寄宿舎指導員のブログ
自啓寮 生活科1年4組の義務入寮
今年度最初の義務入寮が生活科よりスタートしました。
4月21日(月)からゴールデンウィークを挟みながら3週間にわたって実施しました。
今回の義務入寮は、寮学習(礼儀、ルールやマナー、責任、食事などの大切さについての講義)の他に、
さまざまなプログラムが盛り込まれました。
☆生活科学習「生活科について知ろう」
6名の生活科の先輩方から、生活科で学べること、取り組んでいることなどのプレゼンテーションがありました。
生徒目線のリアルな情報、宮農出身の小島先生への質問タイムも盛り上がりました。
☆寮生交流会(ドッヂボール大会)
恒例のドッヂボール大会は、文化委員会が企画・司会進行を務めました。
高校生の白熱したボールの投げ合い、逃げ切れたでしょうか!?
☆農場朝体験
朝5:45に寮前に集合し、いざ畜舎へ!
気持ちの良い朝は目覚めも早い!牛部の先輩方が案内役です。
鶏舎、豚舎、牛舎をローテーションで回り、説明を聞き、触れ合い体験を行いました。
その後の朝食に出た豚肉や牛乳、夕食に出たゆで卵、何かを感じられたでしょうか。
最後の夜は通年生の前で「自啓宣誓」をします。
この3週間の義務入寮で得た経験をもとに今後の生活で誓うことを発表しました。
集団生活を通して時間やルールを守る大切さ、友達、、、いろいろな気付きがあったようです。
今年度最初の義務入寮、3週間お疲れさまでした。
自啓寮講演会:コミュニケーション講座
今年度は義務入寮を4月からスタートするにあたり、70名以上での集団生活が円滑に進むためには何が必要なのか?と、前年度より密かに計画を進め、行き着いたテーマは「コミュニケーション」!
早速4組義務入寮の2日目 「自分を知ろう」「友達を知ろう」そして「自分を理解してもらおう」をテーマに
まなびのたねネットワーク代表理事、認定キャリア教育コーディネーターの伊勢みゆき先生を講師にお招きし、
コミュニケーション講座を開催しました。
友達からの一言でこんな気持ちになったことあるかな?から始まり、
自分の行動傾向をカードを使って知るワークを行いました。自分の性格をカードから探す時間は真剣そのものです!
カードを使った自己紹介を行いながら、クラスメイトとの違いを知ることで、あちこちから笑いが出たり「なるほど~」などのどよめきも・・・
4組の生徒たちからは「話をしたことがなかった人とも話をするきっかけができました」「自分と違う部分が分かって面白かったです」など、多くの感想を聞くことができました。心の通い合いや感じ方の違いを体験し、これからの学校生活に役立ててほしいなと思いました。
自啓寮 入寮式、対面式
自啓寮では、今年度新たに11名の1年生を迎えました。
先日行われた入寮式。
食品化学科、横山嵩さんから代表の挨拶があり、寮で友達を作り成長していきたいこと、
食事を楽しみにしていることなどが盛り込まれ、不安より期待や意欲を感じました。
寮長を務める農業機械科3年の佐藤奈々さんからは、1年生に向けて気持ちに寄り添った温かいメッセージが
送られました。
対面式では、「クスッ」と笑える学年ごとの自己紹介。
少しでも緊張をほぐそうと工夫したようでした。
2、3年生は前日より清掃や式場の準備を行い、1年生を迎える環境を整え、
立派に1年生を迎えることができました。
普段なかなかできない場所の掃除を黙々と。掃除への向き合い方も自啓寮生の誇りです。
1年生にとっては長い1日となりましたが、令和7年度も無事に36名でスタートしました。
自啓寮 令和6年度の締めくくり
2月の自啓寮生は歓送会や3年生の卒寮、冬期研修に4期考査と、忙しい日々を過ごしてきました。
最後の夜の締めくくりは恒例となった「鍋会」。
みんなで鍋を囲むのは2020年以来とのこと(コロナ禍中は一人鍋会)。
生徒はもちろんほとんどの職員も、みんなで囲む「鍋」は初めての経験。
あつあつの具材をハフハフしながら食べ、家族のような温かさを感じる時間でした。
こちらはトマトチーズ鍋。とろーりとろけるチーズと洋風具材が美味しい!
締めはラーメンかうどんかごはんからチョイス!のはずが、うどんもラーメンも入れてお腹いっぱい。
美味しい鍋の後は、居室の大掃除を行い、最後に次年度へ向けた決意表明を行いました。
それぞれの課題や目標を声に出し、発表し合うことでお互いを高め合う時間になりました。
内容の濃い冬期研修を終え、どんなことが心に残りましたか?
