寄宿舎指導員のブログ

2018年11月の記事一覧

「寮生の布団干し」

 雲一つない青空、快晴!3期考査も始まって、今日からお昼に帰ってくる寮生。

こんな日を待っていました!

「いい天気です。布団を干しましょう!ベランダに布団を掛けて、お日様に当てましょう!いい気分で眠れます」

舎監の先生の放送はさすが、私たちの声がけより効果があったようです。普段はなかなか布団干しができないことが気がかりでした。ふかふかのお日様のにおいが、寮生のくせになりますように。そしてぐっすり眠って、明日のテストも頑張れるといいですね。

義務入寮も最終週となりました

 最終週(しかも3連休前)ということもあり、生徒の笑顔が幾分多めの帰寮となりました。

今週は通年生と合同で行われる夜間避難訓練を初め、考査前日課(放課後、全員寮に戻り16:30~17:30の60分間集中して学習を行う時間)があります。さらに明日の夜は研修室での農業学習で、まさに勉強漬け!?の日課となっております。「朝が寒くて起きるのが辛いなぁ・・」という声があちらこちらから聞こえてはきますが、掃除や洗濯も含め寮生活を気合いで乗り越えてね!

「ただいまです」

男子棟2階から去年までの仮設校舎、寮があった方向の夕日。卒寮生は元気かな。 日が落ちるのが早くなってきました。暗くなった寮内に、電気をつけて帰りを待ちます。

開寮の時刻(17:00 冬期は16:30)になると、外で待っていた寮生が少しずつ中に入ってきます。この頃から、私たちはお風呂にお湯を入れ始めます。すぐに冷めるのでちょっと熱めに、ちょうど良い湯量でというのが、なかなか難しい。男子棟と女子棟のお風呂を行ったり来たり。義務入寮生は銭湯のような寮のお風呂に、クラスメイトと一緒に入ります。これも寮生活ならではですね。

 「おかえりなさい!」に、「ただいま」と答えづらい生徒たち。「ただいまです」「ただいまなさい」なんて返事も。正式には「ただいま帰りました」なのかもしれませんが、こちらも確かに照れますね。大体が「こんばんは!」の挨拶で、寮の夜が始まります。誰かとの長話は危険な時間。お風呂のお湯が大変なことになります・・・。

 

「義務入寮の様子」

 1年3組の生徒の皆さんが入寮して5日目です。朝礼や終礼、居室掃除など寮の日課を過ごす姿がだいぶスムーズになってきました。

初日のオリエンテーションで「寮では毎日布団を畳みます。畳み方も決まっています!」とお話した時に、とてもびっくりした顔をした生徒もいましたが、昨日の朝の様子は、当たり前のように布団を畳む姿がありました。他にも「最初は不安だったが楽しくなってきた」という声もチラホラ聞くことができ、慣れないながらも頑張っている様子が見られています。

寮のルール その1

 自啓寮では携帯電話は使用できません。ほとんどの寮生がスマートフォンを持っていますが、寮に帰ってきたら職員室に預けます。ですから、寮生活ではスマホのない生活。ないからこその時間を過ごしています。学習、委員会活動、当番活動、友達や先輩後輩たちとのおしゃべりや自由時間のカードゲーム、けん玉(!)等々。そうそう、洗濯にお風呂に、掃除や片付けもある。義務入寮で入ってくる1年生も、はじめは携帯電話を離さなければならないことが不安な様子ですが、すぐに、その良さにも気が付くようです。ちょっと不便なのかもしれませんが、その分、いいことにも気づけるルールですね。

 

始めます!

 寄宿舎指導員とは、以前「寮母」と呼ばれていた職業です。寮の生徒がしっかり生活をおくることができるよう見まもり、元気になるようかかわることが役目です。私たち(石上・今野)の他に、舎監長(嘉藤)、栄養教諭(吉岡)、技師(水戸)が寮に常時おります。夕方にはその日のチーフ舎監・兼任舎監と、寮生たちも次々に帰ってきて、夕食の頃にはにぎやかな場所になります。

 今年度から新しい校舎、寮になった自啓寮の日々の様子を皆様に知っていただきたくて、「ブログ」を始めてみようと思いました。時々、のぞいてみていただけると嬉しいです!