3月23日に、畜産専攻2年生の24名で、蔵王町にある『ゼルコバドリーム村上牧場』さんに視察研修でおじゃましました。
ゼルコバドリームさんには、3種類の牛舎があり学校には無い施設設備を見学することができました。飼育している品種もホルスタイン種のみではなく、ブラウンスイス種やジャージー種など多くの品種を飼育していました。
生徒達からは「牛にストレスを与えない飼育方法をしていてすごい。学校でも取り入れられないのだろうか。」や、「教科書でしか見たことがなかったけど、目がくりっとしていてかわいい。」「授業で勉強したのと実際に見たのでは全く違う。」等の感想が聞かれました。
【タイトール牛舎等で牧場長の佐々木さんから説明を受ける生徒】
また、6次産業化の取り組みということで、牧場に隣接した施設『ヨーグルト工房「Atreyu」』
さんを見学させていただきました。
搾乳して30分以内の搾りたて生乳を使っていること、生乳の良さを最大限に発揮させるため1年かけて探し求めた乳酸菌(ギリシャ生まれ)を使っていること、消費者目線で製造・販売にあたっていることなどを伺いました。
アトレイユさんの計らいで、3種類のベリーが添えられたヨーグルトを試食させていただきました。生徒達からは「おいしい」という感想はもちろん「とてもおいしい。今度はプライベートで来てみたい。」「酸味が少ないヨーグルトはとても食べやすい。」「もちっと濃厚で初めての食感。」等の感想が寄せられました。
アトレイユさんでは、ヨーグルトの他、ドリンクヨーグルトやソフトクリームも生産・販売しているそうです。また、最近はゴーダチーズの生産にも取り組んでいるとのこと。
6次産業化を実現している牧場の見学を通して、生徒達にとっては大変有意義で夢を与えていただけるような視察研修となりました。ありがとうございました。
【ヨーグルト工房「Atreyu」さんの店構え】 【おいしいヨーグルトを試食中です】
【試食して大満足の生徒達】 【牧場の番犬と仲良くなりました】