9月2日に本校ライスセンターの教室にて、株式会社クボタさんによるＩＣＴを活用した農業の出前授業が行われました。

本講座では主に、クボタスマートアグリシステム（KSAS．ケーサス）を学びました。このシステムはインターネットのクラウド上に圃場の位置・作業進捗管理・作業記録・作物情報・施肥管理といった、これまで紙媒体で管理・記録していたのをパソコンやスマートホンで一括管理出来る優れものです。また、稲刈りを行いながら食味のデータや水分データなどの記録もコンバインから自動的にクラウド上に送信されまとめることもできます。

 これからの営農は大規模化が進むことが予想されます。その中で沢山の従業員が連携をとって、耕運・田植え・施肥・圃場管理・稲刈りなどの作業をスムーズに行うためには情報の共有が大切になると思います。このシステムを活用すれば圃場に出ていてもスマートホンを用いて他の方との連携がスムーズになり作業の効率化が図れます。

 農業にもＩＣＴの波が来ているのを実感できる講義となりました。