寄宿舎指導員のブログ
【1組義務入寮:朝実習】
寮生活もいよいよ最終週となりました。本日は早朝より実習です。
起きてすぐに実習服を身にまとい、施設野菜の「CR雪あかり」という品種のカブを収穫しに寮から温室まで全員で移動です。
朝6時到着。3年生の先輩から品種の説明や採り方などを教わります。
大きいのを選んで、うんとこしょどっこいしょ!
採りたてのカブは甘くてジューシーとのこと。特製ドレッシングをつけて早速実食です!
朝採りカブの美味しさを堪能するひとときでした。
収穫したみずみずしく甘いカブは寮の食事で美味しくいただく予定です。
自啓寮 第2回文化講演会
去る5月22日、NPO法人フードバンク仙台より、代表理事兼事務局長の小椋亘氏をお招きして、
「フードバンク仙台の支援と”農業の在り方”について」をテーマに講演いただきました。
なぜ食べられない人がいるのか?なぜ生活フードバンクが必要とされるのか?
話を聞いていくと疑問がひとつひとつ解消されていくようでした。
フードバンクの役割はただの食材支援ではなく、生活相談を通して困りごとの解決も担っていることも
知ることができました。
さらに世界の食糧問題や飢餓の問題、日本におけるフードロスの多さ(643トン!)にも驚きました。
この日は1年1組の義務入寮期間中で、70名ほどの生徒が話を聞きました。
日々食べられることへの感謝、残さないように食べようとする姿勢、食べ物の大切さを改めて感じた生徒が多い講演と
なりました。
宮農の卵「百羽良卵」をお礼にお渡ししました。
多くの生徒が自分の生活を振り返り、そして自分に何かできることはないかを考える機会になりました。
小椋さん、お忙しい中講演いただきありがとうございました。
自啓寮 生活科1年4組の義務入寮
今年度最初の義務入寮が生活科よりスタートしました。
4月21日(月)からゴールデンウィークを挟みながら3週間にわたって実施しました。
今回の義務入寮は、寮学習(礼儀、ルールやマナー、責任、食事などの大切さについての講義)の他に、
さまざまなプログラムが盛り込まれました。
☆生活科学習「生活科について知ろう」
6名の生活科の先輩方から、生活科で学べること、取り組んでいることなどのプレゼンテーションがありました。
生徒目線のリアルな情報、宮農出身の小島先生への質問タイムも盛り上がりました。
☆寮生交流会(ドッヂボール大会)
恒例のドッヂボール大会は、文化委員会が企画・司会進行を務めました。
高校生の白熱したボールの投げ合い、逃げ切れたでしょうか!?
☆農場朝体験
朝5:45に寮前に集合し、いざ畜舎へ!
気持ちの良い朝は目覚めも早い!牛部の先輩方が案内役です。
鶏舎、豚舎、牛舎をローテーションで回り、説明を聞き、触れ合い体験を行いました。
その後の朝食に出た豚肉や牛乳、夕食に出たゆで卵、何かを感じられたでしょうか。
最後の夜は通年生の前で「自啓宣誓」をします。
この3週間の義務入寮で得た経験をもとに今後の生活で誓うことを発表しました。
集団生活を通して時間やルールを守る大切さ、友達、、、いろいろな気付きがあったようです。
今年度最初の義務入寮、3週間お疲れさまでした。
自啓寮講演会:コミュニケーション講座
今年度は義務入寮を4月からスタートするにあたり、70名以上での集団生活が円滑に進むためには何が必要なのか?と、前年度より密かに計画を進め、行き着いたテーマは「コミュニケーション」!
早速4組義務入寮の2日目 「自分を知ろう」「友達を知ろう」そして「自分を理解してもらおう」をテーマに
まなびのたねネットワーク代表理事、認定キャリア教育コーディネーターの伊勢みゆき先生を講師にお招きし、
コミュニケーション講座を開催しました。
友達からの一言でこんな気持ちになったことあるかな?から始まり、
自分の行動傾向をカードを使って知るワークを行いました。自分の性格をカードから探す時間は真剣そのものです!
カードを使った自己紹介を行いながら、クラスメイトとの違いを知ることで、あちこちから笑いが出たり「なるほど~」などのどよめきも・・・
4組の生徒たちからは「話をしたことがなかった人とも話をするきっかけができました」「自分と違う部分が分かって面白かったです」など、多くの感想を聞くことができました。心の通い合いや感じ方の違いを体験し、これからの学校生活に役立ててほしいなと思いました。
自啓寮 入寮式、対面式
自啓寮では、今年度新たに11名の1年生を迎えました。
先日行われた入寮式。
食品化学科、横山嵩さんから代表の挨拶があり、寮で友達を作り成長していきたいこと、
食事を楽しみにしていることなどが盛り込まれ、不安より期待や意欲を感じました。
寮長を務める農業機械科3年の佐藤奈々さんからは、1年生に向けて気持ちに寄り添った温かいメッセージが
送られました。
対面式では、「クスッ」と笑える学年ごとの自己紹介。
少しでも緊張をほぐそうと工夫したようでした。
2、3年生は前日より清掃や式場の準備を行い、1年生を迎える環境を整え、
立派に1年生を迎えることができました。
普段なかなかできない場所の掃除を黙々と。掃除への向き合い方も自啓寮生の誇りです。
1年生にとっては長い1日となりましたが、令和7年度も無事に36名でスタートしました。