寄宿舎指導員のブログ

寄宿舎指導員のブログ

自啓寮 クリスマス会&大掃除を行いました

「クリスマス会」

 自啓寮のクリスマス会は各委員会が入念に準備してきたおかげで大成功に終わりました。

また練習を重ねてきた有志発表や豪華なごちそうが並び、みんなの笑顔あふれる夜となりました。

 

 

 

 

<有志発表>

今年もさらに磨きがかかった一芸を繰り広げる有志のみなさん。

最後はジャンボリーミッキーでみんなでダンス!

 

 笑いあり、感動あり、ギャルありの忘れられないクリスマス会となりました。

 

「大掃除」

 クリスマス会で燃え尽きては自啓寮生とは呼べません。

冬休み前の自啓寮の恒例行事と言えば「大掃除」です。

1年間無事に寮生活を終えた感謝の気持ちを込めて、今年も参加した全員が一生懸命掃除に励みました。

今年1年間の汚れをしっかり落とし、気持ち良い新年を迎えられそうです。

12月の自啓寮

今年もあと半月となりました。

3年生は進路が決まりつつあり、高校生活、寮生活がそろそろ終わりに近づいていることを感じ、

寂しくて(もしくは早く卒業(卒寮)したい!と待ち遠しくて)残りの日数を数え始めています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 12月4日(月)から1年5組、12月11日(月)から1年6組の体験入寮がそれぞれ

2泊3日ずつ行われました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2泊という時間の中で体験できることは限られているかもしれません。

それでも、寮生活を有意義なものにしようという気持ちが皆さんから感じられました。

クラスメイトと話をすることで相手をもっと知ることができ、コミュニケーションも取りやすくなったり、あいさつを交わすことで感じるあたたかさなども感じたり、集団生活で改めて実感できることがいろいろとあったと思います。

 

 

 

 

 

 

「食事が美味しくて永遠に食べていられる」(夕食のバターチキンカレー)

「3年間も寮生活をする通年生がすごいと思った」(当番の朝掃除をしているとき)

「楽しかった」(終えてみて)

という感想も。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寮のルールを守ること、集団生活の中で遠慮・配慮しながら生活すること、自由に時間が使えないこと、

慣れない場所で他人が大勢、面倒な当番や掃除、居室の整頓などを経験し、

「貴重」だと感じてもらえたら、自啓寮は嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 通年生はクリスマス会に向けての飾り付けや

有志が出し物の準備・練習に精を出しています。

 

 

自啓寮 生活科1年4組の義務入寮

 まだ宮農祭の熱気が覚めやらぬ10月31日から始まった、生活科1年4組の義務入寮。

寄宿舎指導員目線で特に印象的だったことは、初日の荷物搬入の時に靴をしっかり揃えている人や、

布団のたたみ方がきれいな人が多かったことです。

その様子を通年生に話すと「さすが生活科だ!」と関心していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初日のオリエンテーション。この頃はまだ「寮生活いやだなー」、「スマホが使えなくなる」、

「友達とうまくやっていけるか」といった不安が大きかったのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

職員室に入室する時は、「○○号室の○○です、動態盤の手続きと貴重品を預けに来ました。」

初めて聞く文言ばかり、かまずに言えましたか?

 

通年生と顔合わせ。

「わからないことは何でも聞いて」

 

 

 

 

 

 

 

みんな大好き寮のごはん!ご飯が美味しかった、また食べたいという感想が聞こえてきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなの笑顔が、毎食献立を考える栄養士の先生や調理員さんへの感謝の気持ち。

 

 

 

 

 

 

自由時間はクラスメイトとの交流の場。

今まで話せなかった人との会話や教室では見ら

れなかった友だちの新たな一面も!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ日課やルール、マナーを守るのか。

なぜスマホを預けなければならないのか。

洗濯物を干したりたたんだり、居室を毎朝きれいにしたり、当番仕事があったりと普段の生活では課されないこと

ばかりの寮生活でしたが、3週間の義務入寮で体感して学んだこと気付いたことがたくさんあったと思います。

 

自啓寮 1年3組 義務入寮

10月3日(火)から、3組の義務入寮が始まっています。

2週目を終えた感想は・・・

 

