寄宿舎指導員のブログ
自啓寮 歓送会、卒寮式を終えて
家族のように一緒に過ごした仲間。頼りにしていた先輩。かけがえのない存在。
毎日ここで一緒に日々を送ってきた3年生13名が、巣立っていきました。
残された1,2年生にはもちろん、私たち職員にとってもかわいい寮生との別れは堪えます。
「おめでとう、頑張れ!」の気持ちもいっぱいなのですが。
荷物のなくなった居室、帰寮時間になった頃、食堂の空いている席、居室の表札や動態盤の名札、3年生の好物メニューや、起床時の音楽。ムカデのいたずら(ゴム製が仕切りのビニールから落ちてきた・・・!)にびっくりしたとき、「実感」するのです。
学校から帰ってきた1年生女子が、メッセージを読んでまた泣いていました。
みんなしんみり、男子も寂しくて泣いていました。(心で)
でも、積極的に友達の当番を手伝う、協力する姿。自分も一年後にはみんなと別れることを意識し始めた2年生の言葉も。「悲しいです」とコメントしていた生活厚生委員長ですが、「3年生がいなくなって一人での分担区もありますが、しっかり掃除をしてください」とリーダーシップも見せてくれました。
別れはつらい。ですが、自分たちも先輩の後を引き継いで頑張る。元気に寮を盛り上げていこう。そんな在寮生の気持ちを感じました。
卒寮式では、3年間はあっと言う間だったこと、寮での出会い、繋がり、感謝の気持ちとこれからの志、そして家族への想いを聞かせてくれました。
ありがとう、3年生。
未来に向かって飛び立った3年生を、これからもずっと応援しています。