寄宿舎指導員のブログ
自啓寮 1~4組の義務入寮が終わりました
先日、生活科4組が3週間の義務入寮を終えました。
食に関心の高い生徒が多い農業高校ですが、生活科4組は食事の献立や彩りなどに興味を持つ生徒も多く、
提供されたご飯を美味しく、残さず、笑顔で食べていたのが印象的でした。
汁物が付くお弁当の日は台車で慎重に。手際よし!
気付けば食べている写真が多いクラスでした。
スマホが使えない環境だからこその遊びも新鮮だったのではないでしょうか。
夜は研修を通してさらに自啓寮での学びを深めました。
スポーツレクレーションでは4組×通年生×男女混合でドッヂボールを行い、盛り上がりました。
今年度5月、1組から始まった農業・園芸科と生活科の3週間の義務入寮と
食品化学科と農業機械科の1週間の体験入寮。
3週間と1週間では期間の差こそあれど、経験する生活はほぼ同じです。
寮生活での経験や気付きが、宮農生としての軌跡になることを期待しています。
自啓寮 生活科1年4組の義務入寮
農業・園芸科3クラスの義務入寮が終了し、今週より生活科1年生の義務入寮が始まっています。
今年度の生活科は女子が圧倒的に多く、通年生女子は、ほぼ満室になる女子棟がどんな状況になるのかと
緊張していました。
義務生の居室に表札を入れたり、動態盤に名前を貼ったりと、
心の準備も兼ねてオリエンテーション係が頑張りました。
最初の説明が肝心!
今回は3つの班に分けて、丁寧に説明していました。
ごはんがおいしい!みんなの元気の源になりますように。
通年生にとって、自啓寮の細かなルールや集団生活のマナーに慣れていない義務入寮生を迎え入れることは、
大きな経験です。どのように説明したらわかりやすいか、嫌な気持ちを残さないようどう指摘したらよいか、
いろいろと考えた生活が始まるからです。
これまでの反省を生かして、試行錯誤しながら通年生も頑張っています。
【自啓寮】3組義務入寮が始まりました
9月30日より1年3組の義務入寮が始まり、活気溢れる寮内です。この入寮期間中に行うことは、農業学習はもちろんのこと、道徳的な学習・スポーツレクリエーション・映画鑑賞・大掃除など盛りだくさんです!この3週間で思いやりの気持ちや日々のちょっとした気配りを体験してほしいと思います。
居室内の様子です。
初日は多くの生徒が布団のカバー掛けに苦戦します。
朝の日課である掃除も通年生と義務生が協力して行います。
日課がきっちり決められていて大変だ!という声も聞こえてきますが、仲間同士の助け合いも徐々に見られています。
10月4日の夜には義務入寮生と通年生が合同チームを作りスポーツレクリエーションを行いました。
その様子はこちらから↓どうぞ↓
【自啓寮】農業機械科 6組の体験入寮がありました
夏休みが明けて間もない9月第1週目、農業機械科1年6組の体験入寮がありました。
体験入寮は3週間の義務入寮とは違い、1週間1本勝負!濃縮した寮生活を送りました。
圧倒的に男子が多い6組が自啓寮に入るこうなります。
布団は各自で運び、シーツやカバーもしっかり掛けます。
毎食、ご飯が足りなくなるのではという嬉しい不安を抱えた調理員さん。
たかが1週間されど1週間。
体験入寮中は文化講演会の企画でタイ料理を食べたり、講演を聴いたり、
学科長からの講義があったりといつもの学校生活とまるで違った刺激的な日々でした。
寝食を共にし、仲間たちと過ごした1週間、みなさんの心にどう刻まれたのでしょうか?
〔自啓寮〕文化講演会「多国籍で生まれ多様性で生きる」
9月3日、タイ王国公認レストランを経営し、タレントでもある「タァちゃん」をお招きし、食文化と多様性についての講演会を行いました。初めに、寮生総勢71名でタイの食文化を学びながら寮の食堂で本格的なタイ料理を頂きました。独特の香りや刺激に初めて食べる生徒からは驚く姿も見られました。嗜好の感想は様々でしたが、タァちゃんは優しく微笑みながら「自分に正直にね」という言葉を生徒へ投げかけてくださいました。
その後の講演会では、農業高校の生徒と接した時の印象、本日の夕食風景を見た率直な感想、さらに社会的マイノリティをより身近な題材として、生徒と対話形式でお話を進めていただきました。最後は、「正直でも正直じゃなくてもよく、ジャッジを入れない柔軟な心を持ってほしい」というメッセージと、「寮は他人と生活する社会勉強の場所なので、そこで生活する皆さんは本当に素晴らしい!」とエールを送ってくださいました。
【自啓寮】夏が始まりました!
