農場便り

農場だより

バイオ苗の定植(生物工学専攻)

生物工学専攻では、植物バイオテクノロジーで学んだ「組織培養」の技術を利用し、無菌状態で培養した苗(バイオ苗)を作り出し、畑に定植していく実習を行っています。

 

本日、3年生の生物工学専攻班では、サトイモのバイオ苗の定植と校内にある桜の周りにシランを定植しました。

サトイモの定植では、クワの代わりに、スコップを使用して畝を作りました。

その後、マルチを張り、穴を開け、サトイモを定植しました。生徒が組織培養によって増やしてきたサトイモのバイオ苗も本日遂に定植となりました。

また、「玉夢桜」「あわ紅桜」「普賢象」の3本の桜の周りに、「植物バイオテクノロジー」の授業でおこなった「無菌播種」で得たシランを定植しました。

それぞれの桜を囲む形で定植しました。今後の開花が楽しみです。

 

一方で、2年生の生物工学専攻班では、サツマイモのバイオ苗の定植を行いました。

サトイモと同様に、サツマイモの苗も組織培養によって増やしてきたバイオ苗です。時折、自分が昨年に組織培養したサツマイモのバイオ苗を見つけては、嬉しそうに「私の苗だ~。」と話していました。

最終的にサツマイモのバイオ苗167株を定植することが出来ました。生徒も今から収穫が待ち遠しいとのことでした。

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イチゴ育種圃場のマルチング(生物工学専攻)

生物工学専攻では、異なる品種のイチゴを掛け合わせて、オリジナルのイチゴを作り出しています。

本日はイチゴの育種圃場にマルチ(農作物の株元を覆うフィルム)を張りました。

 

イチゴ苗の位置を確認しながらマルチに穴を空けました。

 

時折、マルチの下を覗いてイチゴ苗の場所を伝えていました。「もうちょっと右!」

 

昨日に引き続き、イチゴの育種圃場にマルチを張ることが出来ました。今後は、経過観察をし、データを収集します。

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オリジナルイチゴの定植(生物工学専攻)

生物工学専攻では、異なる品種のイチゴを掛け合わせて、オリジナルのイチゴを作り出しています。

本日はオリジナルイチゴの定植を行いました。

 オリジナルイチゴとともに様々な種類の品種のイチゴを定植し、今後比較していきます。

定植したオリジナルイチゴにはそれぞれラベルを付けて、品種が分かるようにしました。

イチゴ苗115株の定植を終えることが出来ました。明日には、マルチを張り、経過観察をしていきます。

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エダマメの播種を行いました。

5月11日 エダマメの播種(種まき)を行いました。

 食品化学科1年生では「農業と環境」という授業の中でエダマメの栽培学習を行います。

「湯あがり娘」という品種のエダマメを一人ひとりのセルトレイに播種しました。

 播種から収穫までのエダマメの一生について学習するするとともに、食品加工の原料となる動植物がどのように生産されるのかを「農業と環境」という教科で、座学や実習を通して学んでいきます。

夏においしいエダマメがたくさん収穫できるように、食品化学科40人で栽培に取り組みます。

 

セルトレイに土を入れて

エダマメを播種していきます。

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1年生 ネギ定植実習(1年3組)

今日はネギの定植を行いました!

初めての屋外での実習にちょっと緊張気味・・・。説明はしっかりメモをとる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いざ、スタート!

5人1組でどんどん定植していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ときおり、1年生の『農業と環境』担当、佐々木先生の鋭い目が光ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

予定していた分を全て定植することができました!みんな頑張りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに品種は、複数あります(下仁田、すきやき、赤ひげ)

収穫は10月~12月 楽しみですね!

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生活科 お豆腐の紹介

生活科では、令和元年度から大豆(ミヤギシロメ)の栽培と豆腐作りの学習を行っています。

栽培した大豆は、亘理町のとうふ処 豆達人(マルト食品(株))へ出荷してコラボ豆腐を商品化していただいています。

濃厚でトロっとしていて、とても美味しいですよ♪

お買い求めの際は、とうふ処 豆達人さんのHP(https://www.mametatsujin.com/)から、ご購入をお願い致します。

 

昨年度は、高舘小学校との交流学習として、小学生と一緒に栽培と豆腐作りを行いました。

 

 

今年も美味しい大豆とお豆腐を作ります。

生徒の皆さん、頑張りましょう!

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果樹部門より:花の季節

果樹部門は、花の季節です。ウメ モモ ナシ リンゴと次々と咲きました。

写真はモモの受粉作業とその花です。

生徒は丁寧に行いました。

連休明けにはリンゴの摘花作業を行います。

実りのための大切な作業です。

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カーネーションの販売!

