なとりこどもファンド事業の一環で、歌で元気になってもらおうと、「介護老人保健施設なとり」にお邪魔し、私たち合唱部でミニコンサートをさせていただきました。四季折々の童謡を合唱や重唱、ソロなどさまざまな形で歌いました。老健なとりのみなさんは大変歓迎してくださって、また涙を流しながら聴いてくださいました。「私たちの歌がこんなにも必要とされるなんて…。」嬉しい気持ちと有り難さで胸がいっぱいになりました。

なとりこどもファンド事業「名取を合唱の杜にしましょう！」の一環で「名取の方々を歌で元気になってもらう！」と息巻いて出かけたものの、シャイな私たち…。横断幕が少し違った事を訴えている「デモ風」になってしまっている！初めてのことで、恥ずかしかったです。聴衆５人ぐらい、そのうち学校関係者3人。でも、「よかったです！」と声をかけてくださった男性の方がいらして…。本当に涙が出るほど嬉しかったです！救われたと同時に次も頑張ろうと、勇気が湧いてきたのでした。

学校近隣におしゃれなパン屋さんがあります。学校から農道を自転車で一直線。うちの部員に、お得意さんがいまして…。部活がオフの日に通い詰めた結果、ありがたいことにお仕事をいただきました。外ではマルシェが開かれていまして、イベントの合間に我が合唱部が歌わせていただきました。炎天下の暑い日でした。演奏後には冷たい飲み物をいただきご満悦！！

私たち合唱部も人数は少ないとはいえ、１～３学年が揃い、混声で歌えるようになりました。今年は名取のみなさんに私たちを知ってもらい、名取を歌で笑顔にそして元気になってもらいたいと思うようになりました。そんな時、「なとりこどもファンド」という事業があることを知り、頑張って「初プレゼン」をしたところ、採択していただけることになりました。「名取を合唱でいっぱいにし、人と人との繋がりができたら…」を目標にして活動をしていきたいと思います。

２、３年生８名で参加の予定でしたがインフルエンザが流行ってしまい、１週間部活も自粛。結局罹らなかった強靱な体力の持ち主と復活組の５名で演奏しました。曲は早くから取りかかったものの何せ練習できなかったのでどうなることかと思いましたが、最初の一声が響いて安心したのか、私たちなりに伸びやかに、ベストを尽くして歌うことができました。

やはり日頃の積み重ねの大切さを痛感した次第です。ピアノは山形佑輔氏。山形さんのお陰で私たちの声に翼をつけてくれました！