生活科情報

3年生活科 乾パンプロジェクト活動報告 ~1年間ご支援ありがとうございました~

投稿日時: 2022/03/24 hor-chi

 3年生活科課題研究(家庭班)チーム「JKの知恵袋」では,災害時に役立つ知識を多くの人に知ってもらうことを目標として活動を行ってきました。この1年間,たくさんの方々にご指導をいただきながら,何度も試行錯誤をかさね考案した乾パンアレンジレシピや,日頃から災害時に備えて備蓄してほしいものなどをまとめたパンフレットが,この度完成しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

  

 

 

 

 

 

 

 

  

 このパンフレットは,「なとりこどもファンド」の支援を受けて作成したものです。できあがったパンフレットは,名取市の幼稚園や小学校,中学校,公民館,宮城県内の高校に配布しました。卒業式の前日に仕分け作業を行い,名取市に届けました。お忙しい中,名取市長にお時間をいただき,直接お渡しすることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 3月1日(火)に,JKの知恵袋の5名は卒業しましたが,彼女たちの活動は,まだまだ終わりません。

 3月11日(金)鎮魂の日に本校で行われた防災教育で,全校生徒にパンフレットが配られ,いつ起こるかわからない災害に備えて,日頃から防災に関する知識を知ることや備えることの大切さを伝えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その翌日3月12日(土)名取市文化会館で,「なとりこどもファンド活動発表会」が行われました。当日参加した全員に,三立製菓株式会社からご提供いただいた乾パンとJKの知恵袋が作成したパンフレットが配られ,この1年間の活動の成果を発表しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私たちのこれまでの活動記録やパンフレットは,本校ホームページでいつでも見ることができるようにしました。また,ケーブルテレビに取材をしていただき,レシピ考案からパンフレット完成までの様子や私たちの思いを伝えていただきました。また,3月22日(火)河北新報朝刊にも私たちの活動を紹介していただき,より多くの方々に私たちのパンフレットを見ていただく機会ができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   昨年は,東日本大震災から10年という節目の年で,多くのメディアで当時のことを目にする機会があり,「私たちにも何かできないか」と思い始めたこの活動が,宮城学院女子大学の学生や先生方にご協力をいただき,なとりこどもファンドに参加させていただいたことで活動の幅が広がり,パンフレットを作成し配布することができました。コロナ禍ということもあり,当初予定していた出前授業などが行えなかったことが残念ではありましたが,多くの方々に支えられここまで活動できたことを嬉しく思います。この場をお借りして感謝申し上げます。

 災害はいつ起こるかわかりません。私たちが作成したこのパンフレットが,これからも多くの方々の目に触れ,みなさんの防災意識を高め,日頃の備えのお役に立つものとして活用されていくことを願っております。