毎年この時期、河北美術展（河北新報社が主催する東北最大の公募展）が開催されていましたが、今年は新型コロナの感染予防対策のため中止となってしまいました。

本校美術部は、ここ4年間毎年１名の美術部員が出品し入選を果たしてきました。今年は２名の部員がトライする予定だったのでとても残念です。そこで、せめてＨＰ上で作品をご覧いただければと思います。

　　　　　　　タイトル：喘ぐ　　　作者：菊地優斗（令和元年度卒・元美術部部長）

　綿棒に絵の具をつけ、丹念にかなりの時間をかけて描きました。部活動の時間には、キャンバスに綿棒で絵の具をつけるトントントン・・・という音がしばらく続いていました。その甲斐あって、魚の質感が見事に表現されたのではないでょうか。

　　　　　　　タイトル：溢れる　　作者：松谷　勘太郎（3年・現美術部部長） 

コラージュという（写真などを切り貼りする）技法と、松谷君の真骨頂、ゼンタングルを組み合わせた作品です。制服のジャケットから溢れる思いを表現しています。（と思います。）

　美術部は、2年生４名、3年生１０名の１４人の部員がおり、それぞれの個性を生かしユニークな作品を制作しています。

　先月、園芸科の草花部門の先生方から、花鉢などの運搬用トラックの幌に絵を描いてみないか、という依頼を受けました。そこで早速、5名の部員が中心となって、休校になる前に猛スピードで制作しました。

　町で宮農のお花のトラックを見かけたら、良いことがあるかも・・・です。