「楽しくなってきました!」

「あと一週間で終わるなんて寂しい」

「寮のごはんがすごく美味しいです!」

 

 

 

 

 

 

 

 

義務入寮と言えば、初めは「3週間もあって、寮の中ではスマホが使えなくて、

時間も決められていて、ゆっくり休めないから疲れそう・・・嫌だなぁ。」

と、思うようです。

 

ところが、1週目も終わり頃には慣れてきて、

少し疲れた様子はありながらも

義務入寮でしか得られない、”いろいろなこと”を実感し始め、

2週目はまたがんばろう、と気持ちを前向きに、「ただいま」と笑顔で帰ってくる生徒も。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

義務入寮を終えた際に、皆さんが書く最後の感想文が楽しみです。

義務入寮を体験して、どんなことを感じ、

この先に活かしていこうと思うのかを、毎回しっかり書いてくれます。

 

寮生活は時間もしたいことも自由ではなく、洗濯など自分のことは自分でしなければならず、

当番活動があったり、眠くてもごろりと横になったりすることはできません。

友人関係や周囲への配慮などもあり、多少無理をしたり、頑張ったりする場面も多い生活です。

 

そんな義務入寮を通して気付いたことの”いろいろなこと”がそれぞれあって、

読んでいると嬉しくなります。

 

 

 

 

 

 

 

ラスト1週間ですね。

無事に、楽しく、過ごせますように。

 

自啓寮 夏期研修を終えて

 夏休み明けの自啓寮は計5日間の夏季研修から始まりました。

 1日目 舎監長講話/夏季休業中1分間スピーチ

 2日目 チームビルディング

 3日目 寮生活の振り返り/各委員会活動

 4日目 寮内学習 作文「私のアピールポイント」

 5日目 舎監講話 遠藤魁人先生

 舎監長講話の中で,鳥取県で行われた全国農業経営育成高等学校研究協議大会に出席し,全国の農業高校の寮についての報告がありました。同じような課題を抱えている寮があることや,自啓寮より厳しいルールや特色があることを知り,自分たちと同じように頑張っている仲間が全国にいるんだと励まされたようでした。

 2日目は新聞紙5枚を使って,どのチームがより高いところにピンポンボールを置けるかというゲームをしました。男女混合で即席チームを作り,白熱した戦いが繰り広げられました。

  

「いつも話したことがなかったけど協力してできてよかった」、「さまざまなやり方があって個性的だと思った」などという感想が聞かれ,お互いを認め合い,協力して作り上げるという達成感を味わったようでした。

  今回の舎監講話は,今年度着任された遠藤魁人先生。剣道では全国でベスト16になったこともあるぐらいの実力者!ですが練習が嫌なこともあったという話に,寮生は親近感が湧いたようです。特に「当たり前のことを当たり前にやる!」という先生の言葉に,寮生の多くが「自分も当たり前のことをきちんとやろう」といった感想を述べていました。

 夏季研修後の寮生は、今まで考えていた意見を積極的に出したり、普段話さなかったメンバーが関わりを持ち始めたりと少しずつ変化が見られています。誰かが やらなければならない仕事を快く引き受けたりする場面も多くみられるようになりました。

 寮生活を通してひと回りもふた回りも成長している自啓寮生の活躍に期待したいと思います。

自啓寮 1年2組義務入寮

 遅くなりましたが,1年2組の義務入寮の様子をお伝えします。

 6月26日(月)から7月14日(金)までの3週間,元気な2組の皆さんと賑やかな自啓寮での生活になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初日は覚えることがたくさんあります。

「△△号室の◇◇◇です。動態盤の手続きと,貴重品を預けにきたのと,居室の鍵を借りにきました。失礼します。」

「どうたいばん」って何だろう?「きょしつ」って?

