発表することができました。

「全国青年ボランティアの旅in東北」の皆さま、公益財団法人修養団の皆さま、本日は誠にありがとうございました。今後も引き続き、活動に励んでいきます。

本イベントは、NHK、tbc東北放送、ミヤギテレビにて放送されました。リンクを添付しますので、こちらも合わせてご確認ください。

NHKの放送はこちら

tbc東北放送はこちら

ミヤギテレビはこちら

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