INFORMATION(お知らせ)

動物バイオテクノロジーを身近に。

生物工学とも言われる動物バイオテクノロジーは、研究室の中だけの技術ではなく本校で飼養管理されている乳牛や和牛にも活用される身近な「生きた技術」です。生徒達は管理実習の中で、その技術に実際に触れることが出来ます。

技術協力「株式会社ノースブル」→https://www.northbull.jp/

 

本日、和牛(黒毛和種)から受精卵の採卵が行われました。

この技術は、ホルモン剤を注射して過排卵処理を行った複数の受精卵を牛体から取り出すものです。

現在飼育中の和牛に対して年間3回程の採卵処理を行い、取り出した優秀な受精卵は本校で保管・活用されます。

受精卵採卵・移植について→https://www.northbull.jp/opu-ivf

 

3年生畜産専攻の生徒たちは実験・実習の中で、実際に採卵された受精卵を用いた講義を受講することも出来ました。

 

移植師・培養士の方々から受精卵について詳しい説明があり、まるで大学の講義のような雰囲気でした。

 

これが電子顕微鏡で見た受精卵です。スマホ画面の1個受精卵が1頭の和牛になります!

ICTを活用して拡大した画像データを共有しました。受精卵の中までハッキリ見えます。