2025年5月の記事一覧
自啓寮 第2回文化講演会
去る5月22日、NPO法人フードバンク仙台より、代表理事兼事務局長の小椋亘氏をお招きして、
「フードバンク仙台の支援と”農業の在り方”について」をテーマに講演いただきました。
なぜ食べられない人がいるのか?なぜ生活フードバンクが必要とされるのか?
話を聞いていくと疑問がひとつひとつ解消されていくようでした。
フードバンクの役割はただの食材支援ではなく、生活相談を通して困りごとの解決も担っていることも
知ることができました。
さらに世界の食糧問題や飢餓の問題、日本におけるフードロスの多さ(643トン!)にも驚きました。
この日は1年1組の義務入寮期間中で、70名ほどの生徒が話を聞きました。
日々食べられることへの感謝、残さないように食べようとする姿勢、食べ物の大切さを改めて感じた生徒が多い講演と
なりました。
宮農の卵「百羽良卵」をお礼にお渡ししました。
多くの生徒が自分の生活を振り返り、そして自分に何かできることはないかを考える機会になりました。
小椋さん、お忙しい中講演いただきありがとうございました。
自啓寮 生活科1年4組の義務入寮
今年度最初の義務入寮が生活科よりスタートしました。
4月21日(月)からゴールデンウィークを挟みながら3週間にわたって実施しました。
今回の義務入寮は、寮学習(礼儀、ルールやマナー、責任、食事などの大切さについての講義)の他に、
さまざまなプログラムが盛り込まれました。
☆生活科学習「生活科について知ろう」
6名の生活科の先輩方から、生活科で学べること、取り組んでいることなどのプレゼンテーションがありました。
生徒目線のリアルな情報、宮農出身の小島先生への質問タイムも盛り上がりました。
☆寮生交流会(ドッヂボール大会)
恒例のドッヂボール大会は、文化委員会が企画・司会進行を務めました。
高校生の白熱したボールの投げ合い、逃げ切れたでしょうか!?
☆農場朝体験
朝5:45に寮前に集合し、いざ畜舎へ!
気持ちの良い朝は目覚めも早い!牛部の先輩方が案内役です。
鶏舎、豚舎、牛舎をローテーションで回り、説明を聞き、触れ合い体験を行いました。
その後の朝食に出た豚肉や牛乳、夕食に出たゆで卵、何かを感じられたでしょうか。
最後の夜は通年生の前で「自啓宣誓」をします。
この3週間の義務入寮で得た経験をもとに今後の生活で誓うことを発表しました。
集団生活を通して時間やルールを守る大切さ、友達、、、いろいろな気付きがあったようです。
今年度最初の義務入寮、3週間お疲れさまでした。