お知らせ
みやぎ鎮魂の日(防災教育)
2011年3月11日2時46分、東日本大震災発生。
本校は地震による大津波により壊滅的被害を受けました。
あれから11年目をむかえ、宮城県鎮魂の日に合わせて防災教育が全校生徒を対象に行われました。
まずは、死者・行方不明者に黙とうを捧げました。
校長先生から「今日は本校にとって特別な日です。東日本大震災によって校舎は被災、仮設校舎を経て、現在の新校舎に移ることができました。日本全国から応援や支援を頂くことでここまで復興することができたからです。」と支援に対しての感謝の気持ちを述べました。
「学校がどのような被害を受けたのか。仮設校舎で先輩達がどう過ごしてきたのか。新校舎がどのようにできたのかを皆さんい知ってもらいたく映像を見てもらいたいと思います」と震災から復興までの歩みについてのDVDをみました。震災や仮設校舎で学んできた先輩に比べて、改めて充実した環境で学んでいることを実感しました。
DVDの後は生活科の卒業生、國井さんと上田さんに防災食についての講演をいただきました。
3月1日に卒業したばかりで、3年生の課題研究で進めた内容です。
彼女たちの研究は防災の乾パンをアレンジして美味しく食べるというものです。
乾パンの豚汁の具材にすることで汁を吸わせて、柔らかくしてみました。
また、きな粉、チョコ、ハチミツなどで和えることで、デザートのよう食べられるレシピを披露してくれました。
2年生の朝日くんに試食をしてもらうと「硬い印象でしたが、たべやすくなりました」と乾パンのイメージを大幅に変えたレシピに驚かされました。
このレシピは名取市の小学校と中学校の全生徒に配布されます。
國井さん、上田さんありがとうございました。