【自啓寮】「全国味噌汁選手権in自啓寮」
昨年に引き続き2回目の開催となった味噌汁の祭典。
6月の食育月間に合わせて、寮の食堂で全国各地の味噌を使った、特色のあるみそ汁を提供しました。
伝統的食文化である和食には欠かせない「みそ汁」ですが、寮ではみそ汁の残食が多いことが気になり、みそ汁などの和食文化への興味関心を高めたいという思いから企画したものです。
今回の選手権にエントリーした全国の強豪味噌たちです。
① なすとひき肉の味噌汁(石川県/加賀味噌)
② 関西風雑煮(京都/京風白味噌)
③ さんまのつみれ汁(宮城県/仙台味噌)
④ なめこの赤だしみそ汁(東海地方/豆味噌)
⑤ ほうとう汁(長野県/信州味噌)
⑥ さつま汁(九州地方/麦味噌)
朝食担当の調理員さん達は、より本場の味に近づけようと、試行錯誤を繰り返しながらみごとに再現してくれました。一方、生徒達は「あの味噌は甘みがあったよね」「あの味噌はちょっと苦かった」「やっぱりこの味が落ちつくね」など反応は様々ですが、興味を持ってくれているようでした。
最終日には「全国みそ汁総選挙」を行い、各自「おいしい」と感じたみそ汁に投票してもらいました。気になる結果はご覧のとおりです。
昨年に引き続き、仙台味噌を使った「さんまのつみれ汁」が優勝しました。
食の欧米化や和食離れが進む現代において、ふるさとの食べ慣れた味が有終の美を飾れたことに、内心ほっとしました。また、初めて食べる味をおいしいと感じられる、豊かな感性を持つ生徒が多いことにも感心させられる結果となりました。