寄宿舎指導員のブログ

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食堂「一礼」の意味(自啓寮)

 

 

 

 

 

 

寮生に聞いてみました。
「食堂に出入りするとき、一礼する意味は?」

Aさん「知らねぇっす」(女子)
Bさん「神聖な場所なんじゃないですかね。」
Cさん「壇上に上がるときと降りるときに校長先生が礼をしているのと同じような意味だと思ってました」
Dさん「作ってくれる人への礼儀ですよ」
Eさん「『銀の匙』的な意味じゃないですか。敬意みたいな。」
Fさん「職員室に入るときも失礼しますって頭下げるからそれと同じで」

  「食べる」ことは当たり前のようで有り難いことだと、薄々(?)は気づいているようです。そしてその場所への気持ちを表すことを続けてきた自啓寮。義務入寮生もここでの「一礼」を経験します。


交流会#バレーボール

 通年生と義務生が生活を共にしているのに,交流が少ないよね?

前々からの意見や反省があり,前回の交流会ではジェスチャーゲームを。そして今回は思いっきり体を動かそう!という気持ちでバレーボールを行いました。体育館いっぱいにバレーコートを4面作り(通年生がテキパキと作業を行ってくれました)通年生と義務生が混合チームで一斉に試合開始です。恥ずかしさや戸惑いも,時間が経過するにつれ歓声に変わっていく様子は微笑ましくなるばかりです。

 

 

 

 

 

 

先生方も参戦。バレー部顧問の先生からは容赦ないサーブがビシバシ飛び出していました。運営に携わってくれた生徒も本当に頑張ってくれ,約80名近い生徒が円滑に試合を進める姿はお見事でした。今週末には2期考査がスタートします。心を整えてベストを尽くしましょう!

寮生活だからこそ。


    寮の生活では「大勢の中の一人」になります。寮は広いので例えば食堂に床の汚れがあっても知らんぷりもできてしまうでしょう。それでも汚れに気づき、拭いてくれる生徒がいます。

 大勢なのでみんなが飲んだ牛乳パックもヨーグルトの容器もそのまま捨てるとゴミ袋が増えますが、たたむ、重ねるの手間を惜しまないことでコンパクトにできます。

 大勢での生活だから気づくことが、義務入寮生にもあると思います。後の人のために脱衣室の床を拭いておく、トイレのスリッパを揃えておく。挨拶の気持ち良さ。
 「決まり」としてそれを守ることだけではなく、良心からの寮生の行動に、大人の私たちも心洗われることがたくさんあります。

 「義務入寮にも慣れてきて気が緩んできたので、最後までしっかり頑張りたい」
 初めての洗濯も上手になり、同室メンバーとも打ち解けて話ができるようになった、と2組の皆さんは前向き、エネルギッシュに寮生活を送っております。

2組の義務入寮が始まりました

 日中の暑さも落ち着きはじめ,朝晩がすっきりとした空気になりました。思い起こせば昨年度,寝苦しさでアイスノンを両脇に抱えつつ就寝する姿や,涼しい場所を探しに寮内を彷徨っていた寮生たち。居室でも網戸から入ってくる小さな虫に悪戦苦闘する日々でした。実はこの夏,各居室にエアコンが設置されました!!(先輩たちよ・・ごめんね)生活は確実に快適になりました。しかし,夏期研修期間中の話し合いを思い出しながら,より自主的に,よりメリハリをつけた生活を目指してほしいです。

 さて,昨日から2組の義務入寮がスタートしました。総勢87名が元気に,安全に,そして実りのある生活が出来るようにサポートしていきます。今回は様々な行事に加え,考査前日課と2期考査にかかる入寮となります。学習時間を確保し,見通しを立てながらの生活となります。担任の先生含め,緊張の面持ちの初日でした。

 

 

寮『夏期研修』

 自啓寮通年生には春期、夏期、冬期と休み明けに研修が課せられています。寮をいかに良くしていくか、生活を充実させていくか。「三人寄れば文殊の知恵」なら、44人が一生懸命考えたらきっといい方向にいきます。

 

今回の夏期研修では、舎監長から、なぜ寮生活を希望したのかをもう一度考えてみよう、反省を通してよりよい日々にしていこうというお話がありました。寮は自分の事だけでなく全体のこと、他の誰かに配慮することが求められる場所。そこには窮屈さもあるけれど、社会に出て一人の大人として生きていくときにその大切さをもっと感じると思います。

 初の試み、『人間関係』をテーマにしたグループワークでは皆の笑顔がたくさん見られました。人とかかわることは、難しくて悩みの原因にもなるけれど、嬉しい、楽しい、幸せな気持ちになったりもしますよね。