投稿日時: 2021/01/06
kon-hi
12月の寒風吹きすさぶ中、3年生の畜産専攻生25名は、鶏の解体実習を行いました。
授業では、2名1組となり1羽ずつ鶏を解体しました。
解体の手順は、「 ① と殺 → ② 放血 → ③ 脱羽 → ④ 解体 」です。
生徒たちは、命を奪ってしまうことに抵抗と恐怖を感じながらも真剣に取り組みました。
中には、恐怖と残酷さで手を出せない生徒もいました。
解体では、筋肉の各部位を確認したり、内臓や生殖器の構造と名称などを記録しながら行うことができました。
とても残酷な内容と感じてしまうかもしれませんが、「命を奪って我々人間が生きていること」「我々人間の命を支える食料生産としての農業」についてより深く学ぶことができる授業でした。
後日、鶏肉は授業のためにと殺された命に感謝しながらおいしくいただきました。生徒たちからは、「食べ物は残さず食べるようにしたい。」という誓いともとれる感想が聞かれました。