動態盤は皆さんの動向を知っておくためのもので,小さな色つきのマグネットで自分の名前のところにつけたり外したり,外出先を書いたしりて示すボードです。最初はなかなかスムーズに出てこないこのセリフも,3週目には通年生のようにスラスラと言えるようになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほぼ毎晩の学習時間にある「寮学習」の様子。2週目には「集団生活で気付いたこと」を発表しました。

「思っていた以上に気を付けなければならないことは多かった」「気遣いを大切にしなければと思った」「ルールやマナーの大切さがわかった」「すれ違ったときにあいさつをすると生活がよくなる」等・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

この3週間で多くのことを学んだ,もっと寮生活をしたかった,という声がたくさんありました。

自分で自分のことをしなければならない,時間に縛られている,ルールがある,スマホが使えない。

それでも自分を高められる場。寮でしか気づけないことがある。

宮城県農業高等学校は,素敵な気持ちを味わえる義務入寮があります。

 

次は10月に3組さんが入寮します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「全国味噌汁フェアin自啓寮」開催中

 自啓寮で全国の有名な味噌汁を食べ比べ!

  

 

今回エントリーされたのは・・・

・白菜のみそ汁(宮城/仙台みそ・米みそ)

・なめこ汁(東海/赤だし味噌・豆みそ)

・納豆汁(東北/赤みそ・米みそ)

・里芋のみそ汁(中京/白みそ・米みそ)

・薩摩汁(九州地方/九州みそ・麦みそ)

・さんまのつみれ汁(岩手/赤みそ・米みそ)

の6品。

和食に欠かせないみそ汁ですが,食生活が豊かになった今,中華や洋風問わずみそ汁には多くのライバル(!?)が出現し,みそ汁離れも感じられる今日このごろ。

各地の味噌を使ったさまざまなみそ汁が味わえるこの企画は,栄養教諭の佐々木志穂先生が,

寮生にみそ汁をもっと食べてほしい,関心を持ってほしいとの思いから生まれました。

味噌の作り方や健康効果,みその種類などのマメ知識

寮内では「どのみそ汁がおいしかったか?」とか「あのお味噌は甘みがあったよね」などみそ汁トークが繰り広げられています。

 今週から1年2組の義務入寮が始まり自啓寮はとても賑やかです。

どのみそ汁が人気なのか、「全国みそ汁総選挙!」。投票が楽しみです。

自啓寮 1年1組 義務入寮

 令和5年度の義務入寮は,コロナ禍前のように一クラスずつ3週間で始まりました。

6月2日(金)に1年1組の皆さんが義務入寮を終えたところです。

  39名の男女が,通年生36名に加わって生活しました。義務入寮生,通年生,どちらにとっても非日常で刺激的な3週間を過ごしたようです。


 

 

 

 

 

 夜の研修では,「あいさつ」「マナーとルール」「目標を持つことの大切さ」「責任と役割」「集団生活で気付いたこと」の発表,「食事の大切さ」を学びます。教育実習生も期間内に宿泊し,「打ち込めるものを見つけてほしい」等のメッセージをいただきました。

 

 

 

 

 

 

 起床,朝礼,その後各分担区を清掃します。一生懸命掃除に向き合っていた1組です。

 

 

 

 

 

自由時間はカードゲームで盛り上がっていました。

義務入寮で仲良くなれた,クラスの団結力が高まった,

という感想も。

 

 

 

美味しい寮のごはん。クラスメイトと一緒に朝食も昼のお弁当も夕食も同じ釜の飯を頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【感想文より】

『寮に入ってからはすべて自分一人でしなければならないので大変でした。朝から洗濯物や掃除をしたり学校から帰ってきてもやらなければならないので大変です。
 スマホが使えない状況でしたがたくさんの人とコミュニケーションを取って,今まであまり話していなかった人とも交流できたので楽しかったです。』

  

 6月後半からは2組の義務入寮が始まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自啓寮 花壇だより

自啓寮前の花壇コーナーで苗を植えました。

まずは肥料を撒いて,土作り。

今年はハーブ苗を植えてみることになりました。

チョコミントとペパーミントを嗅ぎ分けてみますが・・・んー難しい!

