草花部門では、3月の卒業シーズンを迎え、サイネリア(シネラリア)の出荷が最盛期となっています。
生徒たちは、9月下旬から10月上旬にかけて実習で播種を行い、その後、鉢上げ・鉢替え・追肥・葉取りなど、日々丁寧に栽培管理を続けてきました。サイネリアは開花時期を合わせるために細かな温度管理が必要な植物です。蕾の大きさに合わせて鉢を移動し、温室ごとに温度を調整するなど、卒業式に美しく咲いた状態でお届けできるよう、生徒たちが心を込めて管理しています。
本校のサイネリアは、県内の小学校・中学校・特別支援学校・保育園など9校へ、約1,050鉢を卒業式にお届けしています。
サイネリアは卒業式の定番の花として広く利用されています。本校では「ヤマツリダルマ」という品種を栽培しており、ピンクやパープル、青色など、色とりどりの花が会場を華やかに彩ります。
また、12月には名取市立高舘小学校6年生の児童の皆さんと、本校草花部門の(当時)3年生が一緒に鉢替え作業を行い、交流を深めました。児童の皆さんとともに手入れしたサイネリアを、今回の卒業式にお届けします。
ご卒業を迎える皆さまの新たな門出を、心よりお祝い申し上げます。
なお、3月1日に本校で挙行された卒業証書授与式でも、生徒たちが栽培したサイネリアがステージを華やかに彩りました。草花専攻の生徒にとって、自分たちの育てた花で高校生活の締めくくりを迎えられることは、大きな喜びとなっています。