オリジナルイチゴ作成に向けた順化と人工交配(生物工学専攻)
生物工学専攻では,異なる品種のイチゴを掛け合わせて,オリジナルのイチゴを作り出しています。
本日は,3月17日に試験管に無菌播種し,無菌培養室にて培養していたオリジナルのイチゴを順化させていくたために,オリジナルイチゴを試験管から取り出し,土ポットに植えていきました。
根を傷めないように丁寧に植えていきます。
試験管から出したオリジナルイチゴは少しずつ外の環境に慣れさせていきます(順化)。
次に異なる品種同士のイチゴをかけ合わせます。まだ現在のオリジナルイチゴの食味試験・内部品質検査・外観調査等を行っていませんが,花があるこのタイミングで次の世代のオリジナルイチゴをつくらなければならないため,人工交配をしていきます。
その後,虫や風によって他の花粉が付かないようにするため,袋がけしてホチキスで留めました。今回の人工交配によってどのようなオリジナルイチゴが出来るのか。今から楽しみですね。