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2026年8月の記事一覧

農業から世界とつながる!JICA筑波「農業高校生国際協力実体験プログラム」に参加しました

 8月27日、JICA筑波で開催された「農業高校生国際協力実体験プログラム」に、本校から3名の生徒が参加しました。このプログラムは、農業を学ぶ高校生がJICA研修員や国際協力に携わる方々との交流、農業体験、ワークショップなどを通して、農業と国際協力とのつながりについて学ぶものです。

まずは全国の農業高校生と交流!
最初は、参加者同士のアイスブレーキングです。自己紹介に加え、言葉を使わず身振りで自分を伝える「サイレント自己紹介」にも挑戦しました。初対面同士でしたが、活動を通して自然と笑顔や会話が生まれ、全国から集まった仲間との距離が一気に縮まりました。

JICA研修員との交流① 世界の農業を知る
続いて、開発途上国から稲作技術を学びに来ているJICA研修員との交流を行いました。事前に準備した資料を使って本校の取組を紹介するとともに、研修員からはそれぞれの国の農業について話を伺いました。英語や身振りを交えながら、農業という共通のテーマを通して交流を深めました。

また、本校が研究を進めている桜の老木化問題についても紹介しました。宮城県柴田町の「一目千本桜」では、樹齢100年を超える桜が多く、老木化が地域の課題となっています。そこで、その現状や研究についてまとめた桜のしおりをJICA研修員の方々に手渡し、地域の桜が抱える課題と、桜を次の世代へつなぐための取組を伝えました。農業や環境が抱える課題は国や地域によって異なりますが、自分たちの地域の課題を海外の方々に伝えることも、今回の国際交流の一つとなりました。

JICA研修員との交流② 一緒に稲刈り!
続いてJICA筑波の圃場へ移動し、研修員と一緒に稲の収穫を体験しました。実際に田んぼに入り、作業をしながら交流することで、室内とはまた違った形で自然と距離が縮まっていきました。農業という共通点を通して、国や言葉の違いを越えて交流できることを実感する時間となりました。

お昼ごはんも国際協力!「NERICA米」をいただきました
昼食には、アフリカの米「NERICA(ネリカ米)」を使った料理をいただきました。JICA職員や海外協力隊経験者の方々とも交流し、農業を専門とする人々がどのように国際協力に携わっているのかについて話を伺いました。「農業を学ぶことが世界につながる」ことを、食と交流の両面から感じる時間となりました。

「農業×国際協力」の分野で活躍する先輩たちと語ろう!
午後は、「農業×国際協力」の分野で活躍する先輩方との交流です。これまでの経験や現在の仕事、国際協力に関わるようになったきっかけなどについて直接お話を伺いました。農業を学んだ先にはどのような仕事や生き方があるのかを知り、農業高校での学びが世界へとつながる可能性について考える機会となりました。

ワークショップ① 自分たちにできる活動を考える
続いて、「もしJICA海外協力隊になったら!」をテーマにしたワークショップに取り組みました。開発途上国の農業課題について、「なぜその課題が起きているのか」「解決するためには何が必要か」「自分たちに何ができるか」をグループで話し合いました。他校の高校生と意見を出し合い、付箋を使って課題の原因や解決策を整理しながら、活動案を形にしていきました。

ワークショップ② みんなの前で活動案を発表!
グループでまとめた活動案は、最後に参加者全員の前で発表しました。学校や学年の異なる仲間と一緒に一つの答えをつくり、それを自分たちの言葉で伝えるところまで挑戦。他のグループの発表からもさまざまな考え方に触れ、国際協力では相手の立場に立って考え、周囲と協力しながら行動することが大切であることを学びました。

すべてのプログラムを終え、参加証をいただきました
すべてのプログラムを終え、最後にJICA筑波の方から参加証をいただきました。JICA研修員との交流や稲刈り、国際協力に携わる方々との対話、全国の高校生とのワークショップなど、普段の学校生活では得られない多くの学びが詰まった一日となりました。