いよいよ24日より夏季休業に入りました。
18日(木)に寮祭、22日(月)には夏の大掃除と、休み前の自啓寮は疾走感がありました。
今年の寮祭も文化委員会が中心となって企画し、盛りだくさんの内容で行われました。
まずは有志発表。今年もダンスに歌に、ギターやピアノの演奏など目白押し!
恒例の!?ジャンボリーミッキーでは、生徒の誘いに多くの先生方、校長先生も!?飛び入り参加して、
一体感が生まれました!みんなで踊ってお腹が空いたところで、お楽しみの夕食タイム。
今年はクレープ作りと宮農産メロン「マルセイユ」が人気でした。
どれもとーーーーーーーっても美味しくいただきました。ごちそうさまでした。
続いて、恒例の肝試し大会!会場は夜の校舎内。
階段の下やロッカーの中から「ワーッ!!!」
実はずっと1人で待機する脅かし役の方が怖いとか!?
最後は花火をしながら、かき氷!!
楽しんだ後は、大掃除!
とても暑い日の大掃除でしたが、みんなで協力してきれいになった充実感は何ものにも代えがたいもの。
お疲れさまでした!
【自啓寮】食事の大切さについて
いよいよ1年2組の義務入寮が最終週となりました。本日は食事の大切さについて、栄養教諭・佐々木志穂先生の講話です。
「皆さんは何のために食事をしていますか?」という問いかけで始まりました。
生徒からは「生きるため?」「健康管理?」などの答えが出ましたが、きょとん顔の生徒もちらほら・・。
具体的な話を交えつつ、年齢や性別による必要な栄養量の違い、朝食の役割、栄養バランスのとれた食事にするための演習など、「食」への関わり方を改めて考える時間となりました。
「食事」一つとっても、単に栄養摂取だけではなく、生産者さんの情熱、作ってくださっている方々の真心、食べる環境、身体との対話。多くの要素があるのだなと思いました。
講話後のガパオライスは格別な美味しさでした!
【自啓寮】 1-2義務入寮生とスポーツレクリエーション
6月24日より、1年2組の義務入寮が始まりました。
芸術鑑賞会に体育祭と学校の行事も目白押しのこの時期の義務入寮、2組のみなさんにとっては、
クラスの団結力がさらに強まるに違いありません!
まだ寮生活も4日目の先週、スポーツレクリエーションがありました。
今回は夜の体育館でバレーボール!体育祭前の腕試しにもなると気合い十分の生徒たちでした。
準備体操は入念に。
思いがけず得点になったり、取れそうで取れなかったり、、、バレーボールの楽しいところ。
時にはバシッと決まる男子バレー。ケガになりませんように。
笑顔と元気が印象的な1年2組の集合写真。みんないい顔です。
義務入寮後半戦もがんばろう!
居室替えを行いました
考査最終日となる18日、夕方になるにつれソワソワした様子で荷物整理を行う寮生たち。そうです!今夜は寮の一大イベント(にも匹敵する)第一回居室替えです。
どの場所になれるのか?どの先輩(後輩)と一緒になれるのか?と、普段以上に掲示物へもチェックが入ります。
先生方も完璧なポーカーフェイスで居室発表の瞬間まで一切漏らすことなく準備を進めておりました。
発表の瞬間は緊張と歓喜で大興奮!
今まで使っていた居室内をすっきりさせ、いざお引っ越しです!
寮生活は学年を超えたコミュニケーションの場です。
新しい居室でもそれぞれの個性の違いを楽しめたら良いなと思います。
【自啓寮】考査中の自啓寮生
今年度初めての考査が始まりました。
自啓寮では、部活動が自粛となる考査の1週間前より特別に学習時間が設けられています。
また、考査初日からは14:00~17:00まで(休憩あり)が学習時間になっています。
居室で勉強したり、食堂でスマートフォンを使用したり、教え合ったりと学習スタイルはさまざま。
学習時間中のおやつは禁止、飲み物はお茶か水のみとなります。
ただいま、化学基礎のテスト勉強中!
寮内はスマートフォンを利用した学習は認められています。
休憩時間や自由時間は将棋を指したり体を動かしたりしてリフレッシュ!
考査最終日の前日には、お楽しみのおやつがあります。
最後までがんばれー!