4月から新1年生を迎える準備が整ったと実感した最後の夜でした。
自啓寮【続】冬期研修
冬期研修もいよいよ終盤となりました。
かねてから生徒の要望で出ていた「プロから教わるお金の話」が本日の研修題材です。
プルデンシャル生命保険株式会社様より営業所長の山岡貴茂氏をお招きし、「税金」「年金」「投資」等の本質を詳しく説明していただきました。さらに今回は直接聞けるとあり、事前に準備をしていたそれぞれの疑問についてわかりやすくお話しくださいました。お金にまつわるあれこれ話は職員もすっかり釘付け状態です!
最後には、人生に直結する「1.01%の法則と0.99%の法則」を教えてくださいました。
普段の行動をちょっと努力することで結果や選択肢の幅が広がるんだよー、という話は生徒に大きく響く内容でした。
個別の質問コーナーでは、次々とアドバイスを得ようと生徒が集まり行列状態・・・。みんなの真剣な姿に
シリーズ化もいいなぁ、と少々悩んだ夜でした。
自啓寮 冬期研修が始まっています。
3年生が卒寮した夜から、1、2年生の冬期研修が始まりました。
この時期の研修をとおして、寮生活の意義を考えや上級生になることを自覚するのが目的です。
自分の意見を持つことの大切さを学ぶ機会として、今回グループワークを多く設定しています。
1回目は「集団討議を体験しよう」ということで、テーマは自啓寮内でのスマホの使用についてでした。
使用すべきか、現状のまま使用禁止にすべきか、5~6人のグループで討議しました。
第2回目は「ルールやマナーに関する取り組みを考えよう」。
寮内の身近なテーマをワールドカフェ方式で討議を行いました。
学年や男女の壁を越えて、普段話したことのないメンバーとも意見を交わし合えたようです。
また自分の意見を伝えることや他人の意見を否定せず聞くことの大切さを体感したようでした。
まだまだ冬期研修は続きます。
【自啓寮】3年生卒寮です!
3年生考査最終日を無事に終え、いよいよ卒寮です。
夜の歓送会では学年ごとに踊ったり寮生全員で輪になり歌ったりと様々な形で会を盛り上げます。
「先生も一緒に歌おう。輪の中に入って!」と、最後には全員参加型の会となりました。
終わってからも名残惜しいのか、男子棟では全員で入浴だ!と意気込む姿もあり・・・・。
そして小雪が舞う卒寮式朝、お互いに髪の毛をセットし、晴れやかな笑顔で式を迎えておりました。
卒寮生の挨拶では「寮生活を認めてくれた親に感謝します」「みんながいたから頑張れました」とそれぞれの思いを
伝え合うよい時間だったと思います
みんなおめでとう!
自啓寮 芸術鑑賞会に春風亭与いちさん
今年度の自啓寮芸術鑑賞会は、仙台市太白区柳生出身の落語家、春風亭与いちさんにお越しいただき、
1時間たっぷりと落語を鑑賞しました。
夕食に特別メニュー「HACHIのハンバーグ」を食べてお腹も満たされた寮生。
いつもは眠気との闘いの学習時間ではありますが、この日は特別な時間になりました。
演目の前や間に挟まれる話「まくら」では、古典落語の知識やこれまでの公演のエピソードなども面白く、
落語の世界へ導かれました。寮生の笑い声が響き渡り、笑い声が笑い声を呼び、1時間があっという間でした。
寮長からのお礼の挨拶では、与いちさんからの突っ込みにまたまた笑いが。。。
最後に何でも聞いていいよ!と質問コーナーもあり、落語の知識など寮生にとって落語に親しみやすいように
話していただき、みんな与いちさんファンになりました。
お忙しい中、寮生のためにありがとうございました。
【自啓寮】クリスマス会そしてケーキコンテスト!
23日、本日が寮生活最終日となりました。先週のクリスマス会では得意のパフォーマンスを披露したり
プレゼント交換では自分のプレゼントが誰に行ったのか、くじ引きで何が当たるのかと大盛り上がりの時間でした。
その様子がこちらです↓ ↓ ↓
そして、今夜はケーキコンテストです。
グループごとにデコレーションを競い合いました。カットフルーツをそのまま盛り込んでみたり、板チョコを
とにかくちりばめてみたり、
円形のスポンジを丸めて雪だるまに変えてみたりと彩り豊かで個性溢れるものが次々とできあがりました。
そして夕飯後と思えない見事な食べっぷり!今年一年の締めくくりに相応しい夜となりました。
【自啓寮】 食品化学科1年5組体験入寮を終えて
5月に農業・園芸科の1組からスタートした今年度の義務・体験入寮。
12月2日から6日の間で食品化学科の5組の体験入寮があり、全日程全員が元気に参加できました。
初日からオリエンテーション、対面式、寮研修と続きます。
「お家に帰りたい」とホームシックになる人もちらほら。。。
寮のご飯はどうでしたか?食べている姿は元気をもらえます!
