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2026年7月の記事一覧

桜再生報告会で研究成果を発表~地域とともに一目千本桜の未来を考える~

7月23日(木)、柴田町船岡公民館で開催された「桜再生報告会」に、桜プロジェクトチームが参加しました。

当日は、柴田町議会、柴田町イベント実行委員会、柴田町役場、柴田町民など、総勢60名を超える皆様が参加し、一目千本桜の再生と今後の保全について考えました。

本校からは、老木化したソメイヨシノの「ひこばえ」を人為的に発生させる「桜萌芽システム」について発表しました。河川管理上の制約により新たな植樹が難しい現状や、桜萌芽剤と根への傷処理を組み合わせた研究内容、柴田町で進めている実証実験の成果を紹介しました。

報告会終了後には、一目千本桜の老木で実施している実証実験地へ移動し、桜萌芽システムを実施した樹木へ散水を行いました。ひこばえの生育状況を確認しながら、今後も継続して経過観察を進めていきます。また、当日はNHKによる取材も行われ、本校の研究活動や、地域と連携した取組について取材していただきました。

その後、白石川だいすき倶楽部から、紙芝居「一目千本桜」を聞かせていただきました。桜が植えられた歴史や、地域の方々が守り続けてきた思いに触れ、改めて、自分たちの研究が地域の宝である桜を未来へつなぐ取組であることを実感しました。

今回の活動は、研究成果を地域の皆様へ直接お伝えするとともに、一目千本桜の歴史と未来について、行政・地域・学校が一緒に考える大変貴重な機会となりました。今後も柴田町や地域の皆様と連携しながら、桜を未来へつなぐ研究と普及活動を続けてまいります。

関連リンク
NHK ONE「柴田町 桜の保全活動の報告会 高校生が研究成果を発表」のニュースはこちら

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桜萌芽システム、全国へ! ~大阪教育大学附属高等学校平野校舎とオンライン交流を実施~

7月18日(土)、本校 桜プロジェクトチーム は、大阪教育大学附属高等学校平野校舎の生徒・教員の皆様と、Zoomによるオンライン交流会を行いました。

大阪教育大学附属高等学校平野校舎では、「桜を未来につなぐ研究」をテーマに探究活動を進めており、その中で本校が取り組む「桜萌芽システム」に関心を持っていただいたことから、今回の交流が実現しました。

当日は、本校から「時をかける桜」と題して、老木化した桜をひこばえによって世代更新する「桜萌芽システム」の仕組みや、柴田町での実証実験、地域との連携について紹介しました。

大阪教育大学附属高等学校平野校舎では、クビアカツヤカミキリ対策の研究と、老木化した桜を未来に残していく研究をそれぞれ進めていく予定です。また、大阪でも桜萌芽システムの実証実験を行い、気候や環境の違いによる効果を比較・検証することで、より実用性の高い技術へ発展させたいとの考えが示されました。

本校も共同研究への協力を了承し、技術提供、実験方法の共有、継続的な情報交換を行うとともに、桜萌芽剤のサンプル、安全データシート(SDS)、詳細な作製手順を提供し、大阪での実証実験を支援していきます。また、本校は大阪で蓄積されるクビアカツヤカミキリの研究データを共有していただき、宮城県への侵入に備えた対策や普及啓発に役立てていく予定です。

今後も両校が連携し、それぞれの研究成果を共有しながら、桜を未来へつなぐ新たな技術の確立を目指していきます。

クビアカツヤカミキリについての詳細はこちら

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日本顕微鏡学会「中高生によるポスター発表」で最優秀賞を受賞しました

 5月25日(月)、仙台国際センターで開催された公益社団法人日本顕微鏡学会 第82回学術講演会「第3回中高生によるポスター発表」に、本校 桜プロジェクトチーム が参加し、発表した「ナノテラス解析を活用した桜萌芽システムの開発」が最優秀賞を受賞しました。

本大会は、全国の理数科や科学部などで科学研究に取り組む高校生が集う全国規模の研究発表会です。各校が日頃の研究成果を発表する中、本校の研究が最高賞である最優秀賞に選ばれました。

本研究では、次世代放射光施設「ナノテラス」を活用した内部構造解析の成果を基に、老木化した桜を未来へつなぐ「桜萌芽システム」について発表しました。ナノテラスは、物質の内部構造をナノレベルで解析できる最先端の研究施設であり、「巨大な顕微鏡」とも呼ばれています。その解析結果をもとに、独自に開発した桜萌芽剤と根への刺激処理を組み合わせ、老木化した桜から「ひこばえ」の発生を促し、桜並木を次世代へ継承する新たな技術を紹介しました。

今回の参加は、宮城県新産業振興課および東北大学のご紹介により実現したものです。当日は、多くの大学研究者や企業の皆様から研究内容についてご質問やご助言をいただき、生徒たちにとって大変貴重な学びの機会となりました。また、全国の高校生による研究発表に触れることで、科学的な視点や研究の進め方について多くの刺激を受けました。

今回の受賞を励みに、今後も地域課題の解決に貢献する研究活動を継続し、その成果を積極的に発信してまいります。

最後になりましたが、本研究にご協力いただきました宮城県新産業振興課、東北大学、日本顕微鏡学会をはじめ、関係機関の皆様に心より感謝申し上げます。

発表当日の様子はこちら

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