自啓寮給食ブログ
【自啓寮】図書館とコラボしました♪
10/27~11/9の「読書週間」に合わせて、寮では小説やアニメの中に登場する料理を給食の献立として提供しました。
学校司書の龍崎先生に図書館にある本を紹介していただき、寮生が喜びそうで、なおかつ寮では提供したことのないうなメニューを選び、給食用にアレンジして再現しました。
★村上レシピより「チキンカツレツ」
★サンジの満腹ごはん(ワンピース)より「ペンネゴルゴンゾーラ」
★魔法使いたちの料理帳より「魔法のタンバル(マカロニのミートグラタン)」
★疲れた人に夜食を届ける出前店より「金曜日のホットドッグ」
★ハリーポッターと魔法のご馳走より「ブラマンジェオレンジソース」
「秋の夜長、読書を楽しみながら食欲の秋も満喫しよう♪」というコンセプトで、期間中は寮の一角にも本を展示し、食と読書を同時に楽しめるような空間を作りました。
来月は図書館で寮のデザートが味わえるかもしれません(?)お楽しみに(^_^)
【自啓寮】秋の新米食べ比べ週間
10月21日(月)~25日(金)の1週間、寮の夕食では宮農で収穫された新米の食べ比べを行いました。
たくさんある種類のお米の中から、担当の先生にもアドバイスをいただき、特徴の異なる以下の4種類のお米を選びました。
*ミルキークイーン
*コシヒカリ
*金のいぶき
*つや姫
「色が違うね」「もちもちしてる」など、いつも以上によく味わって楽しそうに食べている生徒の姿が見られました。
米の価格が高騰する中、安全安心で安くておいしい宮農のお米をお腹いっぱい食べられる寮生たちは本当に幸せだと思います。
各自好きなお米に投票してもらった結果はご覧のとおりです。
最後に宮農ならではのこの贅沢な企画は、作物部門の山根先生と須田先生のお力添えがあり、実現することができました。この場をお借りして感謝申し上げます。
【自啓寮】生活科考案の寮弁
生活科3年生の課題研究の中で、献立づくりのアドバイスを行ってきましたが、ついにその献立が寮弁として登場しました。
テーマが異なる2グループが考案した献立は、1つは高校生を対象としたヘルシー弁当、もう1つが壮年期を対象とした健康弁当です。
【ヘルシー弁当】
さつまいも入り玄米ごはん、ささみの梅しそ巻、ほうれん草のキッシュ、豆苗の塩昆布のナムル、パプリカとエリンギのガリバタ炒め、オレンジ、ジョア
【健康弁当】
麦ごはん、かつおの竜田揚げポン酢かけ、ひじきの煮物、ノリノリナムル、りんご、なめこ汁
計画から試作、実施にいたるまで長い道のりでしたが、どちらのお弁当も対象者に配慮した内容で、栄養バランスもよく、アイディアが光っていました。
寮の定番メニューにしようかなと思うおかずもありました。
自分たちが考えたお弁当を手に取り、にっこり顔の生徒たちです
研究はこの先も続きますが、最後までやり遂げる姿をそっと見守りたいと思います。
お弁当を再現してくださった調理員のみなさん、アンケートにご協力いただいた寮生や先生方、ありがとうございました。
【自啓寮】食事に添える花
今年は寮の庭でエディブルフラワー(=食用花)を育てています。
ナスタチウム、キンギョソウ、ビオラ、ボリジ、マリーゴールドの5種類の種を植えたものの、開花までたどりついたのは3種類でした。
咲いた花はお弁当などの彩りとして使っています。
食事に花はなくてもいいものかもしれませんが、花が1つあるだけで、食事の空間が華やぎ、豊かな気持ちになります。またそのひと手間に作り手の心遣いが感じられるような気がします。
実際に花を食した生徒や職員からは、「香りが口に広がる」「甘い」「苦い」など反応は様々ですが、花を食べなくても目で楽しみながら食事をするだけでもいいと思います。
お弁当箱を開けた時に、ちょっと嬉しい気持ちになって欲しいなという思いから、期間限定の花のあるお弁当を提供しています。
【自啓寮】食堂にタァちゃんがやってきた!
9月3日の夕食時、自啓寮の食堂に「タァちゃん」をお招きしました!