作業はみんなでワイワイ と!楽しいひとときです。

じゃがいもの土寄せも行いました。

最後は咲き終わったサイネリアの後片付け。掃除を積極的に行う自啓寮生、さすがです。

これから水やりは生活厚生委員会が朝・夕行っていくとのことでした。

成長が楽しみですね。

自啓寮 新年度寮生活が始まりました。

令和5年度の自啓寮は通年生として新入生13名を迎え,36名でスタートしました。

入学式を終えた11日午後,自啓寮にて「入寮式」を行いました。

数年ぶりに2,3年生も同席し盛大な入寮式となりました。

まだ緊張した面持ちですね。

寮生代表の挨拶は,前日に2・3年生全員で内容を考え,それを元に寮長・副寮長が原稿を作成したものです。

・自啓寮はただ寝泊りする場所ではない。目標を持って達成するため,自分のスキルアップを目指そう。

・ルールが多く窮屈かもしれないが,ルールを自分のものとし,有意義な寮生活を送ろう。

・わからない時,不安な気持ちになった時は先輩を頼ろう。

・行事は全力で楽しもう。

と4つのお願いが盛り込まれていました。

今年度は「安心する寮、成長する寮、楽しい寮」をスローガンに職員,寮生一丸となって自啓寮を盛り上げていきます!

今年度もよろしくお願いいたします。

自啓寮 3年間ありがとう

 2月2日(木)に歓送会、2月3日(金)に卒寮式が、それぞれ行われました。

 

 三年間の寮生活を終える時、どんな思いで巣立っていくのでしょう。

 送り出す私たちはさみしさで胸がいっぱいですが、みなさんは不安よりも期待や希望の方がきっと勝っていて
 言葉にしてくれた感謝の思いは仲間や後輩、職員への素直な気持ちで
 自分の成長をしっかり実感しているからなのだろうと
 嬉しさでまたいっぱいになります。

 もう毎日会えないことの実感がまだありませんが
 心から自啓寮卒寮生の幸せを祈り続けています。

 「苦しかったけど楽しかった」三年間。

 こちらこそありがとう。

 

自啓寮 12月は大忙し!?

「その1 ワックス掛け」

 自啓寮恒例、冬のワックス掛けを行いました。

始めはテンション低めの生徒も、やっていくうちにコツを掴んだり、みんなと黙々と作業をしたりと、

寮是にもなっている「協力」を達成出来た時間になりました。

 

「その2 クリスマスツリー飾り付け」

 ワックス掛けでピカピカになった寮内に、クリスマスツリーを飾りました。

今年の飾り付けのセンスはどうでしょう??

 

 

「その3 芸術鑑賞会 マジックショー」

 3年ぶりとなった自啓寮の芸術鑑賞会。

今年はマジシャン「マッキ.☆」さんにマジックを披露していただきました。

生で見る機会はなかなかないので、生徒も興味津々。

簡単にできるマジックも教わりました。鳩は出ませーん。

あの新聞紙に入った水はどこへ行ったのだろうと次の日も考え込む生徒もちらほら。

「マッキ.☆」さんありがとうございました。

 

冬休み前は自啓寮恒例「クリスマス会」と今年の締めくくり「大掃除」が待っております。

何かと大忙しの12月の自啓寮でした。

自啓寮 義務入寮で感じたこと

 今回は、『義務入寮』へのみなさんの素直な気持ちを、

書いてくれた感想文をそのままに、ここに載せてみたいと思います。

一人に絞れず数人分を選んだので読むのが大変かもしれませんが、

言葉にした今の思いを、ぜひご一読いただけたらと思います。

 

