自啓寮給食ブログ

2024年9月の記事一覧

【自啓寮】食事に添える花

今年は寮の庭でエディブルフラワー(=食用花)を育てています。

ナスタチウム、キンギョソウ、ビオラ、ボリジ、マリーゴールドの5種類の種を植えたものの、開花までたどりついたのは3種類でした。

咲いた花はお弁当などの彩りとして使っています。

食事に花はなくてもいいものかもしれませんが、花が1つあるだけで、食事の空間が華やぎ、豊かな気持ちになります。またそのひと手間に作り手の心遣いが感じられるような気がします。

 

 

実際に花を食した生徒や職員からは、「香りが口に広がる」「甘い」「苦い」など反応は様々ですが、花を食べなくても目で楽しみながら食事をするだけでもいいと思います。

お弁当箱を開けた時に、ちょっと嬉しい気持ちになって欲しいなという思いから、期間限定の花のあるお弁当を提供しています。

 

 

【自啓寮】食堂にタァちゃんがやってきた!

9月3日の夕食時、自啓寮の食堂に「タァちゃん」をお招きしました!

(※概要とタァちゃんのプロフィールは添付ファイルをご参照ください)

 タァちゃん紹介.pdf

寮行事である文化講演会の一環として、せっかくなら食育も!とダメもとでお願いしたところ、ご快諾いただき、調理の段階から一緒に厨房に入り、料理の監修をしていただきました。

 

当日のメニュー

*ガパオライス

*豚肉と春雨のサラダ

*グリーンカレー    以上3品

 

 

「大量調理の器具は不慣れなの~」とおっしゃっていましたが、さすがプロの料理人!次々と料理を仕上げていただきました。

タァちゃんの料理を間近で見られるまたとないチャンスでしたので、調理員共々興奮気味に見学させていただきました。

ほとんどの生徒がタイ料理は初めてという中、刺激的な辛さのグリーンカレーや、パクチーやハーブ類などの、タイ料理特有の食材に驚きを見せつつも、果敢にチャレンジしている姿が見られました。

生徒にとって海外の食文化に触れる貴重な経験になったと同時に、自分達が住む国や地域の食文化との違いを学ぶことができました。

 

「宮城は食材の宝庫で恵まれた土地ですが、一度生まれ育った土地を離れてみることで、その土地の良い所や悪い所も知ることができる」というタァちゃんの言葉が印象に残った生徒が多かったようです。