草花部門で栽培しているカーネーションが開花を迎え,販売を開始しました。

カーネーションは名取市の花で地元の学習のためにも教材に取り入れ,地域の産業についても学びを深めています。

今年度は5品種で約350鉢を実習で栽培管理しています。これから5月の母の日に向けて最盛期を迎えます。

平日は草花温室1で販売しています。ぜひ,贈り物や自分用にお買い求め下さい。数に限りがありますのでお早めにお買い求め下さい。

販売の目印は幟とこちらの立て看板です。看板の出てる時にお立ち寄り下さい。

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造園専攻生(2年・3年)駐車場ロータリ 芝造成工

Before(施工実習前)・・・「ちょっと寂しくない?」との声に応え,造園専攻生が動き始めました。

盛土工(床土) 石碑の根入りを見極めて盛り土。

       盛土後,サツキツツジ(35本)を植栽。

コウライシバの張り芝・・・切芝(650枚)を目地張り。丁寧に目土を施しました。(2年生)

曲線部の張り芝も完璧!(3年生)  

パンジー植栽も終え,「ちょっと寂しかった駐車場ロータリ」の芝造成を終えました。ただ今,養生中です。

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施設Ⅰ部門です!

施設Ⅰ部門 初めての投稿です。

 

施設Ⅰ部門では、トマトとキュウリの養液土耕栽培をメインに取り組んでいます。

特に、トマト栽培はAsiaGAPの認証を受けています! 定植は終わったので、収穫まで楽しみですね!

 

キュウリは、今まさに収穫期。親づるは背丈くらいまで大きくなっています。毎日収獲です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これからも、実習風景も含め、時間を見つけてアップしていきます!

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パンセさんとナチュリノさんとの商品開発!(農業経営者クラブ)

農業経営者クラブでは地元企業と商品開発を定期的に行っています。

今年度はナチュリノさんとパンセさんと協同で開発打ち合わせを行いました。

生徒たちは自分たちが考えた商品をプランシートに記入して企業側にプレゼンテーションを行います。

高校生と言えども、全員が本気で取り組んでいるため、厳しお言葉ももらいながら話し合いが行われました。

パン屋さんとジェラート屋さんとの開発!いったいどんな商品ができるのでしょうか。

夏に向けて頑張って開発中です!お楽しみに。

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お米の種まき開始!

4月23日作物部門の3年生の実習で種播きを行いました。

品種はつや姫、ひとめぼれ、蔵の華、ササニシキ、まなむすめ、東北194号の6品種を撒きました。

品種が変わるごとに機械をしっかり掃除します。

種まき機は育苗箱に土を入れて、水をかけて、種を撒いて、種の上に土をかける工程を全て機械がしてくれます。

生徒達は自分の担当場所でチームになって種播きを行っていきます。

二人の女子は育苗箱の下に敷き詰める土(床土)を機械に入れていきます。

種まきをしたあとは、育苗箱をビニールハウスに持っていき綺麗に並べます。宮農ではプール育苗を行っているので、ビニールを引いた場所に並べました。

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作物部門で塩水選を実施しました。

2021年産の米作りが本格始動しました。

春実習の2年生と3年生は塩水選を行います。

充実した種もみほどよく、健康な苗を作ることができます。そこで、塩水選によってよい種もみを選別を行います。水に食塩を溶かして溶液密度(比重)1.13g/㎝3の塩水を作り、その中に種もみを入れ浮いてきたものを捨てて、沈んだ重い種子のみを種もみとして選びます。

塩水をなめるととてもしょっぱいです。選んだ種もみもとてもしょっぱいので、大量の水で何回も洗い、塩分を落としていきます。春なので温かいですが、水温は数度しかなく、素手で行うと凍えるような冷たさです。ゴム手袋を装着して冷たさを我慢して実習を進めます。

塩分を抜いた種もみは脱水機にかけて水分を飛ばし、風乾によって乾かします。

塩水選では10品種をそれぞれ、色の違う網に入れてネームプレートを付けます。

もし、種もみが一粒でも混ざってしまえば、品種混入により大変なことになります。

生徒はお互いに声がけをしながら塩水選の実習を行いました。

現代農業において塩水選を行わな農家さんもありますが、本校では米作りのコダワリとして毎年塩水選を行います。

いい種もみは発芽した後も、病気にも強く、田植えをしても順調に育ちます。

今から田植えが楽しみです。

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田植え準備は順調です!

作物部門では5月からの田植えの前の準備として畔塗り(あぜぬり)を行いました。

畦塗りは水田を取り囲む土の壁に土を塗り付けることで、水が他の水田に漏れるのを防ぎます。水が漏れると、水の管理が難しくなるだけでなく、農薬や肥料の効果も低下します。

トラクターの後ろに畔塗り専用の作業機械を取り付けておこないます。

水田の土を上に巻き上げて、押し付けるように畔を形作ります。

この作業を行うことで、6月の草刈りを減らすことができます。

また、生徒が実習で畔を歩く時も安全に移動することが可能です。

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