寄宿舎指導員のブログ

自啓寮 第2回文化講演会

去る5月22日、NPO法人フードバンク仙台より、代表理事兼事務局長の小椋亘氏をお招きして、

「フードバンク仙台の支援と”農業の在り方”について」をテーマに講演いただきました。

なぜ食べられない人がいるのか?なぜ生活フードバンクが必要とされるのか?

話を聞いていくと疑問がひとつひとつ解消されていくようでした。

フードバンクの役割はただの食材支援ではなく、生活相談を通して困りごとの解決も担っていることも

知ることができました。

さらに世界の食糧問題や飢餓の問題、日本におけるフードロスの多さ(643トン!)にも驚きました。

この日は1年1組の義務入寮期間中で、70名ほどの生徒が話を聞きました。

日々食べられることへの感謝、残さないように食べようとする姿勢、食べ物の大切さを改めて感じた生徒が多い講演と

なりました。

 宮農の卵「百羽良卵」をお礼にお渡ししました。

多くの生徒が自分の生活を振り返り、そして自分に何かできることはないかを考える機会になりました。

小椋さん、お忙しい中講演いただきありがとうございました。