寄宿舎指導員のブログ
「今日も頑張る」寮生
自啓寮の寮生は毎朝、掃除をします。起床し、朝礼に出て、その後割り当てられた箇所をそれぞれ清掃するのです。
登校までの時間に自分の居室も清掃していきます。その他、窓と出入り口の施錠、布団をきちんとたたむこと(掛け布団は4つ折り、敷き布団は3つ折り)、ゴミ箱を空にする、整理と整頓、電気、暖房やクーラーのスイッチを消す。
この項目をしっかり確認してから登校することになっています。それを、寮生が登校後、私たちがまた鍵を開けて確認するのが「居室点検」。物が乱雑に置かれていたり、布団をたたんでいなかったりした場合は黄色い付箋に注意書きを貼ります。施錠されていない場合は鍵を預かり、帰寮したら舎監からのご指導をいただきます。
私たちに「される点検」ではなく、寮生としてその項目内容に自主的に取り組んでほしいと思い、居室点検チェック表を作りました。自分たちで確認し、それを指導員も見る。感じたことやアドバイスを、コメント欄に書き合う。最近は点検内容はほぼできていて、コメント欄には体調や気持ちを書いてくれる生徒が多いようです。
寮生は頑張っていると思います。家族以外の「いろいろな人」と一緒に生活をすることはそう簡単なことではありません。部活でクタクタに疲れて寮に帰っても、すぐに布団に横になることもできません。夜更かししたり、時間外にお風呂に入ることも朝からシャワーを浴びることもできません。夜の学習時間にはお茶か水しか飲めません(授業と同じように考えています)。それでも仲間と関わる楽しさで紛れ、おしゃべりで楽しくなる。トラブルがあっても学びとなり、成長していく自分、がんばっている自分を感じることができる。
新型コロナウイルス感染防止のため、以前のようには仲間と関わり合うことができず寂しい面もあるでしょう。なんとか乗り切りながら、これからの自啓寮を創っていきましょう。
自啓寮 夏休み前の行事報告
「寮祭2020」
夏休みに入り梅雨も明け、早くも1週間が経とうとしています。
自啓寮では夏休み前の7月28日,恒例の「寮祭」が行われました。今年は開催も危ぶまれましたが,感染症予防対策を講じつつ,会食,豪華景品が当たるビンゴゲーム,有志による発表,肝試し,と五感のみならず六感をも研ぎ澄まされる素晴らしい内容の寮祭となりました。
<ビンゴゲーム>
いくつものリーチを乗り越え,ビンゴになってもすぐ商品はもらえません(泣)。
そこからくじ引きというさらなる試練が待っています。
ビッグな商品をゲット!
企画司会進行は文化委員会。お疲れ様です。
<会食>
寮祭の大きな楽しみの一つ,特別メニュー。
今年は寮生の希望をふんだんに取り入れた豪華なメニューに,みんな笑顔。栄養教諭の先生方はじめ調理員の方々ありがとうございました。ごちそうさまでした。
<有志発表>
生徒からは歌やダンス、オタ芸も♡
格付けチェックにGACKT様も!?
<恐怖!?肝だめし~>
夜の校内を数名ずつ,お札をもらいに進みます。カメラのフラッシュでネタバラシ。
今年もたくさん笑って,飲んで食べて,
思い出に残る寮祭になりました。
みなさんありがとうございました。
自啓寮 令和2年度、本格始動!
7月13日(月)に通年寮生40名全員が揃い、例年入学式と同日に行っていた『入寮式』もこの日ようやく行うことができました。今年度の新入寮生は男子6名、女子7名の計13名です。2年生、3年生も表情がキリッとして見えます。自啓寮は新しい風が吹き始めています。
まだ任命されていなかった副棟長、副委員長が任命され、いよいよ自啓寮も本格始動です。
もうすぐ寮祭。コロナウイルス対策は万全に、思い切り楽しもう!
自啓寮 生活の様子
「考査期間中です」
学校生活が始まってから1か月が経ち,今週より1期考査が始まりました。自啓寮では,考査1週間前から,普段より長く,学習時間が決まっており,各々取り組むことになっています。この期間のみ食堂を開放しており,食堂か居室,自分に合った環境を選んで勉強をしています。
食堂での勉強風景。先輩や同級生に質問することもありますが,静かにお願いします。
居室を暗くして,デスクだけ明るくすると集中できるとか。眠くならないのかなぁ。。。ナリマセン!(本人)
考査も後半戦です。最終日前日には毎年恒例となった差し入れがあるようです。
今年は何でしょうね。ささやかな楽しみを持ちながら,頑張るところでは力を発揮する寮生です!
