投稿日時: 2021/05/14
kon-hi
牛の重要な餌となる牧草の収穫が終わりました。
今年は天候にも恵まれ、土壌改良の成果もあり豊作となりました。
牧草は、簡単に言えば『刈り取り→乾燥(反転)→梱包→ラッピング』という行程で調整します。
晴天の続いた日に、モアという機械で刈り取り、その後、乾きやすいように機械(テッター)で草をかき混ぜます。刈り取りから2~3日でかなり乾燥するので、梱包します。梱包しやすいように草を1列に集め、ロールベーラーという機械で梱包します。このままだと熱を持ち、品質が低下したり発火したりする可能性があるので、ビニールで包みます。この際に乳酸菌を添加するとより良質な乾草が調整できます。本校では、乳酸菌を添加し、嗜好性の高い良質な粗飼料生産に取り組んでいます。
【刈り取った草をヘイレーキで集めます】
【ロールベーラーで梱包します】
【ラッピングマシンでラップします】
粗飼料の生産・給与は、食糧自給率の向上だけではなく、SDGsの取り組みにも貢献します。
本校ではこれからも良質な自給粗飼料の栽培に取り組むとともに、良質の生乳生産や牛肉生産に取り組んでいきます。