そして、もう一つの目的。「玉夢桜」との再会
今回のJICA筑波訪問には、もう一つ楽しみにしていたことがありました。それは、JICA筑波に植樹した本校オリジナル品種「玉夢桜」との再会です。プログラムの合間を利用して生育状況を確認すると、植樹した当時と比べて見違えるほど大きく成長していました。そこで、枝や樹形の状態を確認しながら管理作業を行いました。

玉夢桜とJICA、3年間続く交流
JICAとの玉夢桜を通した交流は、3年前に始まりました。JICA課題別研修の視察先として本校を訪れた海外研修員に、東日本大震災後に桜を用いて取り組んできた地域復興活動を紹介し、「玉夢桜」の移植を体験していただきました。その翌年には、より多くの海外の方々に東日本大震災とその後の復興について知ってもらうため、JICA筑波で研修員の皆さんと一緒に玉夢桜を植樹しました。そして今回、再びJICA筑波を訪れ、成長した玉夢桜を自分たちの手で管理することができました。移植する、植える、そして育てる。玉夢桜の成長とともに、JICAとの交流も続いています。この桜が、JICA筑波を訪れる世界各国の方々に、東日本大震災からの復興と、宮城と世界とのつながりを伝える存在になってくれることを願っています。

JICA筑波の皆様、JICA研修員の皆様、そして全国から参加した高校生の皆様、貴重な学びの機会をありがとうございました。

2023年 JICA課題別研修にて外国人研修員への桜プロジェクトの活動報告はこちら

2024年 JICA筑波 玉夢桜植樹及びセレモニーはこちら

2025年 JICA筑波 農業高校生国際協力実体験プログラムへの参加はこちら

JICA筑波のホームページはこちら

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「桜萌芽システム」全国へ!高校生ボランティア・アワード2026に出場

 8月4日・5日の2日間、東京都の新宿住友ビル三角広場で開催された「高校生ボランティア・アワード2026」に、桜プロジェクトチームが出場しました。

本大会は、公益財団法人風に立つライオン基金が主催し、全国でボランティア活動や探究学習、SDGsの取組を続ける高校生が、日頃の活動を発表し、互いに交流する大会です。本校は、柴田町の一目千本桜が抱える老木化の課題と、ひこばえを活用して桜を次世代へつなぐ活動を発表しました。

会場到着後は、メンバーで協力してポスターや展示資料を設置し、発表に向けたブースづくりを行いました。

限られたスペースの中で研究の目的や成果が伝わるよう、資料の配置や説明の流れを確認しながら準備を進めました。

発表が始まると、全国各地の高校生や一般来場者の皆様に、柴田町の桜が直面している老木化の現状や、本校が開発した「桜萌芽システム」について説明しました。

ポスター発表には、テツandトモのお二人、高城れにさん(ももいろクローバーZ)、さだまさしさんも足を運び、本校の発表に耳を傾けてくださいました。柴田町の桜が抱える地域課題と、その解決に向けた研究を直接お伝えできたことで、地域から始まった取組が多くの人へ、そして全国へと広がっていく手応えを感じる貴重な機会となりました。

全国から集まった高校生との交流を通して、それぞれの地域が抱える課題や、その解決に向けた多様な取組について学ぶことができました。活動内容は異なっていても、「誰かの役に立ちたい」「地域をより良くしたい」という共通の思いに触れ、大きな刺激を受けました。今回の経験を今後の研究と地域活動に生かし、これからも地域の皆様と連携しながら、桜を未来へつなぐ取組を進めてまいります。

ボランティア・アワードについてはこちら

 

おまけ

大会の合間には、新宿御苑に植樹されている本校オリジナル品種の桜「玉夢桜」も見学しました。久しぶりに目にした玉夢桜は、想像していた以上に大きく成長しており、その立派な姿に驚きました。本校で生まれた桜が東京の地で大切に育てられ、しっかりと根付いていることを実感できる、うれしい時間となりました。

新宿御苑での玉夢桜植樹はこちら

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