「私は義務入寮を終えて成長したことがたくさんあります。まず、入寮する前はなんとなく自分の回りのことを自分でできていると思っていましたが、いざ寮生活を過ごすと、それはとても甘く理想とは全然違うことに気づきました。たとえば、時計を見ての行動や、あいさつ、整理整頓、清掃、洗濯を自分で行うことです。日常的に過ごす中、当たり前にされてあったことが、こんなにも大変なことに気づかされて義務入寮も悪くないなと思えました。
 次に、現在の社会でも私生活に欠かせないと話題であるスマートフォンの使用です。常に携帯をポケットや自分の近くに置いていた私でしたが、いざ置いておくとやはりスマホを探す動作があります。慣れるまで、一日半ほどかかり、改めて私は、ああ、スマホ中毒に近かったのか」と思いました。しかし、その生活にも慣れ学校でもあまりいじらず、友達と話す機会が増えたと感じています。私が一番この寮生活の中でいい思い出になっていることは、友達です。それは、ルームメイトだけではなく、義務寮生、通年生もです。通年生は優しく、時には正してくれてさすが先輩だなと思い、その規律ある生活はだいたい一人暮らしを始めてからわかることを高校生のうちにあたりまえのように行動できる、お手本となる人でした。本当に感謝してます。
 そして義務入寮のクラスメイトは、お風呂の順番や食事当番の声がけ、寮学習の知らせなど、様々な場面で自分のことだけでなく、他の私たちのことを気にかけながら、一緒に寮生活を過ごしました。一緒にご飯を食べた毎日や、勉強した日、お菓子を食べた日、さらには、きれいな月食の月をみんなで見たことなんかは、この寮生活だけでなく、私の高校生活でも良い思い出になったと思います。本当に楽しかったです。ルームメイトの○○は、この寮生活の中で一番一緒に生活した人で、とても充実した生活を送ることができた友達です。部屋に来て分からないことから、清掃、かぎ当番、学習時間まで、協力できたおかげで、私はこの寮生活を楽しく過ごせる土台になったんだと思いました。
 学習時間がとても印象的で、恋愛のことや学校、家族から習い事まですべて話した気がします。それは、とても面白く学習時間が終わっても話すくらいでした。こんな私とルームメイトになってくれて感謝しかないです。本当の最後に!寮の先生がた本当にありがとうございました。寮のごはんも健康的でおいしいごはんで、あいさつも学習時間も楽しかったです。この寮で学んだことを忘れずにこれからの生活に活かし続けたいと思いました。」

 

 

 「私は、この2週間という長くて短い時間を義務入寮で皆と生活し、一つ屋根の下で過ごすにあたり、たくさんのことを学ぶことや経験ができました。最初は「楽しみだけど少し嫌だな」と思っていたことが何度かありました。私は早起きが苦手なので6時頃に起きるということが不安でした。友達と協力し、少し早めに目覚ましを鳴らすことにし、予定通り起きることができました。やっぱり協力って大切だな~、とこのときにも感じました。普段からしない、慣れないことをすることで土日はずっしりと疲れがいつも以上にたまっていることが感じられました。ごはんを食べるときや、各自の分担の場所を先輩と掃除したりなど広い範囲で活動でき、分からないことなど素直に先輩に聞くなどその他にもコミュニケーションを取ることができました。また、学習(寮)でも、食事の時、食べ物への感謝、ルールや目標など当たり前だけど生き行く上で大切なことだったりすることを学ぶ事ができました。また、入学したばかり(半年以上一応たっているけれど)話したことがない先生方とも沢山お話ができてうれしかった。寮学習では(食堂)で友達に教えてもらったりとためになることが多くありテストに生かせるなと思いました。結果友達との友情、クラスメイトとの仲も深くでき、自分を成長させるとともに皆で成長できてよかったです。 」

 

 

「自分で身の回りの清掃、洗濯、食器洗いをしたり、時間が決められていてそれを守ったりなど、普段やらずにお母さんに任せていたものを自分でやるようになってすごく母はすごい人だと改めて思わせてくれる生活を送りました。寮の人たちは優しく、「今日のごはんおいしかった?」とか、裸足でスリッパを履いて歩いていると「寒くないの?」など話しかけてくれたりしてすごく楽しかったし、人とコミュニケーションをとるのは力がわいてくる、と思いました。学習Ⅰの時間も先生たちは面白く、しかも分かりやすく、勉強しているのに嫌にならず、普通に話を聞くこともメモをとることもできました。ルームメイトとこれから一緒に起きるのも、夜ちょっとだけ話をして寝るのも、もうないと思うとすごく家に帰って寂しくなると思います。
 私はこの寮に来て普通校では絶対に学べないことをたくさん学べた気がしますし、他では学べないこと、楽しい思い出をたくさんつくることができました。最初はちょっと嫌だなと思っていたけど、2日間過ごしてみたらすごく楽しくなりました。このような経験をさせていただき感謝です。」

