自啓寮 冬期研修 その1
3年生が自啓寮からいなくなり,寮の中も静まりかえっています。
卒寮の時に,自分が先輩からもらった衣類雑貨などを後輩に置いていくという風習が残っており,
今はそれを得意気に着ている1,2年生が微笑ましく,3年生の存在の大きさを思い起こさせます。
2月,1・2年生は次年度へ向けて冬期研修があります。今年度は9日、14日、15日の3日間に渡り行われました。
第1日目,舎監長講話と舎監の山田未紀王先生の講話がありました。
舎監長からは,基本的生活習慣を確立することの大切さや規則やルールを守ることについての話がありました。
以下生徒からの感想です。
「ルールや規則に縛られたくないと思う人もいるけど,それらは自分たちを守るためにできていることがわかった。」
「生活習慣が確立することで,心と時間に余裕を持つことができ,周りの人に気を配れるようになるとおっしゃっていました。寮生活をしていて身の回りのことを当たり前にできるようになったし,加えて自分が成長するためにやらなければならないことも行動に移せるようになりました。」
「基本的生活習慣をしっかりするという目標は寮だけではなく,学校や社会に出ても問われるだろうし,自分自身できているつもりでも少し気を抜いてしまうと,ボロが出たりしそうなので,これからも自分の生活習慣は乱れていないか,だらしのない部分は放っておいていないか自問することも大切だと思った。」
皆それぞれに自分の生活を振り返り,新たな目標が持てるきっかけになったようでした。