最終日の前日の夜に、全員の前で自啓宣誓を発表します。
寮生活を通して学んだことを今後どう生かしていくかを発表します。
自啓宣誓を胸に、これからの宮農での高校生活を充実させてほしいと思います。
また、5組の寮生活に取り組む姿勢は通年生にとっても、気付きや学びの多い1週間だったと
思います。次年度に向けて、通年生の中にはどのように義務入寮を受け入れていったら良いかと
アイディアが出ているようです。
焼き芋焼きネギ大試食会in 自啓寮
考査日課に入り、ちょっぴり疲れ顔で戻ってくる寮生たち。日頃頑張っているご褒美にと
21日は特別に農場より無償で頂いたサツマイモを焼き芋にし、大試食会を行いました。
炭火でじっくりと焼いたお芋のいい匂いが学習時間の寮内に漂います・・・
一緒にネギも焼いてみたら大好評!!
香ばしい色合いになったネギをパクリ、焼いてはまたパクリと止まらない食欲でした。
その調子で残りの考査も頑張れーー!
自啓寮 1~4組の義務入寮が終わりました
先日、生活科4組が3週間の義務入寮を終えました。
食に関心の高い生徒が多い農業高校ですが、生活科4組は食事の献立や彩りなどに興味を持つ生徒も多く、
提供されたご飯を美味しく、残さず、笑顔で食べていたのが印象的でした。
汁物が付くお弁当の日は台車で慎重に。手際よし!
気付けば食べている写真が多いクラスでした。
スマホが使えない環境だからこその遊びも新鮮だったのではないでしょうか。
夜は研修を通してさらに自啓寮での学びを深めました。
スポーツレクレーションでは4組×通年生×男女混合でドッヂボールを行い、盛り上がりました。
今年度5月、1組から始まった農業・園芸科と生活科の3週間の義務入寮と
食品化学科と農業機械科の1週間の体験入寮。
3週間と1週間では期間の差こそあれど、経験する生活はほぼ同じです。
寮生活での経験や気付きが、宮農生としての軌跡になることを期待しています。
自啓寮 生活科1年4組の義務入寮
農業・園芸科3クラスの義務入寮が終了し、今週より生活科1年生の義務入寮が始まっています。
今年度の生活科は女子が圧倒的に多く、通年生女子は、ほぼ満室になる女子棟がどんな状況になるのかと
緊張していました。
義務生の居室に表札を入れたり、動態盤に名前を貼ったりと、
心の準備も兼ねてオリエンテーション係が頑張りました。
最初の説明が肝心!
今回は3つの班に分けて、丁寧に説明していました。
ごはんがおいしい!みんなの元気の源になりますように。
通年生にとって、自啓寮の細かなルールや集団生活のマナーに慣れていない義務入寮生を迎え入れることは、
大きな経験です。どのように説明したらわかりやすいか、嫌な気持ちを残さないようどう指摘したらよいか、
いろいろと考えた生活が始まるからです。
これまでの反省を生かして、試行錯誤しながら通年生も頑張っています。
【自啓寮】3組義務入寮が始まりました
9月30日より1年3組の義務入寮が始まり、活気溢れる寮内です。この入寮期間中に行うことは、農業学習はもちろんのこと、道徳的な学習・スポーツレクリエーション・映画鑑賞・大掃除など盛りだくさんです!この3週間で思いやりの気持ちや日々のちょっとした気配りを体験してほしいと思います。
居室内の様子です。
初日は多くの生徒が布団のカバー掛けに苦戦します。
朝の日課である掃除も通年生と義務生が協力して行います。
日課がきっちり決められていて大変だ!という声も聞こえてきますが、仲間同士の助け合いも徐々に見られています。
10月4日の夜には義務入寮生と通年生が合同チームを作りスポーツレクリエーションを行いました。
その様子はこちらから↓どうぞ↓
【自啓寮】農業機械科 6組の体験入寮がありました
夏休みが明けて間もない9月第1週目、農業機械科1年6組の体験入寮がありました。
体験入寮は3週間の義務入寮とは違い、1週間1本勝負!濃縮した寮生活を送りました。
圧倒的に男子が多い6組が自啓寮に入るこうなります。
布団は各自で運び、シーツやカバーもしっかり掛けます。
毎食、ご飯が足りなくなるのではという嬉しい不安を抱えた調理員さん。
たかが1週間されど1週間。
体験入寮中は文化講演会の企画でタイ料理を食べたり、講演を聴いたり、
学科長からの講義があったりといつもの学校生活とまるで違った刺激的な日々でした。
寝食を共にし、仲間たちと過ごした1週間、みなさんの心にどう刻まれたのでしょうか?