 

 

「初日は、何で寮に入らないといけないのか分からなかったし、家に帰りたいって思うこともあったし、スマホ使えない生活が考えられなかったです。寮学習で宮農にはどうして寮に義務で入らないといけないのか理由を知ったり、友達と一日中一緒にいられる生活が楽しく感じられるようになってきてからは、スマホがいじれないことも、テレビも見れないことも、勉強時間が決められてあるのにも慣れてきていました。他の高校にいたら絶対に味わえない環境で、自分が2週間も頑張れたことが嬉しかったです。一週間目が終わったときの家に帰れたときはやっとだーと思ったし、家族といれる時間を大切にしたいなと更に思えることができました。家で洗濯もまわしたりするけど時々だったりで毎日するっていうことがまずなかったし、規則正しい朝昼晩のご飯を食べる生活はあまりなかったし、家とは全然違うような生活をした2週間でした。今も家に帰りたいなーと思うのは変わらないけど、2週間前の自分より楽しく過ごせているなと思います。もう、この経験はないし、もう終わってしまったけど、2週間お世話になって半分家のような寮が終わっちゃうなーと思いますが、2週間貴重な体験できたのは良かったです。」

 

 

「今回寮に入って、家と違って制限のある環境で生活して最初は朝礼に間に合わなかったり、時間通りに勉強やご飯に行くのが面倒くさかったりしたけれど、毎日生活していくにつれて、だんだん慣れていって今では苦もなく生活できています。1日の生活でやることを毎日同じ時間にすることで習慣がつき、「これをやらなきゃ」みたいなことがなく、心に苦がなく気持ちよく生活することができました。また、スマホのない環境での生活は最初は「絶対無理だ」と思っていたのですが、いざ寮に入ってみると意外と苦はなく友達と話したり、遊んだりしてとても楽しく、逆にスマホがなくて良かったなーとも思いました。今まで母親にやっていてもらったことを自分でやることが多く、寮での経験を活かし、家に帰ったら洗濯機を自分で回したり、自分の食器くらいは洗ったりしたいと思いました。」

 

2週間を終えたみなさんの表情は清々しく、何かを得ることができたように感じます。

義務入寮、もっと長い方が達成感も増すかな?(笑)

 

この先も、義務入寮のときのように、

素直な気持ちで多くを吸収していってください。

 

 

 

 

 

自啓寮 1年生の義務入寮

 1年生の農業・園芸科と生活科の生徒には義務入寮と呼ばれる寮生活体験があります。

今年度は1クラスを前半と後半に分けてそれぞれ2週間の義務入寮を行っています(食品化学科と農業機械科は

2泊3日の体験入寮)。

本校の義務入寮には50年余りの歴史があり、当初は1年生全員が1年間の寮生活を送っていたそうです。

その後さまざまな見直しや、新型コロナの影響もあって現在の形になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 義務入寮生へ生活のオリエンテーションをするのは通年入寮生です。

通年入寮生にとっても、ルールや決まりを再確認することも多いのでは。

 1年生の義務入寮前の気持ちはと言うと、「義務入寮なんて知らなかった」、「嫌で嫌で仕方なかった」、

「楽しみにしていた」などさまざまです。

 決められた日課や決まりに従い、みんなで同じ食事同じ時間を共有し、自分のことは自分でする生活。

それは窮屈な集団生活と思われるかもしれません。しかし2週間後には達成感と少しの寂しさ、そして家族への感謝と

自分の成長を実感している生徒がほとんどです。

 スマートフォンを通したコミュニケーションに慣れてしまった友達との交流ですが、

自啓寮には人と人が顔を合わせ、じっくり向き合う時間が流れています。

自啓寮 秋模様

2期考査終了日。

午後は思い思いに過ごします。

ようやくテストから解放されたことと、いいお天気が、外出を誘います。

 

3年生からは「就職の内定をもらった!」と喜びの報告をもらう今日この頃。

 

                気づけばもう10月になるのですね。

                空も秋模様です。

                

 

 

こちらは考査中の、自由時間。

 

「メリハリ」をつけて、

学習時間は黙々とテスト勉強に取り組んだ通年生。

 

