投稿日時: 03/27
hag-to
生物工学(植物バイオテクノロジー)部門では、異なる品種のイチゴを掛け合わせて、オリジナルのイチゴを作り出しています。今年度は、沿岸部でも栽培可能な「耐塩性」と、露地で夏も冬も栽培できる「四季成性」の2つの性質を持つイチゴの開発を目指し、研究を進めています。
本日は、人工交配の理論や方法について学ぶため、農業・園芸総合研究所を訪れました。農業・園芸総合研究所は、「もういっこ」を育成し、品種登録を行った研究所です。
実際にイチゴのハウスに入り、人工交配の理論や方法についてレクチャーを受けました。
袋がかけられているのは人工交配を行ったイチゴです。自家受粉を避けるために雄しべを取り除き、その後他の花粉が入らないように袋かけを行っています。ここから新品種が誕生していきます。
農業・園芸総合研究所野菜部イチゴチームの鈴木俊矢様、齋藤健志様、本日はありがとうございました。ここで学んだことを今後の研究に活かしていきたいと考えています。