一人の居室が寂しい寮生
6月1日から寮生が寮に戻ってきました。
息が吹き返ったかのようです。学校全体が生き生きしています。
私たち大人も活力を得たような気持ちです。
コロナウイルスはまだ消えたわけではなく注意が必要な生活ですが、
今までの懐かしい『普段』に、少しずつは近づいています。
一人一居室、一人部屋。寂しいという声が特に男子から聞こえてきます。
全員がそろっての寮生活が待ち遠しいですね。
開寮に向けて
休校中の3か月の間に,窓から見える景色の緑がどんどん色濃くなり,春から初夏へと季節が移り変わりました。
6月1日,学校が再開されることになり,それに合わせて寮も開かれることになりました。
新型コロナウィルス対策のため,今までと同じような寮生活とはいかず,3~4人部屋だったところが1人部屋にな
り,食事も横並びでできるだけ会話をせずに摂るようになります。またこれまで以上に手洗いや手指消毒を心掛け,共
有して使用するものは消毒をしていくことになります。
新しい生活様式にも慣れるまでは違和感があるかもしれませんが,また以前のような集団生活を送れるように,今は
生徒,職員ともに頑張る時ですね。
「ムカデの忘れ物」
宮農は田園地帯のど真ん中,たくさんの生き物たちに囲まれた場所にあるので,ある程度の覚悟はしていました。
6月の開寮に向けて,居室を清掃していた時のことです。ロフトベッドのすのこと壁の間に赤黒い物体を発見しまし
た! あーこれは、間違いない。大ムカデだ・・・と心の中で思いながら,恐る恐るほうきと塵取りで慎重に除去作業
に取り掛かりました。死んでいることがわかっていても、相手は6~7cmの大きいムカデ。生き返ることもあるかも
しれないと、心臓バクバク,意を決して塵取りでキャッチ。
なんとそこにあったのは,おもちゃのムカデでした!忘れ物として職員室で預かっていますので引き取りに来てください(笑)。
寮生のみなさん、お元気ですか?
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。だいぶ暖かく、気持ちの良い季節になってきましたね。
今、世間を騒がせている目に見えないウイルス。私たちの生活がいつも通りではなく制限もあり、落ち着かないですね。
卒業した皆さんも、新しい場所、新しい出会いをすんなり味わえない状況なのでしょうか。
不満や文句も言いたくなる不安定な状況ですが、みんなで切り抜けていきましょう。
またみんなで寮生活を送ることができる日のために、
そして新一年生も迎えて、令和2年度の自啓寮が始まったときにいい出発ができるように、
どうしていこう、どんな寮になればいいな、など考える時間もつくってみてくださいね。
小さな改革でも、大きなチャレンジでも!
卒寮式が無事に終わりました
卒寮まであと「◯日!」と今年に入ってから3年生はカウントダウンを思い思いに始めており、本日、12名が晴れやかな顔で自啓寮を巣立ちました。進路や人間関係、多くの悩みを抱えながら生活を共にし、泣いたり笑ったりした日々。ここまで一緒に生活をしてきたメンバーやこの寮とのお別れは寂しさと開放感が混ざった不思議な空気感です。「卒寮まで頑張れて良かった」「みんなと過ごせて良かった」と笑顔いっぱいの顔を見ると、いよいよお別れなのだなーとしみじみします。今日からそれぞれのスタートです!フレーフレー12人!
さて、昨日の歓送会の様子ですが、盛り上げようと後輩が一丸となり、準備の日々が続いておりました。そのおかげで、笑いと涙と感動のいい時間になったと思います。夕食は3年生のリクエストが中心となったメニューでとてもとても豪華でした。満腹です!
史上最多の参加団体15組。大宴会です。
同日、令和2年度の新寮長・副寮長、棟長、委員長の任命式もありました。任命書を手に引き締まった顔立ちの2年生です。より良い寮をみんなで作って行きましょう!
寮 芸術鑑賞会「落語」
自啓寮で古典芸能を鑑賞する寮芸術鑑賞会が1月15日に行われました。通年生40名のためだけに披露していただいた東北大学学友会落語研究部の3名の方々の「落語」は、ライブ感にあふれ、「刺激的」でした。江戸時代から継がれてきた古典落語、聞き慣れない言葉もたくさんありましたが、わかりました。笑いました。
体感した感想は・・・「面白かった」「すごいと思った」「笑った」
きっと他にもあるでしょう。
こうしたひとつひとつの経験が、みんなの内に何かを生み出したり、巻き起こしたり、
それが何かとつながったりしてみんなの人生の栄養になっていくのでしょう。
企画、準備、当日運営担当の先生方、有り難うございました。
(私は落語が好きになりました!)
HappyHolidays
19日は一足早い自啓寮のクリスマス会でした。生徒達の得意分野や隠れた才能を披露する貴重な時間です。
委員会も世代交代を行い2年生中心の初仕事となりました。
←準備から心躍ります♪
←練習中の姿です。パフォーマンスも確実に
レベルアップ中。 体が軽い・・・さすがです。
男女混合のプレゼント交換。貰ったプレゼントに
大爆笑でした↓
観る。食べる。歌う。踊る。全て楽しみました!
←2年生の仕事ぶりをそっと見守る文化委員長。
頼もしい3年生です!
寮生活の締めくくりとなる大掃除は自分達が使った居室にワックスをかけます。後輩達が使い続ける居室です。
大事にしてくださいね。汚れに向き合う姿は真剣そのものでした!