 

 

 

 

こちらは朝の清掃タイム。

毎日、寮内の分担区をきれいにする通年生。

 

寮だからこその日課ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

男女とも、トイレのスリッパが気持ちよく

きれいに並べてありました。

 

次の人が、気持ちがいいように。

寮生活では、毎日の生活の中で多くの学びがあるな、と思います。

ちいさな気遣いの大切さ。お互い様、の精神。

               私も寮生にいつもあたたかいものをもらえています。

                

 

自啓寮 夏の寮生活

 夏休みが明け,自啓寮では8月24日より寮生活がスタートしました。

今回は初日から体験入寮,義務入寮と続いており,夏休みモードから一気に寮モードに転換しています。

皆さんはどんな夏を過ごしましたか?自啓寮での夏はこのような感じでした。


夏といえば筋トレ!

夏といえば草むしり!

 

 夏といえばとうもろこし!寮前の花壇で育てました。 

自啓寮での夏はまだ終わりません、これから夏期研修が始まります。

自啓寮 寮祭

自啓寮の寮祭が、7月20日に行われました。

 

寮祭を盛り上げよう、みんなで楽しい時間を過ごそうと、それぞれの力が集結。

 

 



ビンゴ大会、演芸、

真っ暗な校内での肝試し、花火。

 

夕食はピザや焼き鳥、焼き肉、サラダやフルーツ、

メロンソーダ、ケーキなどなど盛りだくさんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花火とかき氷。

 

よし、暑い夏を満喫!

夏休み明けからも、また頑張っていこう!

 

 

 

 

自啓寮 七夕飾り

 今年度折り紙サークルが発足し,季節の飾りなどを積極的に提案してくれています。

7月7日は七夕ということで,笹竹に七夕飾りを作って飾ったり,願い事を書いたりしてはどうかと

提案がありました。

 舎監長が笹竹を調達してきてくださり,身長高めの男子が竹を設置し,

1年生の女子が短冊作りを,義務入寮中の1年生女子がおしゃれな飾りを作ってくれました。

 

 

 

 

 

 願い事が叶う「自啓寮の七夕」

「彼氏がほしい」「彼女がほしい」という願いもちらほら(いや大量に)ありますが,

平和や親の健康を祈る短冊もありました。

 

 

 

 

強くなりたいです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たち義務入寮頑張りました!

願いを叶えてください!

 

 

 

 

 

自啓寮 6月の一コマ

 来週から第一期考査。

一年生にとって入学してから初めての考査です。

考査一週間前から自啓寮は『考査前日課』となり、

いつもなら17時なのが、放課後帰寮(学校が終わったら寮に帰ってくる)となります。

部活動がないので16:30~17:30まで学習時間が追加になる期間です。

考査が始まると『考査中日課』となり、

14:00~17:00まで途中20分の休憩以外ずっと学習時間。

 

勉強前にちょっとリフレッシュ!

 

 

 

 

 

久しぶりに青空で、気持ちのよい風。

 食堂前のホールにはテーブルとイスが置かれ、

 折り紙コーナーではすてきな作品が続々と誕生しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千羽鶴に込める願いは?

「いろいろあるけれど

 やっぱり『平和』ですよ」

 

 

 生活科では、考査に折り紙を折る課題もあるそうです。

 

 

 

 

 

 

夕食後、食事当番のメンバーはテキパキと、

でもとても丁寧に、

掃除やテーブル拭きをしてくれていました。

 

 

  

 

                   すっかり自啓寮の一員、ザリガニ君。

                

                           「気軽に声かけて!」

 

 

自啓寮 花壇だより

今年度も自啓寮の花壇は賑やかです。

色とりどりの花や野菜を植え育てています。

先日は雨の中玉ねぎの収穫をしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 玉ねぎの葉の付け根をビニール紐で縛り,物干し竿にぶら下げてみました。

ちゃんと縛ったつもりでしたが,数日後するりと脱落していく玉ねぎも・・・難しい!

 

じゃがいもも栽培しています。先日は栄養教諭の吉岡先生と一緒に芽かきと土寄せを行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 収穫したらどのようにして食べるか,今から楽しみですね。