サークル活動を紹介します
自啓寮には「音楽」「手芸」「ストイック」「イラスト」「卓球」という5つのサークルがあります。それぞれ活動日と内容を決めて、週に1度活動を行っております。
まず、手芸・イラストサークルです。毛糸でマスコットを作ったり、レジンを使った作品に挑戦したりと、細やかな手作業が光ります。担当教員も創作意欲に力が入っておりました。
こちらは音楽サークルです。キーボード担当の的場さんは5歳からピアノを練習しているそうです。見事なセッションでした!
こちらはストイックサークルです。40分間黙々と汗を流します。
非常にストイックです。
最後に紹介するのは卓球サークルです。普段の穏やかな仲の良い姿から一変!気迫と闘志があふれ出ていました。
過ごし方をちょっぴり工夫することで、寮生活を楽しんでおります!
自啓寮 義務入寮頑張ってます!
義務入寮期間中、義務生はほぼ毎日研修があります。
寮でしか学べない貴重な内容の自啓寮学習は以下のとおりです。
① あいさつについて
② マナーとルールについて
③ 目標を持つことの大切さについて
④ 役割と責任について
⑤ 集団生活で気付いたことについて
⑥ 食事の大切さについて
寮学習の時間は夕食や入浴が済んだ後の20時10分から。
家庭では一番の寛ぎタイムかもしれません。
自啓寮という学校の教室とはまた違った環境での学習に、「めっちゃ楽しい」という声も。
先生の話をメモを取りながら聞いたり、居室ごとに話し合ったり、感想文を書いたりします。
さらに農業・園芸科ならではの農業学習もあります。
そろそろ疲れも見えてきたところですが、食事や自由時間を楽しんで頑張ってます!
1年1組の義務入寮が始まりました
緊張感と少しの照れ笑いを浮かべながら1組の義務入寮が始まりました。
思いやりの心を持ちながらルールを守っての集団生活となりますが、それぞれの違いや個性を知ることも楽しんでほしいと思います。
学校行事も重なり忙しい時期ではありますが、体調に気をつけながら全員でこの期間を完走してほしいです。
通年生が寮生活のルールや施設の説明を行います。
お互い自己紹介を行いながら共に励まし合う姿もたくさん見られました。
3週間頑張るぞー! おー!
自啓寮 春季研修を終えて
自啓寮では春季、夏季、冬季と年に3回の研修があります。
4月に行われた春季研修は、これから1年間の自啓寮の土台となる重要な研修です。
今年度は4月9日から4月19日までの間、夜の学習時間を利用して行われました。
●舎監長講話
●通年寮生自己紹介
他以下のようなテーマについて講話やワーク、意見交換を行いました。
●寮の存在と集団生活の意義について
●寮の組織作り ●寮の運営方法 ●今年度の目標と心構え
●規律から自分を見つめよう ●食事の大切さについて
●義務生の指導方法について
自啓寮生としての誇りを持ち、2、3年生は上級生として、1年生は自啓寮生としての自覚を
深められる研修となりました。
新年度が始まって1ヶ月が経とうとしています。
研修を通して、時間やルール、マナーを守ろうとする意識が高まったのはもちろんのこと、
仲間を大切にすることや、よりよい寮にしていこうという気持ちが感じられます。
自啓寮には、自分を磨き、高め、人との繋がり、仲間を得られる場であることを
改めて実感しています。
入寮式が行われました
4月9日(火)緊張の面持ちで、自啓寮の門をくぐった1年生。出迎えは上級生でした。ニコニコ挨拶係や誘導係、全員でのおもてなしです。
校長先生からは、歓迎の言葉を織り交ぜ、時代とともに変化してきた寮の役割をお話ししていただきました。
舎監長からは、寮生活に目標を持つことでより良い生活へと変化することや、保護者への感謝の気持ちを伝えることの大切さについてお話がありました。
寮生代表として、寮長の大宮陸さんからは「日々目標を持ちながら助け合って過ごしていきましょう!」と温かい歓迎の挨拶がありました。
この言葉は、前日から上級生がアイディアを出し合いながら考えた歓迎の挨拶でした。
新入寮生はオリエンテーションや夜のお祝い御膳の一斉食と、全てが初めての生活でしたが、全員でこの日を迎えることができました。総勢35名の寮生活がスタートです!
