植物バイオ部門では、異なる品種のイチゴを掛け合わせることで、オリジナル品種の開発を目指した研究に取り組んでいます。本日は、午前中に校内で今後の栽培・研究に向けた圃場準備を行い、午後には農業・園芸総合研究所を訪問して、イチゴの栽培や品種開発について学びました。
午前中は、天地返し、畝立て、マルチ張りを行いました。協力しながら土を耕し、畝の形を整え、マルチを丁寧に張るなど、今後の栽培に向けた基礎づくりに取り組みました。
研究を進める上では、交配や調査だけでなく、このような栽培環境を整える作業も非常に重要です。実際に手を動かしながら、研究を支える土台づくりの大切さを学ぶ時間となりました。
午後は、農業・園芸総合研究所を視察しました。農業・園芸総合研究所は、宮城県を代表するイチゴ品種「もういっこ」を育成し、品種登録を行った研究機関です。
当日は、ハウス内で実際に栽培されているイチゴを見学しながら、品種ごとの特徴や栽培管理の工夫、研究の進め方について説明をいただきました。
また、見学の中では、新品種「ころろんベリー」についても学び、試食を行いました。「ころろんベリー」は、「もういっこ」と「おおきみ」を掛け合わせて開発された宮城県の新しいイチゴで、大粒で鮮やかな赤色をしており、果実を切るとハート形の断面が現れることが特徴です。
果汁がじゅわっとあふれ、みずみずしい食感と甘さ、ほのかな酸味のある良食味も魅力とされています。実際に試食した果実はとても大きく、生徒たちもその大きさや味わいに驚いていました。
今回の活動を通して、研究は実験や交配だけで進むものではなく、圃場での地道な準備や、現場での観察、専門機関から学ぶ姿勢の積み重ねによって深まっていくことを改めて実感しました。今回学んだことを今後のイチゴの研究に生かし、オリジナル品種の開発につなげていきたいと思います。
農業・園芸総合研究所の皆様、貴重な学びの機会をいただき、ありがとうございました。今回の活動を通して、圃場準備の大切さと、品種開発の面白さを改めて学ぶことができました。今回学んだことを今後のイチゴの研究に生かし、オリジナル品種の開発につなげていきたいと思います。