農業科情報

農業科作物部門の代掻きスタート

投稿日時: 2023/05/02 yam-ma

代掻きとは稲を田植えするまえに土を柔らかくして、水田を均平にするために行うものです。

水田が均平ではないと、深いところでは稲が沈み、浅いところでは水が無くなるため生育が均一に進まず、収穫した米の品質等級が悪くなります。

代掻きでどれだけ水田を均平にするかが、今後のお米作りに大きく関わってきます。

今日は2,3年生が大型トラクター2台にのって、7500㎡の面積を代掻きしました。

女子でも楽々大型トラクターを運転することができます。

動いてしまえば、ハンドルをにぎって真っ直ぐ進むだけ。青空の中快適に代掻きをスタートしました。

トラクターの後ろに代掻きローター(ドライブハロー)を取り付けて6往復で2500㎡の面積の代掻きが完了します。

写真の通り、土はとろとろになり、田植えをしてもすぐに土が苗の根を覆い、植え付けることが可能です。

水を少なくすることで、藁も土の中に入り有機物をふんだんに含んだ、水田の均平ができあがりです。

水を張るとまるで大きい鏡のようでとても美しいです。この時期しか見えない鏡面仕上げを皆さんもご覧ください。

来週からは代掻きと田植えを同時進行で進めていきます。5月一杯は作物部門は勝負の月になります。

美味しいお米を作るために頑張ります。