寄宿舎指導員のブログ

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自啓寮講演会:コミュニケーション講座

今年度は義務入寮を4月からスタートするにあたり、70名以上での集団生活が円滑に進むためには何が必要なのか?と、前年度より密かに計画を進め、行き着いたテーマは「コミュニケーション」!

早速4組義務入寮の2日目 「自分を知ろう」「友達を知ろう」そして「自分を理解してもらおう」をテーマに

まなびのたねネットワーク代表理事、認定キャリア教育コーディネーターの伊勢みゆき先生を講師にお招きし、

コミュニケーション講座を開催しました。

 友達からの一言でこんな気持ちになったことあるかな?から始まり、

自分の行動傾向をカードを使って知るワークを行いました。自分の性格をカードから探す時間は真剣そのものです!

カードを使った自己紹介を行いながら、クラスメイトとの違いを知ることで、あちこちから笑いが出たり「なるほど~」などのどよめきも・・・

4組の生徒たちからは「話をしたことがなかった人とも話をするきっかけができました」「自分と違う部分が分かって面白かったです」など、多くの感想を聞くことができました。心の通い合いや感じ方の違いを体験し、これからの学校生活に役立ててほしいなと思いました。

 

 

 

 

 

 

自啓寮 入寮式、対面式

自啓寮では、今年度新たに11名の1年生を迎えました。

先日行われた入寮式。

食品化学科、横山嵩さんから代表の挨拶があり、寮で友達を作り成長していきたいこと、

食事を楽しみにしていることなどが盛り込まれ、不安より期待や意欲を感じました。

寮長を務める農業機械科3年の佐藤奈々さんからは、1年生に向けて気持ちに寄り添った温かいメッセージが

送られました。

 

 

対面式では、「クスッ」と笑える学年ごとの自己紹介。

少しでも緊張をほぐそうと工夫したようでした。

 

2、3年生は前日より清掃や式場の準備を行い、1年生を迎える環境を整え、

立派に1年生を迎えることができました。

 普段なかなかできない場所の掃除を黙々と。掃除への向き合い方も自啓寮生の誇りです。

1年生にとっては長い1日となりましたが、令和7年度も無事に36名でスタートしました。

 

自啓寮 令和6年度の締めくくり

2月の自啓寮生は歓送会や3年生の卒寮、冬期研修に4期考査と、忙しい日々を過ごしてきました。

最後の夜の締めくくりは恒例となった「鍋会」。

みんなで鍋を囲むのは2020年以来とのこと(コロナ禍中は一人鍋会)。

生徒はもちろんほとんどの職員も、みんなで囲む「鍋」は初めての経験。

あつあつの具材をハフハフしながら食べ、家族のような温かさを感じる時間でした。

こちらはトマトチーズ鍋。とろーりとろけるチーズと洋風具材が美味しい!

締めはラーメンかうどんかごはんからチョイス!のはずが、うどんもラーメンも入れてお腹いっぱい。

美味しい鍋の後は、居室の大掃除を行い、最後に次年度へ向けた決意表明を行いました。

それぞれの課題や目標を声に出し、発表し合うことでお互いを高め合う時間になりました。

内容の濃い冬期研修を終え、どんなことが心に残りましたか?

 4月から新1年生を迎える準備が整ったと実感した最後の夜でした。

 

自啓寮【続】冬期研修

冬期研修もいよいよ終盤となりました。

かねてから生徒の要望で出ていた「プロから教わるお金の話」が本日の研修題材です。

プルデンシャル生命保険株式会社様より営業所長の山岡貴茂氏をお招きし、「税金」「年金」「投資」等の本質を詳しく説明していただきました。さらに今回は直接聞けるとあり、事前に準備をしていたそれぞれの疑問についてわかりやすくお話しくださいました。お金にまつわるあれこれ話は職員もすっかり釘付け状態です!

 

 

最後には、人生に直結する「1.01%の法則と0.99%の法則」を教えてくださいました。

普段の行動をちょっと努力することで結果や選択肢の幅が広がるんだよー、という話は生徒に大きく響く内容でした。

 

個別の質問コーナーでは、次々とアドバイスを得ようと生徒が集まり行列状態・・・。みんなの真剣な姿に

シリーズ化もいいなぁ、と少々悩んだ夜でした。

 

 

自啓寮 冬期研修が始まっています。

3年生が卒寮した夜から、1、2年生の冬期研修が始まりました。

この時期の研修をとおして、寮生活の意義を考えや上級生になることを自覚するのが目的です。

自分の意見を持つことの大切さを学ぶ機会として、今回グループワークを多く設定しています。

1回目は「集団討議を体験しよう」ということで、テーマは自啓寮内でのスマホの使用についてでした。

使用すべきか、現状のまま使用禁止にすべきか、5~6人のグループで討議しました。

 

第2回目は「ルールやマナーに関する取り組みを考えよう」。

寮内の身近なテーマをワールドカフェ方式で討議を行いました。

学年や男女の壁を越えて、普段話したことのないメンバーとも意見を交わし合えたようです。

また自分の意見を伝えることや他人の意見を否定せず聞くことの大切さを体感したようでした。

まだまだ冬期研修は続きます。