〔自啓寮〕文化講演会「多国籍で生まれ多様性で生きる」
9月3日、タイ王国公認レストランを経営し、タレントでもある「タァちゃん」をお招きし、食文化と多様性についての講演会を行いました。初めに、寮生総勢71名でタイの食文化を学びながら寮の食堂で本格的なタイ料理を頂きました。独特の香りや刺激に初めて食べる生徒からは驚く姿も見られました。嗜好の感想は様々でしたが、タァちゃんは優しく微笑みながら「自分に正直にね」という言葉を生徒へ投げかけてくださいました。
その後の講演会では、農業高校の生徒と接した時の印象、本日の夕食風景を見た率直な感想、さらに社会的マイノリティをより身近な題材として、生徒と対話形式でお話を進めていただきました。最後は、「正直でも正直じゃなくてもよく、ジャッジを入れない柔軟な心を持ってほしい」というメッセージと、「寮は他人と生活する社会勉強の場所なので、そこで生活する皆さんは本当に素晴らしい!」とエールを送ってくださいました。
【自啓寮】夏が始まりました!
いよいよ24日より夏季休業に入りました。
18日(木)に寮祭、22日(月)には夏の大掃除と、休み前の自啓寮は疾走感がありました。
今年の寮祭も文化委員会が中心となって企画し、盛りだくさんの内容で行われました。
まずは有志発表。今年もダンスに歌に、ギターやピアノの演奏など目白押し!
恒例の!?ジャンボリーミッキーでは、生徒の誘いに多くの先生方、校長先生も!?飛び入り参加して、
一体感が生まれました!みんなで踊ってお腹が空いたところで、お楽しみの夕食タイム。
今年はクレープ作りと宮農産メロン「マルセイユ」が人気でした。
どれもとーーーーーーーっても美味しくいただきました。ごちそうさまでした。
続いて、恒例の肝試し大会!会場は夜の校舎内。
階段の下やロッカーの中から「ワーッ!!!」
実はずっと1人で待機する脅かし役の方が怖いとか!?
最後は花火をしながら、かき氷!!
楽しんだ後は、大掃除!
とても暑い日の大掃除でしたが、みんなで協力してきれいになった充実感は何ものにも代えがたいもの。
お疲れさまでした!
【自啓寮】食事の大切さについて
いよいよ1年2組の義務入寮が最終週となりました。本日は食事の大切さについて、栄養教諭・佐々木志穂先生の講話です。
「皆さんは何のために食事をしていますか?」という問いかけで始まりました。
生徒からは「生きるため?」「健康管理?」などの答えが出ましたが、きょとん顔の生徒もちらほら・・。
具体的な話を交えつつ、年齢や性別による必要な栄養量の違い、朝食の役割、栄養バランスのとれた食事にするための演習など、「食」への関わり方を改めて考える時間となりました。
「食事」一つとっても、単に栄養摂取だけではなく、生産者さんの情熱、作ってくださっている方々の真心、食べる環境、身体との対話。多くの要素があるのだなと思いました。
講話後のガパオライスは格別な美味しさでした!
【自啓寮】 1-2義務入寮生とスポーツレクリエーション
6月24日より、1年2組の義務入寮が始まりました。
芸術鑑賞会に体育祭と学校の行事も目白押しのこの時期の義務入寮、2組のみなさんにとっては、
クラスの団結力がさらに強まるに違いありません!
まだ寮生活も4日目の先週、スポーツレクリエーションがありました。
今回は夜の体育館でバレーボール!体育祭前の腕試しにもなると気合い十分の生徒たちでした。
準備体操は入念に。
思いがけず得点になったり、取れそうで取れなかったり、、、バレーボールの楽しいところ。
時にはバシッと決まる男子バレー。ケガになりませんように。
笑顔と元気が印象的な1年2組の集合写真。みんないい顔です。
義務入寮後半戦もがんばろう!
居室替えを行いました
考査最終日となる18日、夕方になるにつれソワソワした様子で荷物整理を行う寮生たち。そうです!今夜は寮の一大イベント(にも匹敵する)第一回居室替えです。
どの場所になれるのか?どの先輩(後輩)と一緒になれるのか?と、普段以上に掲示物へもチェックが入ります。
先生方も完璧なポーカーフェイスで居室発表の瞬間まで一切漏らすことなく準備を進めておりました。
発表の瞬間は緊張と歓喜で大興奮!
今まで使っていた居室内をすっきりさせ、いざお引っ越しです!
寮生活は学年を超えたコミュニケーションの場です。
新しい居室でもそれぞれの個性の違いを楽しめたら良いなと思います。