農業クラブ活動報告

農業クラブ活動報告

【農業クラブ】快挙!農業クラブ全国大会最優秀賞4つ獲得

 10月22日~24日に開催された第75回日本学校農業クラブ全国大会令和6年度岩手大会に、東北大会を勝ち抜いた4つの発表と校内代表となった生徒32名が参加しました。

 プロジェクト発表Ⅰ類(農業生産・農業経営)では、「Re:温故知新」と題して、作物部門の10名が肥料削減の研究を行い、88年前に発表されたブドウの栄養周期理論から肥料削減法を構築し、肥料の開発と普及活動について発表しました。結果、3年連続となる最優秀賞・農林水産大臣賞を受賞することができました。

 プロジェクト発表Ⅲ類(資源活用・地域振興)では、「炭の錬金術師」と題して、農業経営者クラブの10名が利用価値が少ない籾殻の新たな活用法を探し、着目したバイオ炭について発表しました。また、Jクレジット制度に高校生初となる申請をしました。結果、最優秀賞・文部科学大臣賞を受賞することができました。

 意見発表Ⅰ類(農業生産・農業経営)は、「次世代につなぐバトン~粗飼料生産で支え合う地域の畜産~」と題して農業科2年の南條匠極さんが自宅で行っている仙台牛生産について発表しました。結果、最優秀賞・農林水産大臣賞を受賞することができました。

 意見発表Ⅱ類(国土保全・環境創造)は、「世界最悪の気候犯罪者」と題して農業科3年の星碧虎さんが牛が排出するメタンガスの削減について発表しました。結果、最優秀賞・文部科学大臣賞を受賞することができました。

 さらに農業鑑定競技会には、校内予選を勝ち抜いた6名の生徒が参加し、園芸科3年の水谷彩花さんが「分野:野菜」で3年連続で優秀賞を受賞しました。

 また、クラブ員代表者会議に園芸科2年の小椋奏海さんが参加し、全国のグラブ員と意見交換をしました。さらに、今年度は岩手県連からの依頼で分科会運営に3名の生徒が参加し、会議の進行を行いました。

 出場生徒は、日頃から学習活動に熱心に取り組み、その成果を遺憾なく発揮しました。プロジェクト発表Ⅰ類の3年連続最優秀賞受賞に加えて、プロジェクト発表会、意見発表会6分野中4分野を単独校が受賞することは、これまでで例がなく、快挙となりました。今後も農業学習に力を入れていきたいと思います。

大会結果大会速報 岩手大会 訂正版1028.pdf

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