(※概要とタァちゃんのプロフィールは添付ファイルをご参照ください)
寮行事である文化講演会の一環として、せっかくなら食育も!とダメもとでお願いしたところ、ご快諾いただき、調理の段階から一緒に厨房に入り、料理の監修をしていただきました。
当日のメニュー
*ガパオライス
*豚肉と春雨のサラダ
*グリーンカレー 以上3品
「大量調理の器具は不慣れなの~」とおっしゃっていましたが、さすがプロの料理人!次々と料理を仕上げていただきました。
タァちゃんの料理を間近で見られるまたとないチャンスでしたので、調理員共々興奮気味に見学させていただきました。
ほとんどの生徒がタイ料理は初めてという中、刺激的な辛さのグリーンカレーや、パクチーやハーブ類などの、タイ料理特有の食材に驚きを見せつつも、果敢にチャレンジしている姿が見られました。
生徒にとって海外の食文化に触れる貴重な経験になったと同時に、自分達が住む国や地域の食文化との違いを学ぶことができました。
「宮城は食材の宝庫で恵まれた土地ですが、一度生まれ育った土地を離れてみることで、その土地の良い所や悪い所も知ることができる」というタァちゃんの言葉が印象に残った生徒が多かったようです。
【自啓寮】「全国味噌汁選手権in自啓寮」
昨年に引き続き2回目の開催となった味噌汁の祭典。
6月の食育月間に合わせて、寮の食堂で全国各地の味噌を使った、特色のあるみそ汁を提供しました。
伝統的食文化である和食には欠かせない「みそ汁」ですが、寮ではみそ汁の残食が多いことが気になり、みそ汁などの和食文化への興味関心を高めたいという思いから企画したものです。
今回の選手権にエントリーした全国の強豪味噌たちです。
① なすとひき肉の味噌汁(石川県/加賀味噌)
② 関西風雑煮(京都/京風白味噌)
③ さんまのつみれ汁(宮城県/仙台味噌)
④ なめこの赤だしみそ汁(東海地方/豆味噌)
⑤ ほうとう汁(長野県/信州味噌)
⑥ さつま汁(九州地方/麦味噌)
朝食担当の調理員さん達は、より本場の味に近づけようと、試行錯誤を繰り返しながらみごとに再現してくれました。一方、生徒達は「あの味噌は甘みがあったよね」「あの味噌はちょっと苦かった」「やっぱりこの味が落ちつくね」など反応は様々ですが、興味を持ってくれているようでした。
最終日には「全国みそ汁総選挙」を行い、各自「おいしい」と感じたみそ汁に投票してもらいました。気になる結果はご覧のとおりです。
昨年に引き続き、仙台味噌を使った「さんまのつみれ汁」が優勝しました。
食の欧米化や和食離れが進む現代において、ふるさとの食べ慣れた味が有終の美を飾れたことに、内心ほっとしました。また、初めて食べる味をおいしいと感じられる、豊かな感性を持つ生徒が多いことにも感心させられる結果となりました。
【自啓寮】食堂にアジサイの花が咲きました
試験期間中はお弁当ではなく、食堂でお昼をいただきます。
食堂ランチの日は、普段お弁当には詰められない食堂ならではのメニューが登場します。
この日の献立は、オムライス、アメリカンサラダ、かぶのスープ、ガーリックトースト、あじさいゼリーです。
あじさいをイメージしたゼリーには寮前花壇で採れたミントを添えました。
オムライスにはおもいおもいのケチャップアートを描いて楽しんでいました。
【自啓寮】生活科との連携
課題研究で献立作成を行う生活科の3年生に、献立づくりのアドバイスを行いました。
グループ毎に対象となる年齢層を決め、テーマに沿った献立を計画します。
献立作成では、栄養バランス、調理手順、食材選定、季節感、価格などなど、考なければならないことがたくさんありますが、ぜひ楽しみながら前向きに取り組んでほしいと思います。
完成した献立は、寮のお弁当として提供し、さらに限定数ですが職員にも販売する予定です。
まだ構想の段階ですが、どんなお弁当になるか今から楽しみです。
【自啓寮】田植え弁当
小雨が降りしきる中、全校田植えが行われました。
給食室では美味しいお弁当で生徒達を激励します。
田植えに因んだお弁当にと計画した献立は、のり弁、唐揚げ、卵焼き、田作り、ピリ辛こんにゃく、お茶、冷凍みかんです。
お節料理にも使われる「田作り」はその名の通り、昔イワシが田畑の肥やしとして使われことから、豊作を祈願する料理でもあります。
厚焼き玉子には、「自啓」の名を焼き付けて、寮生達を鼓舞します。
お品書きや田植え弁当の思いを綴った、帯を巻きつけて完成です。
最後に紹介したいのが、のり弁に使用した「あらはま海苔」です。
こちらは寮務部の菊地風先生のご家族が作られている海苔で、皇室にも献上されているという上質な海苔を贅沢に使わせていただきました。
今年は寮務部の先生方から食材をご提供いただくことが多く、職員の想いがこもった給食づくりになっています。
4月の給食振り返り
新年度がスタートして早くも1ヶ月。
4月は毎年楽しみにしている宮農産の「いちご」
が給食に登場しました。
千葉拡先生が、朝採りの完熟いちごを持って
きてくださるので、届いたその日が食べ頃です。
お弁当箱からこぼれんばかりの真っ赤ないちご
に生徒達は大喜びです。
ある日、下膳の様子が気になって校舎に行ってみると、
お弁当箱を黙々と片付ける生徒の後ろ姿が…
声を掛けると、
「A型なんで気になるんですよねぇ」と、
思わず笑ってしまいました。
きちんと後片付けをすることは、食事をつくって
くれた方へ感謝の気持ちを示すことでもあります。
誰も見ていないところで、ちゃんとできるって
素晴らしいですね。
自啓寮の給食ブログはじめます!
こちらでは自啓寮の日々の食事を中心とした情報を
発信していきたいと思います。
自啓寮では宮農産の食材を活用しながら、
寮生のお腹と心を満たせる食事づくりを心掛けています。
今日のお弁当には舎監長の山田陽一先生のお宅で採れた
たけのこを使った「たけのこ」ごはんを詰めました。
新鮮でアクのないやわらかいたけのこは、
料理する前からおいしいのが分かります。
合わせるおかずは、旬の食材「タラの芽」をはじめとする
天ぷらの盛り合わせに、おひたしとすまし汁です。
デザートにデコポンもついて、はい満腹です。