農業科情報

「代かき」について(作物部門)

投稿日時: 2020/05/07 yam-ma

学校でもいよいよ田植えの準備として代掻き(しろかき)がはじまりました。代掻きは、田起こしが完了した田んぼに水を張って、土をさらに細かく砕き、丁寧にかき混ぜて、土の表面を平らにする作業です。代掻きには次のような目的・効果があります。

 

1. 田んぼの水漏れを防ぐ。

2. 土の表面を均して、苗がムラなく生育するようにする。

3. 苗を植えやすくし、苗の活着と発育を良くする。

4. 元肥(もとごえ)をムラなく混ぜ込む。

5. 藁や雑草を埋め込む。

6. 雑草の種を深く埋め込むことにより、雑草の発芽を抑える。

7. 有害ガスを抜き、有機物の腐熟を促進する。

 

 令和2年度産米として学校水田に田植え(苗の移植)が行われる時期となりました。収穫=新米が楽しみです。