投稿日時: 2021/10/18
kon-hi
東日本大震災では、県内外で多くの動物が犠牲になりました。本校でも牛や豚、鶏や馬など多くの動物が犠牲となりました。震災後10年を迎えるとのことで、宮城県獣医師会主催のもと、『東日本大震災十周年被災動物慰霊祭』が開催されました。
当日は、被災した遺族代表ということで、農業科畜産専攻3年の米谷和華さんが追悼の言葉を述べました。
会場は名取交響楽団の生演奏のもと、厳粛なムードに包まれて開催されました。
「大震災の記憶を後世に繋いでいきます。」「生き残った家畜の子孫『奇跡の牛』を大事に育てて行きます。」との言葉に会場内からはすすり泣く声も聞きかれました。大震災から10年経ったとはいえ、被災した皆さんの傷が癒えることは簡単なことではないと感じました。
亡くなった動物たちに謹んで、哀悼の意を表すとともに、ご冥福をお祈り致します。
なお、この式典の模様は、宮城県獣医師会のHPで公開されています。