自啓寮給食ブログ

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【自啓寮】食事に添える花

今年は寮の庭でエディブルフラワー(=食用花)を育てています。

ナスタチウム、キンギョソウ、ビオラ、ボリジ、マリーゴールドの5種類の種を植えたものの、開花までたどりついたのは3種類でした。

咲いた花はお弁当などの彩りとして使っています。

食事に花はなくてもいいものかもしれませんが、花が1つあるだけで、食事の空間が華やぎ、豊かな気持ちになります。またそのひと手間に作り手の心遣いが感じられるような気がします。

 

 

実際に花を食した生徒や職員からは、「香りが口に広がる」「甘い」「苦い」など反応は様々ですが、花を食べなくても目で楽しみながら食事をするだけでもいいと思います。

お弁当箱を開けた時に、ちょっと嬉しい気持ちになって欲しいなという思いから、期間限定の花のあるお弁当を提供しています。

 

 

【自啓寮】食堂にタァちゃんがやってきた!

9月3日の夕食時、自啓寮の食堂に「タァちゃん」をお招きしました!

(※概要とタァちゃんのプロフィールは添付ファイルをご参照ください)

 タァちゃん紹介.pdf

寮行事である文化講演会の一環として、せっかくなら食育も!とダメもとでお願いしたところ、ご快諾いただき、調理の段階から一緒に厨房に入り、料理の監修をしていただきました。

 

当日のメニュー

*ガパオライス

*豚肉と春雨のサラダ

*グリーンカレー    以上3品

 

 

「大量調理の器具は不慣れなの~」とおっしゃっていましたが、さすがプロの料理人!次々と料理を仕上げていただきました。

タァちゃんの料理を間近で見られるまたとないチャンスでしたので、調理員共々興奮気味に見学させていただきました。

ほとんどの生徒がタイ料理は初めてという中、刺激的な辛さのグリーンカレーや、パクチーやハーブ類などの、タイ料理特有の食材に驚きを見せつつも、果敢にチャレンジしている姿が見られました。

生徒にとって海外の食文化に触れる貴重な経験になったと同時に、自分達が住む国や地域の食文化との違いを学ぶことができました。

 

「宮城は食材の宝庫で恵まれた土地ですが、一度生まれ育った土地を離れてみることで、その土地の良い所や悪い所も知ることができる」というタァちゃんの言葉が印象に残った生徒が多かったようです。

【自啓寮】「全国味噌汁選手権in自啓寮」

 昨年に引き続き2回目の開催となった味噌汁の祭典。

6月の食育月間に合わせて、寮の食堂で全国各地の味噌を使った、特色のあるみそ汁を提供しました。

伝統的食文化である和食には欠かせない「みそ汁」ですが、寮ではみそ汁の残食が多いことが気になり、みそ汁などの和食文化への興味関心を高めたいという思いから企画したものです。

今回の選手権にエントリーした全国の強豪味噌たちです。

①    なすとひき肉の味噌汁(石川県/加賀味噌)

②    関西風雑煮(京都/京風白味噌)

③    さんまのつみれ汁(宮城県/仙台味噌)

④    なめこの赤だしみそ汁(東海地方/豆味噌)

⑤    ほうとう汁(長野県/信州味噌)

⑥    さつま汁(九州地方/麦味噌)

   

朝食担当の調理員さん達は、より本場の味に近づけようと、試行錯誤を繰り返しながらみごとに再現してくれました。一方、生徒達は「あの味噌は甘みがあったよね」「あの味噌はちょっと苦かった」「やっぱりこの味が落ちつくね」など反応は様々ですが、興味を持ってくれているようでした。


最終日には「全国みそ汁総選挙」を行い、各自「おいしい」と感じたみそ汁に投票してもらいました。気になる結果はご覧のとおりです。

昨年に引き続き、仙台味噌を使った「さんまのつみれ汁」が優勝しました。

食の欧米化や和食離れが進む現代において、ふるさとの食べ慣れた味が有終の美を飾れたことに、内心ほっとしました。また、初めて食べる味をおいしいと感じられる、豊かな感性を持つ生徒が多いことにも感心させられる結果となりました。

【自啓寮】食堂にアジサイの花が咲きました

試験期間中はお弁当ではなく、食堂でお昼をいただきます。

食堂ランチの日は、普段お弁当には詰められない食堂ならではのメニューが登場します。

この日の献立は、オムライス、アメリカンサラダ、かぶのスープ、ガーリックトースト、あじさいゼリーです。

 

あじさいをイメージしたゼリーには寮前花壇で採れたミントを添えました。

 

オムライスにはおもいおもいのケチャップアートを描いて楽しんでいました。

 

 

【自啓寮】生活科との連携

課題研究で献立作成を行う生活科の3年生に、献立づくりのアドバイスを行いました。

グループ毎に対象となる年齢層を決め、テーマに沿った献立を計画します。

献立作成では、栄養バランス、調理手順、食材選定、季節感、価格などなど、考なければならないことがたくさんありますが、ぜひ楽しみながら前向きに取り組んでほしいと思います。

完成した献立は、寮のお弁当として提供し、さらに限定数ですが職員にも販売する予定です。 

まだ構想の段階ですが、どんなお弁当になるか今から楽しみです。