自啓寮 卒寮おめでとう
先日卒寮式が行われ、14名の生徒が自啓寮を巣立ちました。
会場の自啓寮研修室は、前日の歓送会の賑やかさが嘘のように静まりかえっています。
校長先生から温かいメッセージをいただきました。
3年間の思い出が駆け巡ります。
ひとりひとり、この卒寮式を迎えた思いを語りました。
卒寮式終了後、舎監長よりひとりひとりにメッセージが贈られました。
3年間見守り続けてきた私たち職員も同じ思いです。
残念ながら2名の卒寮生が参加できませんでしたが、3年間共に過ごした仲間はかけがえのない存在です。
改めて、3年生ありがとう、そして卒寮おめでとうございます。
自啓寮 冬期研修
3年生のいない寮に、1年生、2年生は、
しばらくの間、さみしさを感じながらの寮生活になります。
それでも、卒寮式の夜から、さっそく『冬期研修』が始まるのが自啓寮。
さみしいけれど、嘆いてばかりもいられません。
もうすぐ今年度が終わり、4月には新入寮生が入ってきます。
研修の目的 ・これまでの寮生活を振り返り、今後の寮生活をさらによりよいものとする。
・上級生になることを自覚し、寮生としてあるべき姿を考える。
4期考査を挟んで、舎監長講話、委員会の反省と来年度の計画、舎監の先生のこれまでの人生からの学び、
避難訓練、グループワーク、寮生総会(活発な意見が出ました)、締めの鍋会(最後の夜の夕食)、決意表明と
6日間に渡って研修が行われます。
決意表明では、一人ひとりが来年度への抱負を発表します。
「後輩の見本になる存在になりたい」
「日常の中で小さなことを積み重ねていきたい」
「成績を上げて維持したい」
「視野を広く持ちたい」
「委員長として頑張りたい」
「人の役に立てるようになりたい」
「話しやすい先輩になる」
寮生活は、寮生にしかわからない思いもたくさんあるのだろうなと思います。
大変なことも難しいことも一つひとつクリアして、
研修での学びを活かして、
上級生になり、自啓寮を引っ張っていく存在になる。
3年間を経たときには、自啓寮の寮生であったことを誇りに思ってくださいね。
自啓寮 笑いと涙の歓送会
2月、自啓寮には一足先に別れの季節がやってきます。
今年度は男子8名女子6名の14名の生徒が卒寮です。
5日(月)歓送会が盛大に行われました。
3年間の成長を支え、毎日の楽しみや生活に潤いを与えてくれた寮のごはん。
愛情たっぷり込められた3年生のわがままリクエストメニュー。美味しくいただきました。
3年生にとって最後の有志発表。歌あり、ギターあり、コントにダンス。全身で楽しみました!
3年間、楽しいことばかりではなかった寮生活。
いやになって泣いた日、気まずくなった日、家に帰りたい日、毎日いろいろなことがありました。
寮長から1・2年生へ向けて何度か話していたことは「寮は辞めない方がいい。」です。
3年間ともに過ごした最高の仲間を得られたからこそ言える言葉だと思います。
自啓寮 芸術鑑賞会がありました。
東北大学学友会邦楽部より3名の筝曲演奏者をお迎えして、令和5年度自啓寮芸術鑑賞会を行いました。
一般的に「さくらさくら」などがよく演奏される十三絃の筝と、
弦が太く重低音が特徴の十七絃の筝で3曲演奏していただきました。
音楽を選択している生徒以外はなかなか触れる機会がありません。
曲に合わせて音をその都度設定することや、
絃を押さえる出し方、曲の聴き所なども教えていただきました。
日本古来の和楽器の奥深い音色は、心に染み入りました。
締めくくりの「千本桜」の演奏は手拍子で盛り上がりました。
邦楽部のみなさんありがとうございました。
自啓寮 楽しい学び
1月。
通年3年生は寮生活があと1ヶ月というところにきました。
「長いように思っていたけれどあっという間だった」とポツリ。
今が3年生との最後の時。
満喫しなくては。
『星をみる会』
「寮生みんなで星を見たいです!」という声から
願いが叶いました。
その日は満天の星空。
オリオン座、ペテルギウスが輝いていました。
みんなで見るからか、いつも以上に輝いて見えましたよね。
(重い望遠鏡を運び、貸してくださりありがとうございました。)
冬研修、画期的な学び、『カラオケ大会』!
本番に向けての練習シーン。
楽しみながら、
自分を発揮し、殻を破り、仲間と親睦を深め・・・
皆に聴いてもらうこと。
大きな声で歌うことの発散作用。
挑戦するということ。
遊びのようですが、
目には見えにくいかもしれないけれど
それぞれが成長するって、
面白いですね。
久々に雪が降りました。
雪かきの後は恒例の・・・
雪ではしゃぐ高校生。
何歳になっても無邪気でいたいものだなと思いました。
笑顔がはじけていました。
どれもこれも、自啓寮でのいい思い出ですね。